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Fantasy |
― |
Horror |
★★★★★ |
Healing |
― |
Eroticism |
★★ |
Story(ひるこ)
上京して憧れの一人暮らしに胸ふくらませる女子大生の里見は、実家の親から、遠い親戚である岡田家に挨拶に行くよう強要される。そして、そこで中学生になったばかりの美少年春洋と出会うことになる。数日後、春洋は一度会ったきりの里見のアパートを訪ねてきて涙を流しながら泊めてほしいと懇願し、里見は弟ができたような気持ちもあって彼を受け入れるが、これが悪夢のはじまりだった・・・
13才の春洋という美少年の常軌を逸した行動、そして執拗に迫る魔の手。少年の存在が怖いというよりも、ごくごく平凡な女子大生の身に、何か得たいの知れない恐怖が這い上がってくるような感覚が不気味である。理由のない怖さ、精神の奇形性というのだろうか、病んだ現代を予測したかのような80年代の作品。
伊邪那岐神と伊邪那美神との間に誕生した最初の神であるが、
生まれたときから蛭のように体が萎えており
三年たっても立ち上がることができなかったので、二神は海原に流した。
海からの漂着物イコール海の恵みということで、水死体をエビスと呼ぶ地方がある。海の近くで暮らす者たちにとって、
蛭子神は海の恵みを与える神であり、 富を与える守護神として奉るようになった。
兵庫県の西宮神社では、蛭子が西宮の海岸に漂着し、
夷三郎として土地の人々に育てられ、後に夷三郎大明神、戎大神として奉られるようになったという伝説があり、商売繁盛の神とされている。
「蛭子」というタイトルは、精神の奇形性を表現しているのかもしれない。
「蛭子」扉絵の、女性が手にしている図
…について情報をお願いしておりましたところ、ひでかずさんから貴重な声が寄せられました。ひでかずさんの情報を元に調べた詳細はこちらをご覧ください。
ひでかずさん、どうもありがとうございました!