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(2001.7.1.)〜(2001.7.31.)


禁断症状 投稿者:青猫  投稿日: 7月 1日(日)06時18分42秒

葉月さん、みなさん、こんばんは〜。Oさんじゃないけど仕事でへろへろ。
でもこんなへろへろな時ほどこちらに遊びに来たくなっちゃう。困ったものです。

>素天堂さん
はじめまして〜。
「黒死館徘徊録」、実は最近こそっと覗いたんですよ♪
すごーい、すごーい、・・・と溜息ついてこそっと戻ってきてしまいました。(^^ゞ
確かこちらのリンクの「新青年趣味」から飛んだような。
私もここの掲示板は葉月さんはじめ、みなさまのお話が楽しくて、その誘惑に抗えずにいます。
暫く書き込まずにいると時々禁断症状が・・・。(笑)
危険です。でももう駄目ですね。お仲間ですね。よろしくお願いします。^^

>葉月さん
うわ〜、私のカバーする範囲なんてあちらこちら、かすめる程度でお恥ずかしいなり。
>私も青猫さんと好みが似ているな〜と思ってますよ(^o^)
光栄なお言葉。(照) 今後ともどうぞよろしく〜。
>ドロテア・タニング、レメディオス・バーロの画像がどこかで見れないかなぁと検索
わざわざ、ありがとうございます〜。 そうなんです、私も先日検索してみた時、みつけられなかったんです〜。
でもその後、ドロテア・タニングの絵、少しだけ見つかりました。
http://www.tfaoi.com/newsm1/n1m58.htm
どことなくフィニに通じるものも感じました。妖しい花弁の誘う世界、不可思議で曖昧な夢の論理そのままに映像化したような世界・・・もっと奥深く覗いてみたい誘惑。
>「夜想」のシュルレアリスム特集号には彼女たちの絵がたくさん載ってました。
そうなんですか! まだどこかで見つけられるかな? 探してみます。

・・・と思ったら、Oさん。
美しい貢物、眺めさせていただきました。
バーロも素敵ですね・・・。よいものを鑑賞してちょっと贅沢したような気分です。
こちらは、きれいに完結したガラス細工を見るよう。
Oさん、英国へ渡られるのですね。お仕事とはいえ、羨ましい。
ねこまたさんとの逢瀬、格調高い朝のやわらかい光と影。
いけない想像。ふふふ、失礼しました。御二人とも、お許しを。

>まいあさん
>ロープをぐるぐるとねじっていると、ニッポニテスみたいなねじれ方をしますよね。
ほ、ほんとだ〜。まいあさん、なんてスルドイんでしょ。案外、真相はそんなところにあったりして・・・?!
ねじれが繰り返されて、臨界点を超えたとき、一瞬にしてくるくると・・・。
でもそんな過剰さが末期的で、ちょっとニッポニテスの気持ちがわかったような気分です。

イギリスのこと 投稿者:ねこまた  投稿日: 7月 1日(日)23時14分16秒

みなさん今日は。イギリスは最近ようやく暖かい日が続いています。先日珍しくかんかん照りだったので、庭の雑草取りをして、物陰に隠れていたナメクジどもを白日の下に晒してやりました。もういるわいるわ、うじゃうじゃ。コンクリートの上にさらけてやると、逃げようとしてうにうにともがいていましたが、ほどなく干上がって死んでました。カタツムリさえも。ざまあみろ。
私が育てている花や野菜を食べ尽くすにっくき存在です。これを、ブラックバードやウタツグミが好んで食べてくれるのです。特にウタツグミは、カタツムリの殻を口にくわえて地面に叩き付けて割って食べます。あのコツコツいう音を聞くとせいせいします。

葉月さん、そのナメクジ屋敷ってどこにあるのでしょうか、怖いもの見たさで興味あります。(ウチだったりして・・・)

ただしOさん、今暖かいからと言って、こられた時にも暖かいという保証は全くありません。長袖は必ず最低一枚は持ってこられた方がいいと思います。気温20度程度なら、半そででも薄手の長袖でもいけるでしょう。
「今後4日の天気」を毎日更新してる天気のサイトはいかがでしょうか。
http://www.msn.co.uk/exredir.asp?STARTID=efsWeather_01&URL=http://www.onlineweather.com/v4/redirect/msn.html
これはケンブリッジですが、絵の下のReturn to city indexをクリックして現れたページのドロップダウンリストのどれかから町の名前を選ぶとその天気を見れます。
その他のイギリス情報は、ここのサイトがいいかも。記帳コーナーには口コミ情報が満載です。
http://plaza16.mbn.or.jp/~S_Muramoto/index.html
また私でわかることならメールください。

アンケートに答える(吸血鬼) 投稿者:素天堂  投稿日: 7月 2日(月)21時41分30秒

早々にご返事ありがとうございました。
皆様の仲間に入れていただく儀式として、アンケートにお答えすることにしました。
ただ、何しろ長いだけの映画好き、なのであまり気の利いたことは言えません。
吸血鬼といえば「処女の生き血」「怪人ノスフェラトゥ」←ムルナウとK.キンスキー両方。
もちろん、ヴァディムも自身アンソロジーを編んだことがあるくらいの吸血鬼マニアですから
「血と薔薇」もはずせません。アネット・ストロイベルグ(後に結婚してアネット・ヴァディムになるが、旦那がブリジット・バルドーと浮気して精神に異常をきたしたと思う)。
パロディーとして「ポランスキーの吸血鬼」この中で吸血鬼の血族たちの舞踏会のシーはシーンは舞踏シーンとしても、秀逸でした。それにしても、中欧の人たちの小国ながら文化の程度が高いのには東洋の貧しい島国にいていつも歯がみするばかり。シュヴァンクマイエルの「アリス」の凄味なんてほんとにぶっとびました。あー気持ち悪いでもまたみたい。
吸血鬼のことだけでだいぶ長くなってしまいました。ではまた。さようなら。
http://www5.ocn.ne.jp/~k594k/

怖かった夢。 投稿者:キヨウ  投稿日: 7月 3日(火)00時16分41秒

初めてお目にかかります。丸尾末広や山岸涼子ナドが好きで流れてまいりました、キヨウと申します。
とってもステキなサイトですねぇ。うっとりしてしまいます……。

ところで怖い夢ってたぶん誰でもよく見るんじゃないかと思うのですが、先日、こんな夢を見ました。
そこはわたしが幼少期を過ごした東京都K市の小さな神社でK神社と言って、年に3回ほどお祭りがありました。その時もちょうどお祭りの時期で、K神社のごく近くである私の家には御囃子も聞こえ始めました。
幼い頃のようにお祭りが始まる前から一日に何度も神社へ様子を見に行ったりはしないものの、やっぱり神社の様子は氣に成ります。少しは大人に成ったであろう私は、まだかまだかと出店の支度風景を眺める代わりに、着物の帯が無いことに苛立っていました。ごく淡い桜色の着物に引き締まった朱色の半襟を合わせて着付けをしたというのに、肝心の帯が浴衣用の反幅の帯しか見つからないのです。お祭りは3日しか無いのに。帯が見つからないまま終わってしまうかも知れない。わたしは母を軽く責めました。食卓には、祖母の作った料理が並んでいました。
結局浴衣に着替えてK神社へ入った時にはもう暗くなっていて、神楽の周りではキツネの面をつけた人々が踊りを踊っていました。白地に青のかすり模様の浴衣をからげたすそから見える足はどれも此れも細く、塗り物をしたかのように真っ白でした。神楽の上には、女の子たちが皆、紺地に赤いかすり模様の浴衣を着て、群がっていました。その群がった少女達の中心にはこれまた紺地に赤いかすり模様の浴衣を着た外国の女の子が、いわれの無いいじめを受けていました。最初は「かごめかごめ」のように周りを取り囲んで悪口をぶつけていたのが段々と度を増して聞くに堪えない言葉となり、遂には殴る蹴るの暴行も始まりました。神楽の上には太鼓などを持った老人も幾人かおりましたが、誰も止めようとはしませんでした。
あたりは既に真っ暗で、神楽の周りを取り囲むように立てられたたいまつの炎が恐るべき高さで煌煌と月も星も無い群青の空を照らしていました。

…たったそれだけの夢なのですが妙に生々しくて自分が育った場所なのに実際の光景とは全く違っていてすごく怖くて、夢の中の自分の悲鳴で目を覚ましたような気がします。
祖母の料理があったのをはっきり覚えているんですが祖母とは一緒に暮らしたことも食事を出してもらったことも無いので、なんだか自分が他人のような変な感触の夢でした。
http://www.kanazawa-bidai.ac.jp/~g0031016/

ありがとうございます(^^) 投稿者:葉月  投稿日: 7月 4日(水)01時08分34秒

皆さん、こんにちは〜書き込みありがとうございます(^^)
体調を崩しやすい季節、お仕事も忙しいでしょうが、くれぐれもお体大切に(^^)

Oさん>
すてきな貢物をありがとうございました(*^^*)ドロテア・タニングを扱っているサイトはほとんどないのですねぇ。エルンストの妻…ばかりではあんまりです。カミーユ・クローデルのような心境でもあったのでしょうか。
クローネンバーグで「シーバース」「ラビッド」あたりを挙げる人はあまりいないかもしれませんね(笑)確かに「スキャナーズ」以降の特殊効果はないけど妙にグロテスクで得体のしれない恐怖が感じられますね。「ステレオ」「クライム・オブ・フューチャー」はご覧になってますか?

ロンドンには2度行きましたが(超短期(^^;))どちらも冬だったのでお役には立てませんが、ねこまたさんが情報をくださってますね。いろいろな顔を持つ英国。私には音楽がらみの印象が強いのですが、ホームズに幽霊屋敷…Oさんならではのすてきなスポットを見つけてきてお話聞かせてくださいね(仕事でお忙しいかな〜)

素天堂さん>
書き込みありがとうございますm(^^)m
「黒死館徘徊録」すばらしいサイトですね(^o^)虫太郎作品はその美しくも畸形的な文体に近寄りがたいところがあって、実は黒死館と数作品しか読んでないのですが、素天堂さんのサイトに触発されて他の作品も読んでみようかなと思いました。またサイトのほう、ゆっくりのぞかせていただきますね(^^)
こちらへもいつでも遊びにいらしてくださいね(^^)/

それから吸血鬼映画!ありがとうございます。バディムの「血とバラ」大好きな作品です〜。幻想のシーンはかなりインパクトが強かったです。昔の深夜枠ではレズビアン・シーンがカットされていましたね〜。ポランスキーの「吸血鬼」は監督自身がおもしろい味を出していましたね。シャロン・テートのその後を思うとかなり怖い映画かもしれません…

「吸血鬼(ヴァンパイア)」という語がタイトルに使われるようになってから90年代までに、ナント1000以上の映画タイトルに「吸血鬼(ヴァンパイア)」という語が使われたといいます。B級でもマイナーでも面白い吸血鬼映画がありましたらゼヒ教えてくださいませ>All

青猫さん>
澁澤ファンの嗜好は似てくるのかもしれませんね〜(^^)青猫さんのおかげで知り得たサイトがたくさんあります。今後ともどうぞヨロシクm(^^)m

ねこまたさん>
イギリスのナメクジスペース、場所はおぽえてないんです(^^;)たいかクイズ番組でやっていたような。イギリスの面白いスポットがあればまた教えてくださいね(^^)

キヨウさん>
書き込みありがとうございますm(^^)m
「駄目人間解抱倶楽部」もすばらしいサイトですね。美大?の方々のHPということになるんでしょうか。またゆっくりと拝見させていただきます。
キヨウさんの夢、幻想的ですね!夢占い、心理学的にはいろいろとあるんでしょうけど、お祭りの夜、というシチュエーションはけっこう怖いかもしれませんね。いじめられていた外国の女の子の風貌はおぼえておいでですか?
またいつでも遊びにいらしてくださいね(^^)/

ヴァンピ好き 投稿者:O  投稿日: 7月 4日(水)03時04分12秒

葉月さん、みなさん、こんばんは。

素天堂 さん

はじめまして。
好きさ溢れるHP。感服します。
『黒死館殺人事件』読み返したくなりますね。

なんだか、いつも、そんなこと言っているような気もしますが
葉月さんのところに来ると宿題が増える一方です。

今日、香山滋の『魔婦の足跡』を買いました。
ちょっとおもしろそうです。
これ、扶桑社の「昭和ミステリ秘宝シリーズ」の一冊ですが、
最近、このシリーズやちくま文庫なんかで
壮んに掘り起こされている作品群がうれしいです。

吸血鬼映画は自分もすきです。概ね。
素天堂 さんが挙げられておられないもので挙げるなら
カール・T・ドライエルの『吸血鬼』
『カーミラ』ではないけれどもレ・ファニュが原作。
とても実験的ながら幻想味溢れる作品です。
クラシックだから、ちとタルく感じるかもわかりませんが。
それからロメロの『マーティン』も、どこか切ない作品でした。
カーペンターの『ヴァンパイア/最期の聖戦』は、ちょびっと楽しかった。
ウィアード映画館で上映済みですね。
自分が見たい吸血鬼映画は、
ロバート・シオドマクの『夜の悪魔(ドラキュラの息子)』
ロン・チェニー・ジュニアが吸血鬼を演じているそうです。
TVでやったらしいのですが見逃しています。

青猫 さん

贅沢していただけて、うれしいです。
貢ぎ甲斐があるというものです。
妖しい花弁とガラス細工。こわれやすそうなしぶとそうな。

画集で見ることの善し悪しは置いて。
シュルレアリスムまわりの画集でおすすめはありますか?
昔、「骰子の7の目叢書」の邦訳シリーズありましたよね。
web 上にあるとよいのに。まあ、権利とか、いろいろでしょうが。
見られてこそ花弁も開くというものです。たぶん。

ねこまた さん

どうも、ありがとうございます!助かります。
長袖情報は、早速、仕事仲間にも伝えます。

招き猫は、是非見たいですね。
あと、テレタビーズに逢えるとよいな。
あのほっぺたというか口まわりを、ぎゅっとしたいです。
取り敢えずシリーウォークの練習をしなければ。

キヨウさん

はじめまして。
御囃子は、ときどき、不安を掻きたてますよね。
お祖母様の料理は、何だったのでしょうね。

ところで、怖い夢の中の時間は、のんびり過ぎませんか。
長く感じるということではなくて、なんだかスローモーション。

葉月さん

『ステレオ』『クライム・オブ・フューチャー』ともに見ました。
良くも悪くも習作な印象を持ったのですが、
クローネン汁はばっちり入っていましたね。
クローネン汁は、『ヴィデオドローム』くらいまでが丁度かしら。
それ以降は、少々煮つまり過ぎかな。と。
ところで、『ラビット』もある種、吸血鬼映画ですかね?

ロンドンは、ひみつなところへ行ってみたいのですが。むう。

「すばる」のアメリカ文学特集に
パット・カリフィアの『ヴァンパイア』が訳出されています。
いま、読んでいる途中。
一応、ヴァンパイアとビアンつながりということで。

はじめまして 投稿者:銀  投稿日: 7月 4日(水)05時47分01秒

はじめてお邪魔します。
僕好みのHPで嬉しくなってあちらこちら読んでまわりました。
高橋葉介も取り上げてあって嬉しかったです。
最近昔の熱が復活して、いろんなサイトをまわり始めたところだったのです。
僕が一番好きなのは、マンガ少年版の魔実也です。
女性は怪奇編がお好きな方が多いのかな?

ところで、あの夢幻紳士のコーナーのイラストはある高橋葉介ファンサイトで見かけたものですが、
転載許可は得てらっしゃるんですよね?
あのイラストを貰っている人のHPにもあげた人のHPにもリンクがなかったので
少々気になったのでした。もし許可済みでしたら申し訳ありません。

度々すいません 投稿者:銀  投稿日: 7月 4日(水)23時31分24秒

こんばんは。
葉月さま、丁寧なメールでご説明頂きどうもありがとうございました。

ありがとうございました 投稿者:静代  投稿日: 7月 6日(金)20時11分13秒

葉月さん,みなさん,こんばんは.しばらく来ない間に新しい方が増えて,ますますパワーアップしているようですね.やはり夏に向けて怖い話は盛り上がるのでしょうか?私が本屋さんで働いていたときも,夏には恐怖小説とSFがよく売れてました.

>葉月さん.優しいお言葉ありがとうございます.そうですか.お気に入りとオフラインはそんなふうに使うんですね.知りませんでした.本当にレベルが低くて・・・

>怖い童話特集.ぜひお願いします.私は子供の頃「ファーブル昆虫記」とか読んでいて,あまり知らないんです.ブックガイドにしたいです.

明日は晴れますように 投稿者:O  投稿日: 7月 7日(土)00時02分30秒

で、涼しくもありますように。

葉月さん、みなさん、こんばんは。
暑いですね。干上がっています。

以前、お話に出ていた
岩井志麻子の津山事件の本が並んでいました。
今日は買いませんでしたが、いずれ。

静代さん

『ファーブル昆虫記』はおもしろいですよね。
自分は卒論が大杉栄だったのですが、
大杉栄が翻訳していましたよね。
残念ながら、その版は読んだことがないのですが。

自分も、怖い童話は、ぜひ、お願いしたいですね。
怖いとは、ちょっと違うけれども
小川未明の『火を点ず』。
だれかが取り上げていたけれども、好きな作品です。

明日は七夕。
いけずな神様。
あまり天気はよくないようですね。
みなさま、よい週末を。

あれが精一杯です 投稿者:素天堂  投稿日: 7月 7日(土)00時37分51秒

Oさま、葉月さま ありがとうございました。
吸血鬼映画についてはあれが精一杯でした。もう書けません。さらなる情報ありがとうございました。ドライエルは大昔「裁かるるジャンヌ」を見たくらいです。広く浅くが素天堂なので少し突っ込まれるとすぐぼろがでます。じつは今日は皆さんに聞いて頂きたかったことがあります。
山岸凉子さんの「メタモルフォシス伝」のことです。「花ゆめ」の増刊号で読んだとき、ラストでの蘇我君のローマ字コメントを読んで「あ、これはテオレマだ。」と思ったのです。
四角張った大人とそれに反発しながら結局大人の世界に入っていかざるを得ない受験生たちに、あたえられた一陣の風。それを浴びた主人公たちが自分たちのあるべき世界に目覚める。こんなストーリーだったと思います。晩年のパゾリーニは奇妙なエロスの迷宮に迷い込んでとうとう出てこられなくなってしまいましたが、初期の作品はもっと寓話的な世界を描いていたように思うのです。
そのもっとも最良の部分が私は「テオレマ」だったと思っています。金にしか興味のない父親が全裸で砂漠をさまようシーンや、愚鈍だが純粋な女中が、昇天するシーンが忘れられません。娘役のアンヌ・ヴィアゼムスキーは今でも好きです。
それらの現象を引き起こすメディウムとしてテレンス・スタンプがあの実に現実感の希薄な(この場合はほめ言葉です)存在を見事にやってのけておりました。あれこそ、蘇我君だったのではありませんか?大昔の映画で記憶違いがあるかもしれませんがずっと思いこんでいましたので、書かせていただきました。

超恐い心霊写真 投稿者:佐浦まいあ  投稿日: 7月 7日(土)10時14分07秒

カメラや写真が好きな方なのに、これまで一度も撮ったことがないのが「心霊写真」。
もちろん、ちゃんとした心霊写真を「生で」見たこともありません。
しかし、大好きなんですよね、テレビでやっているのを見るのが。(^^ゞ

フジテレビの「アンビリーバボー」では不定期に心霊写真を見せてくれているので
必ず見ているんですが、最近は立原さんという女性の霊能者の方を連れてきて
解説してくれるんですが、「霊」に対する真摯な姿勢に好感が持てちゃいます。
いたずらに恐がらせないのがいいです。

それに引き換えというか、なんとも不愉快にさせてくれるのが
TBSの「オフレコ」でした。
今週、「アンビリ」と同じような構成で心霊写真を公開していましたが
「霊的」な解説いっさいなし!
番組の姿勢に「霊的なもの」に対する畏敬の念や真摯な態度が
まったく感じられないのですよ。
「トイレの花子さん」に関するレポートもおざなり。
都市伝説や民俗学的な視点、子供の精神世界に対する洞察も皆無。
あんな態度をとっていると、そのうちにとんでもないしっぺ返しが来るぞ、
とか思ってしまうのですが…。(いろんな意味で)

しかし、前回の「アンビリ」の心霊写真はかなりキツかったです。
私は俗に言う霊感というものが強いわけではありませんが
寒気がしました。(^_^;)
蒸し暑い夜だったのですが、あの30分は暑いのを忘れちゃいましたねー。
昔の人は、恐い話をして、恐怖に精神を集中させることによって
暑さを忘れていたのかもしれない、と実感しちゃいました。

最近の「わたしの怖い」でした。

http://www.cameraguild.co.jp/maia/

七月七日に 投稿者:葉月  投稿日: 7月 7日(土)16時37分30秒

皆さん、こんにちは〜(^^)
今日は七月七日ですね。七夕というより大島弓子さんの作品を思い浮かべてしまいます。
Oさん>
>>扶桑社の「昭和ミステリ秘宝シリーズ」の一冊
これは香山滋作品で1冊にまとまっているのですか?新刊ですか?ちくまからも出ているのですか?新しい情報には疎いので(^^;)よかったら教えてくださ〜いm(_ _)m
香山滋作品集は復刻本と(読みにくい(^^;))出版芸術社のアンソロジー、そして教養文庫の2冊しか持ってないのです。教養文庫の残りの1冊「ソロモンの桃」を探しているんですがなかなか見つからないです(;-;)個人的に、小栗も夢野も久生も牧逸馬(レアなんでしょうか、古書店で1000円しました)も教養文庫バージョンが大好きです。シンプルな背表紙、内容に即した装丁で。

「ヴァンパイア/最期の聖戦」の魔鬼はカッコよかったな〜。ゴシックな吸血鬼映画もいいけど、たまにはこういうのもいいですね(^^)
「ステレオ」「クライム・オブ〜」どちらも!ビデオとか出てないですよね。どこでご覧になられたのですか?「ヴィデオドローム」(最後の聖戦のジェームズ・ウッズですね)と「デッド・ゾーン」の間に確かに転機があったような気もします。「デッド・ゾーン」はけっこう女性に人気が高いようですね。クリストファー・ウォーケンがこの映画の中で講義していたスリーピー・ホロウ伝説がティム・バートンの映画で甦ったよ〜とウチノリカさんにお聞きして「スリーピー・ホロウ」を見たのですが、好みの映像でした(^^)クローネンバーグからつながっているんだと思ってみると余計にね(^^)

銀さん、書き込みありがとうございますm(^^)m
先日はメールで失礼しましたm(_ _)m

>>僕が一番好きなのは、マンガ少年版の魔実也です。

「夢幻紳士」では私もそうです。描線も初期の頃の叙情的な美しさが感じられますよね。一番好きな葉介作品はごく初期の「荒野」「墓堀サム」あたりなんです。ちょっとブラッドベリを連想させるような短編をよく描いておられて、「マンガ少年」を買うのが楽しみでした(^^)もちろん、ブラックなユーモア、エロはあまり感じられないけど、グロ・ナンセンスな部分ももちろん好きですが。

静代さん>
>>やはり夏に向けて怖い話は盛り上がるのでしょうか?

夏の風物詩かもしれませんね〜。怪談話で精神的に涼をとりいれるのは、佐浦まいあさんも書いておられますけど、環境にもやさしくていいかも。精神的エネルギーは要りますが(^^;)静代さんも怖い話を仕入れてどんどん書いてくださいねm(^^)m

怖い童話特集…はい、昨今のホントは怖いグリム童話的な切り口ではなくて(あれはコジツケすぎだという気が(^^;))、物語そのもの、描写そのものが怖い作品を挙げたいですね。皆さんもこれは!という作品がありましたら教えてくださいませm(^^)m

素天堂さん>
「メタモルフォシス伝」=「テオレマ」説!興味深いですね!どちらも好きな作品です。素天堂さんの書き込みを読んで、どちらも後に一種のカタルシスを感じたような記憶がよみがえってきました。階級も受験も、ボーダラインにしがみついていると全体がみえていないんだけど、そこに不思議な、素天堂さんのおっしゃる現実感の希薄な、新参者が現れて既成の概念をとりはらう…という性も階級も成績も超越したボーダレスな感覚。テレンス・スタンプ、蘇我要くんというキャラクターの魅力によるところが大きいのでしょう。「テオレマ」は、素天堂さんの書いておられた描写はモチロン、一種のノイズをとりいれたサウンドの妙にも深く感動したものです。パゾリーニと山岸凉子。神話を題材とした作品が多いという共通点もありますね。興味深い見解をありがとうございました(^^)

まいあさん>
「アンビリーバボー」「オフレコ」ともに見たことないのですが(ホントに新しいものに疎くて申し訳ない(^^;))、「USO」なら見たことあります。(アニメの続きで流れているだけですが(笑))心霊写真、興味ありますね!画面を通してでも怖い感じって伝わってきますか?まいあさんが寒気を感じたと言うその写真、どういうものだったのでしょうか?人の顔が写っているというものですか?
私が画面越しでも怖いなぁと感じたのは、何度もオンエアされてますが、掛け軸のさらし首の目が開いたというもの。開いたかどうか実際のところはわからないけど、掛け軸そのものに何か惹かれます。幽霊の掛け軸なんてのも怖いですね。怖い絵を描けるというのは素晴らしいと思います。「アンビリーバボー」という番組、今度見てみますね(^^)

怖い童話 投稿者:佐浦まいあ  投稿日: 7月 7日(土)21時11分17秒

と言われて、グリム以外を考えていたんですが
ひとつだけ思い出したものがあります。
ただし、『消えた2ページ』というタイトル以外、詳しい内容とか憶えていないのです。
ほとんど、探索本になってしまいそう…。
小学校の図書室にあったもので、その頃2回ほど読んだ覚えがあるので
(それでも忘れてしまった内容・・・)よほど、面白かったのだと思います。
とにかく、挿絵が怖かった!のです。
絵本とお話の中間くらいの形態で、いわゆる児童文学のファンタジーになるのだと思いますが
テーマは「自分探し」のようなものだったような気がします。
ある日突然、自分の居場所というか、アイデンティティがなくなる、と言うような
お話だったかな…。
何しろ、著者名を憶えていないので、探しようもないのです。
本の形態は、縦の短いA4版の変形だったような…。
もし、ご存じの方がいらっしゃったら、詳しいことが知りたいくらいです。
すみません、こんなので…。
自分でもちょっと、探してみます。

「アンビリバボー」の心霊写真ですが
居酒屋のカウンターを撮ったもの(ほんとうは宴会を撮ったものなのに、人が誰も写っていない)
に、歪んだ女の人の顔が、大写しになっているものでした。
しかし、写真はそれ1枚ではなく、連続したもう一枚をつなげてみると
開いた口から絶叫が聞こえてきそうな、恐ろしい悶絶の表情が浮かび上がるのです。
(ひとりで書き込んでいるので、コワいっす)
とにかく、でかい顔!オレンジ色でした。(赤い色ほど危険なんだそうです。霊的に)
霊能者の立原さんによると、ものすごい念を持った怨霊だそうで、
もう、なにがなんだかわからないくらい、恨みの念を持っているとか。
なんとなく、霊感の強い人というか、霊を呼び寄せやすい人のところに
出てくるんですって。(コワ〜)
お払いして、燃やしてしまいなさい、というのが
立原さんからの処分のアドバイスでした。

「USO」って、滝沢くんとかが出てるやつですよね。
ジャニーズのみんなはけっこう真面目にやってるみたいなのですが
やっぱ、踏み込みは甘いですな。(笑)
シャレになってないのが爆笑問題の出てる「コレマジ?!」。
滑った時のためのいいわけとして、爆問をホストにしているようにしか見えません。
って、キワモノ番組を真面目にコメントしている私っていったい…。(T_T)

あと、心霊写真を科学的なアプローチで解明しようとしていた番組に
「特命リサーチ200X」があります。
「口裂け女」の発祥の謎を追った詳細なレポートは、ナルホドと納得させられました。
「木曜スペシャル」の日テレだけのことはありますな!

「消えた2ページ」 投稿者:佐浦まいあ  投稿日: 7月 7日(土)21時34分35秒

検索したら出てきました。
寺村輝夫さんの「王さまシリーズ」のひとつでした…。
フォア文庫から出ているみたいです。

http://www.syugo.com/germinal/review/0025.html
こちらのページに、詳しいあらすじと丁寧な書評が載ってました。
もう一度、読み返さなければ…。
http://www.cameraguild.co.jp/maia/

心霊生写真 投稿者:Q兄  投稿日: 7月 8日(日)00時47分05秒

子供の頃に家族でお墓参りにいった一枚に写ってました。
まだ赤ん坊だった妹を抱いた親父の左上に人の顔がはっきりと…
でも生写真を見ても全然怖いと感じないのです…ご先祖さまなのでしょうか???

友達のもっていた心霊生写真?は高尾山のもの
スナップ写真の風景の中、とても人の立てない場所にいたそうです
それもスーパーマン風の姿をした小人たちが両手を腰にあて横一列にずらっと…
実際に目にすることはできなかったのですが、今でもすごく気になってます(笑)
本人も言ってましたが これも全然怖くなさそう…というか笑っちゃいそうです

佐浦まいあさんご説明の「アンビリバボー」心霊写真!
これは実際に見なくても読んでるだけでメチャ怖いです。鳥肌たちました
その居酒屋さんって 何処なのでしょう?絶〜〜〜〜対 行きたくないぞ〜〜〜

暑苦しいのと寒気、小心者の私は暑苦しい方が良かったりします。。。
http://www5.plala.or.jp/OBA9ANI/sideshow/index.html

(無題) 投稿者:O  投稿日: 7月 9日(月)03時41分21秒

素天堂さん

『メタモルフォシス伝』を読んだことがないのでわかりませんが
『テオレマ』は、もしくはパゾリーニ映画は、自分には、
大脳辺縁系の微妙な隙に、ぴこぴこ、潜り込む手の映画です。
と。また宿題。『メタモルフォシス伝』、今度読んでみます。
アンヌ・ヴィアゼムスキーの出ている映画は割合みんな好きなのですが
『バルタザールどこへ行く』が一等好き。

佐浦まいあ さん

心霊写真の連続写真はすごいですね。
自分は霊感はないようですが、
一体、霊が見えるとか感じるとかいうことはどんな感覚なのでしょうね。
たとえば、普通になにかが見えるのとは違って、
霊の彼らの感情や想いそのものが伝わってきたりするのかしら。
とてもハードな毎日を想像してしまいます。

霊は、デジカメにも映るのかしら。

『消えた2ページ』は、くらくら、深そうですね。読みたいです。

葉月さん

自分も教養文庫に洗礼を受けたくちです。
挙げてらっしゃるのももちろん。山田風太郎とかもね。
最近、なにかで読んで知ったのですが
澁澤龍彦は、晩年、小説を多く書き出したころ、
山田風太郎の明治ものを目標にしていたらしいですね。
明治ものの『幻燈辻馬車』は大好きな作品です。映画にしたいです。

『魔婦の足跡』は香山滋の中篇二本が入っています。

「愛してよ、そうすればいつだって、先生の忠実な女奴隷になれるわ!」
魔性の娘・未知子に翻弄される童話作家・相良直樹。
狂熱のエロティック・サスペンス、初の文庫化!

帯には、そうあります。新刊です。
扶桑社の「昭和ミステリ秘宝シリーズ」は割合レアな作品やおまけを付したシリーズで
横溝正史『真珠郎』都筑道夫『なめくじに聞いてみろ』戸川昌子『火の接吻』
小栗虫太郎『失楽園殺人事件』『二十世紀鉄仮面』福永武彦『加田伶太郎全集』
と、いまのところのラインナップです。
ちくま文庫は「怪奇探偵小説傑作選」という1タイトル1作家のシリーズで、
最近刊は、海野十三だったかしら。たぶん。
なんとなく微妙に、流行っているのかもわかりません。

『ソロモンの桃』、見かけたら報告します。

『ステレオ』と『クライム・オブ・フューチャー』は、
特集上映で劇場にかかったこともありましたが、ビデオも出ていました。
どうなんでしょうか。
これからDVDなんかが盛り上がった勢いでDVD化されるとよいですね。
『デッド・ゾーン』の中のスリーピー・ホロウは、すっかり忘れています。
『野獣死すべし』のリップ・ヴァン・ウィンクルは憶えていますが。
ちょっと旧聞かしら。
ファットボーイ・スリムのPVはご覧になりましたか。
クリストファー・ウォーケン大活躍の巻です。

Q兄 さん

スーパーマンの小人たちは、心霊じゃないかもわかりませんね。
なんか地球を守っていたりするかも。自分らが眠っているあいだに。
気になりますね。


はじめまして 投稿者:樋口ヒロユキ  投稿日: 7月 9日(月)07時54分18秒

はじめまして、樋口ヒロユキと申します。
ちょっとイベントの告知をさせてください。
(不適切であれば削除お願いします)。

●イベント「秘密結社をつくろう」
8月13日(月)19:30〜
バー「RAIN DOGS」
大阪市北区神山町8-18(06-6311-1007)
参加費:各自飲み代のみ

このたび私、「少女椿団」なる秘密結社を発足させます。
フリーメーソン、イリュミナティ、薔薇十字団にテンプル騎士団。
近代史の裏側を担ってきた秘密結社ですが、
21世紀の初頭、その新たなる可能性はありやなしや。
地下室の想像力、復活なるか!?

http://www.yo.rim.or.jp/~hgcymnk/index.html

魔女狩り 投稿者:静代  投稿日: 7月 9日(月)21時00分01秒

 みなさん,こんばんは.ちょっと遅れたニュースですが,アフリカで大規模な魔女狩りが行なわれたらしいですね.約400人がリンチによって虐殺され,約90人が逮捕されたそうです.魔女といっても,男性も含まれるようですが.私の見る限りではあまりニュースで取り上げれてないので,そのこともびっくりです.とりあげようにも,映像も資料もないからでしょうけど.最近「ベルセルク」のなかで魔女狩りがでてきて,あまりにたくさんの人がパニックをおこして死んでしまうので,ちょっと死にすぎと思ったのですが,現実はもっとびっくりです.以前,NHKでアフリカの民族虐殺のドキュメンタリーがあって,ラジオの政治的なアジテーションにあおられた民衆が何百人もの他民族を殺して,何百人も捕まってました.刑務所はもちろんぎゅうぎゅうづめで,無実を訴える人も多いのですが,裁判をするひまもありません.村には女子供しか残ってなくて,食事の差し入れに刑務所に行ってました.こういう民族抗争の歴史のなかで,たぶん魔女狩りも行なわれたのではないかと思うのですが,魔術が有効な力を持つ共同体でのパニックは本当に恐ろしいです.というか,あらゆる共同体もそれを支える幻想の部分をつつけば,簡単にパニックをおこすのかもしれません.そういったものに飲み込まれないためには,個人としての想像力をせっせと養うしかないような気がします.想像力を養うには,怖い小説,怖い話はとても有効で,このホームページはとっても栄養満点です.しかし,あまりに魅惑的なものが多すぎて,現在は読んでないものをリストアップするのに精一杯です.とほほほ・・・

葉月さん
「残酷な童話」というと,坂口安吾の「文学のふるさと」というエッセイをおもいだします.そういった童話の持つ「美しさ」とモラルから突き放されたような「せつなさ」こそが「文学のふるさと」だ,というのをよんで,ただ残酷さを求めているのではなくて,せつなさを私は求めてるんだと思いました.「桜の森の」や「夜長姫と耳男」もそういう童話ですよね.

Oさん 
虫の話ばかりですみません.「昆虫記」のなかに出てくる恐ろしい「トックリバチ」の巣がうちの裏庭にあったときは本当にたまげました.土で作られた徳利のかたちの巣を何も知らずに壊したとき,中の幼虫ちゃんや餌となるマヒした芋虫ちゃんがわっと出てきて,はじめて「トックリバチ!」と気づきました.大杉栄訳の「昆虫記」が一番良いという噂をきいてますが,いつか読んでみたいです.といっても,手に入らないんでしょうか?

夏ですね〜 投稿者:青猫  投稿日: 7月11日(水)06時56分57秒

>まいあさん
まいあさんの文章の怖さに魅せられて、怖いもの見たさに、ついつい行ってしまいましました。。。>「アンビリバボー」のHP
そして・・・( ̄□ ̄; 
いかんですね、興味本位。思い切り後悔しました。(TT)
それを映し出してしまった我がPCの画面にまで怨念が増殖、波及しそう。(う、それじゃあ貞子ですか)
あ、あとで履歴消しとこうかな・・・。

子どもの頃、夏休みの午後に、誰もいない家の中で一人で「あなたの知らない世界」を見た日には
夜になってから思い出して後悔するのでありました。
大人になってもあんまり進歩してない自分。^^;

ところで。友人の働いている小学校で、七夕の日に地域の子供会のお泊り会があったんです。お化け屋敷(肝試し)もあって、関係ない私も遊びにいったんですけど、なかなか面白かったです。小さい子どもって真っ暗闇とか、チ〜ン、ガサガサ、とかの音や、ぱっと触られたりの体感的な刺激の方に反応するんですね。
でも私が怖かったのは、後片付け手伝ってた最後に階段脇の扉を開いたら、その先に遥か遠くまでずっと続く長い廊下。月の光が射して、床に落ちた窓の光と影が規則正しくどこまでも並んでいるのが(合わせ鏡がどこまでも続くのを連想させる)ある意味とてもきれいなんだけど、この世のものとも思われないその風情に、すーっと背筋が寒くなりました。で、そのこと友人に言ったら、そういうのが怖いのはある程度大きくなってからだそうで。想像力、イマジネーションの世界が豊かになって感じる恐怖とか。
私はその後、花火大会見てさっさと帰ったんですが、さっき友人が電話で、「あの後、寝たら即効で金縛りにあってさ〜」と言う。なんでも、そこは実は出る、という噂があって、職員はみんな知ってることとか。学校の怪談って、あまり信用してなかったんだけど、何気なく、身近であっさり言われちゃうと、やっぱりそいうものかも、とか思っちゃいました。

>静代さん
>「桜の森の」や「夜長姫と耳男」
好きです。いいですよねぇ、なんともいえず。
>ただ残酷さを求めているのではなくて,せつなさを私は求めてるんだ
というのも、なんか分かります。^^
自分はなんだろう、、、あまり考えたことないのですけど、残酷さでないのは確かなんだけど。
一貫性がありそうで無さそうな自分の好きなものを並べて考えてみると、魂の奥深いところを揺らす何ものかを、求めているのかな、と思ってみたり。

>Oさん
>シュルレアリスムまわりの画集
う〜ん、実は画集ってあまり持ってなかったりします。(高価だし^^;)
お勧めというか、数少ないmy画集は、多分よく見かけるシリーズものです。
デルヴォーは、集英社の[現代世界の美術] (ART GALLERY 19 DELVAUX)です。
フィニは、ソフトカバーの、「講談社版 現代美術」8というやつです。
そういえば、このシリーズのバルテュスが出たら欲しいかもとか思ってたのに、忘れてた。
あとシュルレアリスムまわりというと、、、う〜ん?
友人の持ってるベルメールの写真集は洋書だったかな・・・。
あ、キャリントン、タニングのお勧めがあったらぜひ教えてください〜。
>昔、「骰子の7の目叢書」の邦訳シリーズありましたよね。
あ、澁澤も執筆(翻訳?)してたやつでしょうか?
Oさん、ひょっとしてお持ちになってたりします? 
見たことないんですが、ゾンネンシュターンとかスワンベルク(スワーンベリ)とか、ベルメールとか、澁澤好みの錚々たるアーティストたちのシリーズでしたっけ・・・?
・・・ホント、こちらに来ると、気になる魅惑のものたちがあふれてて困ります(笑)。

梅雨明けしたのかな〜 投稿者:佐浦まいあ  投稿日: 7月11日(水)10時17分15秒

>青猫さん
私も行ってみました。「アンビリバボー」のHP。
…載ってましたね。(T0T)
改めて見てみても、やっぱり怖かったっス。(^_^;)

ところで、私が実体験したお話をここでさせていただいてもよろしいでしょうか。
私は視覚的な霊体験は、それらしいのが一度きりなのですが
「声」というのが2度、あります。
ひとつは、そりゃ、もう、今思い出しても怖いんですが
葉月さんにこの場をお借りしてもよいのなら、書き込ませていただきます。
ひとときの涼を呼べば幸いかと…。

「消えた2ページ」近所の本屋にありました。
理論社の「フォア文庫」という新書サイズの子供向け文庫なので、
私が読んだ絵本スタイルとはかなり雰囲気が変わってしまっていますが
挿絵の方も変わっていないような気がします。
今度買って、読み直してみることにします。

紫外線こわい 投稿者:ウチノリカ  投稿日: 7月11日(水)20時52分18秒

葉月さん、ウイアードの皆さん、こんにちは。

こちらに紹介されてる本や絵など門外漢ゆえ知らないものばかりですが、のぞきにいくと面白い絵がいっぱい。ちゃんと画集で見たくなりますね。
こないだは人形アニメ好きの友だちから、からくりミュージアム『キャバレー・メカニカル・シアター』のビデオを見せてもらいました。なんの役にも立たないかもしれないけど、ニヤリとさせてくれるモノものたち。こういうの大好きなんですよね。高度な工作技術を持った人たちが集まってできたワークショップみたいなもんかな。プロダクト能力のある人って、自分に素養が皆無だけにとっても尊敬しちゃいます。

静代さん
ちょっと前の話題ですみません。後楽園遊園地の楳図かずおのお化け屋敷ネタ、実は私も行ったことないんです。楳図オフで行った人の話では、思わず悲鳴をあげるぐらい怖かったらしい。ほんとかな〜?
でもたしか終わってしまったはず。いちおう調べたら今年の5月7日でアトラクション営業終了とありました。うーんちょっと残念かも。
Googleとかで「楳図かずお」「お化け屋敷」で検索すると、けっこう写真つきのサイトがヒットするので、雰囲気はわかるかもしれません。いぜん『CONIC GON』で恐怖というトラウマ特集に、そのお化け屋敷「安土家の祟り」が紹介されてました。かなり精巧な人形がひしめいていて、なかでも楳図先生その人が怖かったように記憶します (^-^)。
アフリカの魔女狩り虐殺のニュース知らなかったです。よく言われますが、フィクションより現実のほうが惨いことがいっぱいだ〜!

Oさん
お仕事とはいえ、イギリス行きうらやましいです。葉月さんのお友だちでもあるねこまたさんと会うことができたら、国境を越えたオフ会になるのにね。
ファットボーイ・スリムのMTVは少しだけ見ました。クリストファー・ウォーケンがタップダンスやってるやつですよね。意外ですが彼、もともとダンスやってたとか。

佐浦まいあさん、Q兄さんの話で思い出すことがひとつ。
実は私も一回だけ心霊写真らしき経験があります。いぜん母と盛岡方面の石川啄木の生家だったかに寄ったときの写真に、ちっちゃい顔のようなものが浮かんでおりました。自分の頭の上あたりにポコンとそのようなものを見つけたときは、これはゴミかふすまの汚れに違いないと思い込もうとしました。ちょっと山岸凉子さんのお兄さんみたいな反応ですが(^^)。何人かに見せても、それが心霊写真なのかどうか否定も肯定もされず、実際どうなのか決めかねております。でも表情がおっとりしてるし悪い霊じゃないよと慰められたし、まいっか〜とどこかにうっちゃったままなのはやはり性格か・・ (^.^;

素天堂さんの、『テオレマ』のテレンス・スタンプ=『メタモルフォシス伝』蘇我要説は、まるっきり考えたこともなかったけど妙に納得してしまいました(^^)。
ではでは。

テオレマ・メタモルもう一度 投稿者:素天堂  投稿日: 7月11日(水)22時19分57秒

Weird Closetのみなさまへ
いつもありがとうございます。おそるおそるの書き込みに対してのたくさんの、暖かい反響ありがとうございます。
じつは、問題提起の責任上「テオレマ」のヴィデオを見直して、さらに会社の近所の本屋さんで秋田漫画文庫に入っていた「メタモルフォシス伝」読み返してみました。かえって今読む方が「メタモル・・」の内容が納得できました。今の時代、鬼はいても天使はどこへ行ったのでしょう。
日本の高等学校という特殊な環境に「汎性欲的」な天使というさらに特殊な存在を代入して環境変化の経緯をたどるという大業(おおわざ)はやっぱり、人間心理のはざまの地獄にさとい、いかにも山岸さんの作品らしい仕上がりでした。そこから「天人唐草」や「ハーピー」さらには、「日出づる処の天子」へと進む山岸さんの世界の入り口だったのでしょうか。いくら怖い話でも、それ以前の「ゆうれい談」よりは奥が深くなっていますよね。
で、テオレマ再見の感想。やっぱりシルヴァーナ・マンガーノの扱いがぞんざいで印象が薄いわけがわかりました。監督さんには女心が読めなかったのでしょうね。アントニオーニみたいにスケベでなくともいいから、少なくとも、ヴィスコンティくらいは表面だけでも大事にしてあげればいいのに。では、言いたいことだけ言って帰る素天堂でした。

怖い楳図マンガ! 投稿者:葉月  投稿日: 7月16日(月)15時38分37秒

皆さん、こんにちは〜(^^)
楳図かずお世界を愛するウメカニストのウチノリカさんが、怖い楳図マンガをセレクトしてくださいました!読み応えのあるコメントと、リカさんによって描かれた楳図イラストの数々もお楽しみくださいませ(^o^)「わたしは真悟」のページもあるよ〜(URLは下です)

さてレスが大幅に遅れてしまって申し訳ありません(^^;)毎日暑いですが体調には気をつけましょう!

佐浦まいあさん>
うーん、さすがにTVに詳しいですね〜(笑)「アンビリバボー」の心霊写真、読んでるだけで怖い〜。青猫さんがHPでご覧になったと聞いて何度も見に行こうとしましたが…わたし、怖いワンショットに弱くて(「サスペリア2」のあのシーンとか美内すずえさんの「白い影法師」のあのシーンとか、「汐の声」のあのシーンとか(^^;))…これらのシーンより怖くないですか?
「消えた2ページ」のサイトには行ってきました。ある種、哲学的ですよね。子供の夏休みの感想文の宿題用に買ってみようかな。

実体験した「声」の怖い話、ぜひぜひ聞かせてくださいませm(^^)m

Q兄さん>
>>それもスーパーマン風の姿をした小人たちが両手を腰にあて横一列にずらっと…

想像しただけで笑える〜!!でもホントに写ってたらコワイですよね、それもOさんの地球を守る…ではなく征服しにくるだったら…(弱そうだけど(^^;))

Oさん>
もうすぐイギリス行きですね〜。お体に気をつけてくださいね(^^)
本の情報ありがとうございますm(^^)mこの界隈には文芸書が少ないので大きな書店へ探しに行ってみようと思います。

ファットボーイ・スリムのビデオはまだ見てないですがクリストファー・ウォーケンはいつの頃からかキワモノっぽくなってるような(^^;)MTVに映画スターというのもたまにありますね。いつだったかボブ・ディランのビデオクリップに倍賞美津子さんが出ていたのには驚きました。

樋口ヒロユキさん>
おもしろそうなイベントですね〜私の好きな言葉の羅列に胸おどります。お盆でなければ行ってみたいけど〜(^^)

静代さん>
アフリカで起こった魔女狩りの事件、全然知りませんでした…。もし詳しいサイトなどご存知であれば教えてくださいませ。個人としての想像力を養う…というのは同感です。いろいろな話題を通してこれからもヨロシクお願いしますm(^^)m

坂口安吾作品もいいですね(^^)個人的に童話であると思えたらそれは童話にしてしまいましょう〜。この線でいくと泉鏡花にも童話性を感じます。静代さん、青猫さんのおっしゃる「切なさ」と「魂をゆさぶるもの」と…あと「懐かしさ」もありますね。ただ古いのではなく、初めて知ったのに懐かしいような、既視感のような感覚。

青猫さん>
小学校の話、興味深かったです。私も臨時で小学校に勤めているんですけど、お昼の授業中に学校のトイレに行くのが何となくコワイんです(^^;)音楽室からリコーダーの音、教室から音読の声が聞こえているんですけど、人の気配がしないような感覚になるのですよ。私の小学校時代は「トイレの花子さん」はなかったけど、似たような話、「赤い紙、青い紙」の話などはありました。皆さんの周辺にも「学校の怪談」ありますか?

リカさん>
コワイ楳図マンガではお世話になりましたm(^^)mあれ?リカさん楳図遊園地には行ってなかったっけ?私も「ComicGon!」で大体の写真は見ましたが実際に体験してみたいですね〜。タマミちゃん抱っこしたいです。急に重くなるとかの仕掛けはないんでしょうか。

リカさんの心霊写真。顔みたいなものは気の持ちようで何とでも見えますが、どうやって心霊写真を見きわめるのでしょうか。やはり性格でしょうか(笑)

素天堂さん>
「メタモルフォシス伝」の読み方が深くて面白いですね〜。わがサイトの山岸凉子作品の原典を追求するページで、「メタモルフォシス伝」についてはあれやこれやと考えあぐねていたのですが、素天堂さんや皆さんのお話から何となく糸口が見つかりそうです。ありがとうございますm(^^)m

>>やっぱりシルヴァーナ・マンガーノの扱いがぞんざいで印象が薄いわけがわかりました。監督さんには女心が読めなかったのでしょうね。

それはパゾリーニのSexualityからそう思われたんでしょうか。確かに「テオレマ」ではテレンス・スタンプの魅力の前にかすんでおりましたが、「アポロンの地獄」のときのマンガーノは魅力的に感じました。あと「王女メディア」のマリア・カラスの存在感!でも、やはりヴィスコンティの映像のときのほうがマンガーノは美しいかな…。ヴィスコンティ映像の中の役者さんて独特の美しさがありますよね。美しい花の毒まで感じさせてくれるという点ではパゾリーニを挙げてしまいますが。もちろん両監督とも大好きです、素天堂さんも映画に詳しそうですね。印象深かった映画の話をまた聞かせてくださいね(^^)/
http://homepage2.nifty.com/weird~/umezu.htm

嬉しすぎです! 投稿者:静代  投稿日: 7月16日(月)20時28分40秒

みなさん,こんばんは.暑いですね.涼しさを求めようと,ふらふらとこのホームページにやってきたら,なんと怖い楳図マンガ特集がアップされてるじゃありませんか!しかもリカさんのイラストつき!!感動です.短編で読み逃してあるものがあったので,さっそく探しにいきます.ところで以前「ウメカニズム展」に行ったときに,ずっとBGMとして「イ〜アラ〜」という曲が流れてました.楳図先生のカウンターテノールのような澄み切った歌声が今でも耳から離れません.

リカさん
お化け屋敷情報本当にありがとうございました.教えていただいたサイト見に行きました.コワそ〜です.それにしても残念.私が楳図マンガで怖いのは,中年女性(男性も)の脂肪のついた二の腕やあごのラインなのです.なんだか生白くて,たるたるしてそうなあのラインを描ける作家は楳図先生しかいません.人形なら再現できそうと思ってたんですが・・・写真を見ながら想像することにします.

葉月さん
「アフリカの魔女狩り」これはアフリカ中部コンゴ(旧ザイール)北東部の村で起きたそうです.
虐殺がが起きたきっかけは,ささいなきっかけからリンチにあった男性が「魔術を使った」と自白し,騒ぎが広まって,「魔術団」の摘発が始まったそうです.これは朝日新聞の7月6日朝刊に載ってました.ザイールからコンゴに政権交代した後も,内戦状態が続いていて,隣国のウガンダ紙や英国紙からの情報だそうです.私も何かサイトはないかとヤフー「コンゴ,魔女狩り」で探したのですが,この事件のサイトは見つかりませんでした.(朝日新聞のサイトには載ってるかも・・)しかし,「コンゴ.魔女狩り」ヒットしたサイトは多くて(この事件以外の歴史上の魔女狩りについてのページです),スペイン,ポルトガルの支配からはじまる,この土地の因縁の深さが伺えます.
そういえばワイドショーで旧ザイールの日本領事がコンゴに政権交代したので日本から帰らないと
水も電気もガスもとめられた領事館(旧夏目雅子邸)に居座ってるという番組を見たことがありました.そりゃ,帰りたくないですよね.

「怖い童話特集」私の舌足らずな言葉から青猫さんや葉月さんがより深いことばを引き出してくださって,とても納得してしまいました.

それでは,感激のあまり長くなって,すみません.

ほんとうに体験した怖い話(その1) 投稿者:佐浦まいあ  投稿日: 7月16日(月)23時35分19秒

葉月さんのご了承を得たので、さっそく書き込ませていただきましょう。
(怖くなかったら、ごめんなさい)

あれは、私が中学2年生の、ある夏のはじめの夜でした。
時刻は10時になっていなかったと思います。
私は、2階にある自分の部屋に戻ろうとしていました。
父はまだ帰っておらず、母は建て増しした四畳半の部屋で寝る用意をしていたと思います。
このお話をするには、まず、私の実家の家や複雑な構造を説明しなければならないのですが、
私の実家は小さいにも関わらず、増改築のためふつうの家とは違う構造をしておりまして、
ふつうなら、玄関の正面にあるべき階段が玄関からもっとも遠いところにあるのですが
その階段の下には裏口があり、そこは、鬼門にあたるのです。
そして、階段の正面には物干し台(ベランダ)があり、それは両親の寝室である四畳半の屋根の上に乗っているのです。
さて、2階に上がった私はまず、開けっぱなしにしてあった物干し台のドアを閉めようとしました。
そのころ、うちにはゴンという名の黒猫(牡)がいて、いっしょに階段を上がってきていました。
ちなみに、階段の灯りは20Wの裸電球1個という、まことに暗いものでした。
ときどき私は40Wに変えていたりしていましたが、その時は20Wだったと思います。
私がベランダの戸を閉めようとしたその時です。
階下から、聞き覚えのない中年の女の人の声で「カネダさん」とよぶのです。
私の実家は「金田」なので、誰かが尋ねてきたのかと、私はその時何の疑いもなく
階段を降りかけました。
しかし、次の瞬間、私は凍りつくような恐怖に襲われたのです。
二度目の声がした時、それはさっきのよりも近くに寄ってきたかのように、より大きくはっきりと聞こえるではありませんか。
私はとっさに「おかしい」と思いました。
というのは、一度目と二度目の声の感覚があまりにも短かったからです。
そんなにすばやく移動できるはずがないのに、声は、階段の真下に来ているようでした。
ここで、もう一度私の実家の構造を説明しなければなりません。
階段の下は、西向に狭い廊下になっていて、風呂場とトイレがあり、その向こう側
すなわち家の北側は、自転車置き場で、さらにその向こう側は下水の用水路になっていて
人が簡単に通れるような構造になってはいないのです。
(実家は下水路に面し角家で、もともとの玄関は北向。改築後は西向きでした)
その「声」は、旧の玄関あたりから、裏口の階段下に瞬時にして移動したとしか考えられませんでした。
3度の声がしたかどうか、今ではよく憶えてませんが、階段を降りかけた私が我に返って
パニック状態になったのはいうまでもありません。
もちろん、階段を降りられるはずもなく、私は2階から寝室の母に大声で呼びかけましたが、
母はまったく相手にしてくれませんでした。

その「声」の主ですが、私の母の兄嫁にあたる人が当時ガンで入院していたそうで、
いわれてみれば、その声はその叔母の声に似ていなくもありませんでしたが、
因果関係ははっきりしません。(なくなった時期を、私が未確認のためです)

私が体験した「声」に関する恐怖体験その一はこんなところです。
いかがでしたでしょうか。
そのニは、ちょっとこの体験の続編のような感じなのですが…。
テキストにしてみて、自分の中での恐怖が少し薄まったような気がします。
ありがとうございます。

>葉月さん
>(「サスペリア2」のあのシーンとか美内すずえさんの「白い影法師」のあのシーンとか、「汐の声」のあのシーンとか(^^;))…これらのシーンより怖くないですか?

う、ちょっと趣きが違うような…。
漫画でいうなら、つのだじろう系の怖さですかね。(^_^;)
顔は「スクリーム」のお面に近いものがあります。

>Oさん、ウチノリカさん
生心霊写真体験、なんか、うらやましいです。(罰当たり?)
でも、ご先祖が見守ってくれている、という解釈は、いちばん安心ですよね。
なにか、禍禍しいものを感じさえしなければ、気にすることはないのかも。
それにしては、ちっちゃいスーパーマン…。妖精さんの親戚かなにかでしょうか。

飛ぶのがこわい 投稿者:O  投稿日: 7月19日(木)04時26分29秒

葉月さん、みなさん、おはようございます。

出立前にゆっくり書込もうと思っていましたが
準備に追われて。ぎりぎりです。
旅慣れていないのがばればれ。

ということで。
ありがとうございます。
取り敢えず、お礼まで。
行ってまいります。

「ウメカニストが選ぶ楳図かずおの怖いマンガ」
のちのちの愉しみです。

涼しくなりました 投稿者:青猫  投稿日: 7月20日(金)11時51分31秒

>ウチノリカさん
「ウメカニストが選ぶ楳図かずおの怖いマンガ」拝読させていただきました〜。
楳図イラスト、とってもきれい。見とれてしまいました。
楳図漫画は子どもの頃コワゴワ読んでトラウマというか、忘れられないイメージはあるんですけど、
ず〜っと読んでないのでもう一度ちゃんと読んでみたくなりました。(^^ゞ
特に『わたしは真悟』(読んだことないのです)、ぜひ読んでみたいです!

>まいあさん
「ほんとうに体験した怖い話」読みました〜。
家の描写が何気なくコワイ・・・と思いつつ読み進めたら・・・
“声”が、耳元でリアルに聞こえてくるような錯覚。
遠くの声が、突然近くで聞こえる、なんて、こ、こわい〜〜〜。
心霊写真は視覚の恐怖ですけど、声や音って、見えないだけに、
ある意味、生々しさが残るというか・・・。
皮膚感覚に近い感じで怖いです〜。TT
そして、その二もあるんですね〜、こわうれしい・・・こわたのしみです。

葉月さんの
>音楽室からリコーダーの音、教室から音読の声が聞こえているんですけど、人の気配がしないような感覚になるのですよ。
っていうのも、似たような感覚で何気に怖いですね。^^;
聞こえる音、聞こえない音。沈黙、無音、気配。。。
自分が外界からほんの少しずれた、違う世界に足を踏み入れてしまうような。
それまで平気でいたのに、ふと気が付いて、ぞっとする瞬間。
それって、後天的に得た感覚なのかな。それとも太古の昔からの、
DNAの記憶に刻まれた感覚なのかなぁ。
>ただ古いのではなく、初めて知ったのに懐かしいような、既視感のような感覚。
というのとも、どこかで繋がるのかな。。。う〜ん。恐怖って、奥深いですね。

ところで、泉鏡花。いいですよねぇ。
「天守物語」「夜叉ヶ池」「海神別荘」の妖怪(異界)三部作なんて、大好き。
「龍潭譚」に「春昼」、、むむ、鏡花も違う世界に迷い込んでしまうような話が多いですね。

そうそう、「夜想」シュルレアリスム特集号!
注文してたのが届いたんです。まだぱらぱらっと見ただけですが、
モノクロながらすごい情報量ですね。これから堪能したいと思います。
情報、ありがとうございます。m(^^)m >葉月さん

>Oさん
いまごろ英国ですね! い〜いな〜。
「飛ぶのがこわい」って、律儀にこわネタ。笑ってしまいました。
ご帰国後、愉しいお土産話など期待しています。

にどめまして。 投稿者:キヨウ  投稿日: 7月21日(土)00時51分38秒

今晩は、キヨウと申します。
以前お邪魔させて頂いた時には初めてにも関わらず長々と語り倒してスミマセンでした(^^;)。
レス付けて下さった方々、誠に有り難う御座いました。

本日は久し振りにやってきてみたら楳図のページが出来ていたので狂喜乱舞してのカキコです!!
あああ、心拍数上がっちゃってあんまり読めませんでした(笑)
これから落ち着いて拝見させていただきます♪
私の通ってる大学の文学の教授にかなりの楳図フリークがおりまして…1年の前期は福永武彦の「草の花」、後期はその教授の専門分野である江戸文学、と来ておいて
2年である現在は楳図の「わたしは真悟」を授業で扱ってます(笑)。面白い。

こんばんは 投稿者:大江十二階  投稿日: 7月21日(土)03時35分44秒

初カキコ?でしょうか。
楳図かずおで好きなのは、「おろち」「猫目小僧」でした。散髪屋さんとか、そういったところで、少年サンデーでしたか何でしたか忘れましたが、楳図かずおの漫画を見つけると妙に嬉しかったものです。あの頃は恐かったですねえ。「猫目小僧」で、プチ、プチッと、自分で針で目を潰すシーンがあって、これが一番恐かったです。

吸血鬼ものも恐かったですねえ。やっぱりクリストファー・リーですね、よく見たのは。これを見たあとは、夜、恐くて寝れませんでした。(子供の頃の話です)
吸血鬼もので、傑作だったのは、「処女の生き血」です。これはパロディではなくて、飽くまでもシリアスなので、余計に笑ってしまいました。吸血鬼がゲロゲロと血を吐くシーンが、あまりにも可哀想で大笑いでした。
http://www.interq.or.jp/mercury/syundei/

更新しました 投稿者:葉月  投稿日: 7月24日(火)02時15分33秒

皆さん、こんばんは〜(^^)
「山岸凉子作品と幻想世界の住人たち」の「妖精王」でWANTEDしておりました原典について、「黒死館徘徊録」の素天堂さんが情報をお寄せくださいました。素天堂さん、ありがとうございましたm(^^)m
リンク集にペダントリーなサイト「黒死館徘徊録」を加えさせていただきましたので、こちらもヨロシクお願いいたします(^^)

静代さん>
>>私が楳図マンガで怖いのは,中年女性(男性も)の脂肪のついた二の腕やあごのラインなのです.なんだか生白くて,たるたるしてそうなあのライン

なんとマニア〜な発言!ものすごくナットクしてしまいました(笑)
リカさんの楳図イラスト、画像を軽くするために粗くなってしまってザンネンです。原画はもっともっと美しいんですよ(^^)

アフリカの魔女狩りについての情報もありがとうございました。民族、民俗、宗教、政治などなどにからんだ血なまぐさい歴史に戦慄をおぼえます。魔女狩りという言葉への興味よりも、まず事実を知りたいと感じました。

まいあさん>
家の描写から始まるのが怖い〜。想像しながら読み進めるうちに確かに耳元に響くような感覚!(語りがうまいんだから〜)ご親戚の声かも…とありましたが、その声は「やばい」ような感じがありました?第2弾楽しみ?にしております(^^;)
山岸凉子さんの「あやかしの館」に描かれていましたが、鬼門って真剣に考えなければならないのでしょうか。古い井戸の上の建築にも問題があると言われていますよね。関西は遺跡が多いので家を建てるのもいろいろあるみたいですね。私の住んでいる堺周辺は古墳だらけ。お墓の中に住んでいるようなもんですが…

「アンビリバボー」はまだ見に行っていません(^^;)夜でないときに一人でないときに見に行きたいと思います〜。

Oさん>
今頃はイギリスですね(^^)
乗り物事故は自分で注意していても不可抗力というか…やはり恐怖です。
こちらでは花火見物の際に惨事が起こりました。人波というのも怖いです。群衆心理とかもろもろ含めて。

青猫さん>
「わたしは真悟」はリカさんに教えていただいて読んだのですが、衝撃的でした!物語も絵も独特ですばらしい。とにかく読んでほしいです〜。数年前は古書店で探すのにかなり苦労しましたが、今は文庫で出ています(^^)

泉鏡花は青猫さんが挙げておられた作品はもちろん、グロテスクなのに妖しい美しさを感じるような作品も好きです。「袙奇譚」「幻の絵馬」「茸の舞姫」など映像化はかなわないファンタジーだと思います。

キヨウさん>
>>2年である現在は楳図の「わたしは真悟」を授業で扱ってます
うらやましすぎる〜(T-T)なんと素敵な教授さんですね〜。よかったら講義内容をちょこっと教えてもらえませんか?ものすごく興味があります。

大江十二階さん>
書き込みありがとうございます(^^)
乱歩セレクトでは大変お世話になりましたm(^^)m

「猫目小僧」は現在入手困難ですよね。復刻出してほしいです。キャラクター的には鬼太郎と妖怪人間ベム的なアイドル性があってカワイイんですが(やぶれた靴下からのぞく足がキュート)、物語のエピソードはけっこう凄惨で怖かったですね。
散髪屋さんや病院で読む怖いマンガってのも、独特の味がありました(^^)

>>吸血鬼もので、傑作だったのは、「処女の生き血」
>>飽くまでもシリアスなので、余計に笑ってしまいました。

この作品はマニアックな人気がありますね〜。大江さんもおっしゃるように、アートを狙いながらもB(C?)級的味わいが感じられるところが魅力かもしれません(^^;)劇場で一度観たきりなので再見したいな。レンタル店に置いてないでしょうね(笑)

http://homepage2.nifty.com/weird~/youseiou.htm

こんばんは. 投稿者:静代  投稿日: 7月24日(火)12時04分25秒

葉月さん,みなさん,こんばんは.この暑い中,どんどん更新されてて,本当に嬉しい限りです.ほくほく.
そういえばヤングジャンプ増刊号(広末表紙)に楳図かずおインタビュー&『白髪鬼と蛇娘』が掲載されておりました.『白髪鬼と蛇娘』は『ママがこわい』と『赤ん坊少女タマミ』を原作として大映が製作した映画だそうです.それが衛星劇場で放映されることを記念した特集のようです.7月オンエアとしか書いてないので,もう放映されたのでしょうか?しかし,この二つの強力な原作をまぜて,大映が製作するなんて,おもしろそうですね.この映画を見た楳図かずおがまたマンガにしたものが「ヤングジャンプ」に掲載されてます.うーん,メディアミックス.
インタビューも「蛇をなぜ人は怖がるのか」とか面白かったです.
以前,「洗礼」の映画化インタビューで「どうして母親が娘に脳移植するなんて奇想天外な話を思いついたのですか」とたずねられて,「そんなに珍しいですか?例えば,ステージママは自分のできなかったことを子供をさせようとしている.できるならば自分がかわりたい,それは脳を移植しようとしてるんでしょう?」と,あっさり答えてらしたのが,本当に怖かったです.

キヨウさん
はじめまして.うらやましい授業ですね.福永や楳図かずおが授業で取り上げられるなんて.
私が大学生のときの教授は横溝などの推理小説の研究もしてまして,岡山に取材旅行なんかに行ってました.「八つ墓村」のモデルになった八つ首村(この名前のほうがコワイ)や鍾乳洞を巡礼してましたよ.

葉月さん
魔女狩り関連のニュースページをフレッシュアイでみつけました.毎日新聞の記事で,朝日よりもちょっとだけ詳しい記事でした.フレッシュアイは新着順なので(初めて知りました・・),こんなとき便利ですね.

http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200107/05/20010706k0000m030110000c.html

(無題) 投稿者:大江十二階  投稿日: 7月25日(水)00時15分47秒

葉月さん
「処女の生き血」を劇場でご覧になったとは、すごいですねえ。
私は、数年前にNHKの衛星放送で見ました。
「アンディ・ウォーホルのフンランケンシュタイン」「アンディ・ウォーホルのドラキュラ」という題名で、それぞれ「悪魔のはらわた」「処女の生き血」を放送していたんです。
NHKもなかなかやってくれます。
「B級吸血鬼映画大全」(こんな題名だったかな?)で見てみると、「処女の生き血」は、可成りの部分がカットされているみたいです。相当、ひどい部分があったみたいですね。
ところで、超ローカルな話ですが「処女の生き血」を置いてあるレンタルビデオ屋を知ってます。
阪和堺市駅筋(阪和堺市駅前のバス停のもう一つ先です。中長尾町)というバス停の近くのTOWAという店です。

首領より業務連絡あり・・・ 投稿者:ワードナ  投稿日: 7月29日(日)19時05分26秒

葉月さん、お久しぶりです。
突然、アンケートのコーナーにて宣伝じみた事柄を記載し大変申し訳ございません。
このたび、丸尾末広氏のサイトを新たに設置いたしました。
まだ暫定的に公開しているのですがご覧になっていただければ幸いです。
又「丸尾リンク」からこちらのサイトにリンクを貼らさせていただいております。
「丸尾賛歌」のコーナーでは投稿を受け付けておりますので、是非ともご投稿よろしくお願いいたします。

http://www.momiji.sakura.ne.jp/~werdna/maruo/

行ってきます(^^) 投稿者:葉月  投稿日: 7月31日(火)02時30分36秒

皆さん、こんにちは〜(^^)
夏期休暇中の方も多いのでしょうか?
私も8月初旬まで留守にしますので書き込みができなくなりますが、皆さんの声を楽しみにしておりますm(^^)m

静代さん>
>>ヤングジャンプ増刊号(広末表紙)に楳図かずおインタビュー&『白髪鬼と蛇娘』

楳図さんのインタビューに丸尾末広氏の扉絵とは!『白髪鬼と蛇娘』映画の存在は知ってましたが観たことはありません。衛星でオンエア?ヤングジャンプには楳図さんのマンガは載ってなかったのでしょうか?それは最新刊でしょうか?興味津々、よかったら詳細をお聞かせください〜m(_ _)mニュースページの件とあわせて情報ありがとうございますm(^^)m
楳図さんご本人もある意味で怖いですよね(笑)

大江さん>
「処女の生き血」と「悪魔のはらわた」はロードショーというよりアンコール上映の催しで見たのです。
ジョンLフリンの「吸血鬼映画B級大全」は私も持ってますが、けっこうヒドイ書かれ方でしたよね(^^;)『(芸術を装いつつも)かたちだけの反則作品で、サド・マゾの変人市場を狙ったもの』というコメントでワースト10にも入ってましたが…フリンさん、わかってないなぁ(笑)
堺のレンタルビデオ店情報ありがとうございましたm(^^)mちょっと離れてるけど、そのうち行ってみようと思います〜。

ワードナさん>
ごぶさたしております〜m(^^)m夏カゼだとか?お大事になさってくださいね(^^)

>>丸尾末広氏のサイト
先ほど拝見いたしました!darkでcoolなイメージが最高!さすが暗黒衆首領(^o^)内容も濃くてたまりません〜。リンクもありがとうございましたm(_ _)m

丸尾末広ファンの方々!必見ですよ(^o^)

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