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(2001.8.1.)〜(2001.8.31.)


申し訳ありません 投稿者:静代  投稿日: 8月 1日(水)10時18分47秒

ややこしい書き方をして申し訳ありません.

>ヤングジャンプ増刊号(広末表紙)
というのは,丸尾末広ではなくて,アイドルの広末涼子が表紙なんです.
丸尾ファンのみなさん,すみません.
でも広末涼子って山岸涼子の涼子もあるし,耽美な名前ですね.

>『白髪鬼と蛇娘』
は間違いで,『蛇娘と白髪魔』でした.すみません.白髪鬼ではなくて白髪魔でした.白髪鬼と検索しても数件ヒットしたので,勘違いしてました.「ヤングジャンプ」にはインタビューとマンガ『蛇娘と白髪魔』が載ってます.マンガのほうは新作ではなく,たぶん60年代後半ごろの旧作です.マンガの内容はあのころの楳図マンガの総集編といった感じです.
衛星劇場「大映特撮映画特集」はもうおわったようです.
ヤフーで「蛇娘と白髪魔」と検索すると,画像がたくさん載ってる濃いページがありましたよ.

涼子じゃなくて凉子だよ。 投稿者:きゅう  投稿日: 8月 1日(水)15時27分17秒

よく間違えられるのですが
山岸先生は「涼子」ではなく「凉子」です。
さんずいではなく、にすいなんです。


ウド・キアー!! 投稿者:カマキリ  投稿日: 8月 2日(木)01時14分16秒

 お初でございます。最近やっとPCを導入し、参上致しました。
幼少の頃より吸血鬼ひとすじに暗黒街道まっしぐら!
吸血鬼にはちょっとうるさいわたくしですが・・・
「処女の生き血」、あの滑稽で物悲しいウド・キアーが
大好きです。ブラック・コメディですよね。
わたしも葉月殿と同様にアンコール上映を
劇場でみました。(もしかして、俳優座ですか?)

 そのウド・キアーが出演する「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」
吸血鬼好きなら見逃せません!あの「ノスフェラトゥ」のマックス・
シュレットが、実は本物の吸血鬼だった!と、いうメイキング仕立ての
フィクションです。なんて、もう皆さんご存知ですよね(汗)

申し訳ありません2 投稿者:静代  投稿日: 8月 2日(木)09時55分53秒

凉子なんですね.間違いを直そうとしたら,またまた間違ってしまいました.
みなさまにご迷惑をかけてしまって,申し訳ありません.

きゅうさま
ご指摘ありがとうございました.もう二十年くらい勘違いしておりました.


あんまり知らないけど 投稿者:KEN-G  投稿日: 8月 2日(木)15時22分18秒

はじめて書きます。KEN-Gといいます。
題名のとうり丸尾さん関連のことはあまり知りません。
知ったきっかけは「水曜映画」のオープニング
に使われているすごい絵は誰のか知りたくて探してみたら
丸尾末広さんにぶちあたりました。

僕の「怖い」はあまり無いのですが,
小学3,4年のころに見た「曇りの日」と僕が
呼んでいる夢は本当にこわかった。内容を今でも覚えています。
(ある曇ったどんより暑くも寒くもない日,僕が小学校から帰ると
 自宅の車庫の所の椅子に知らないおじいさんが座っていて
 その横にゆうに2メートルはあるかという,ミイラが
 たてかけてある,そして僕がおじいさんに「どうしたんですか?」
 とたずねるとそのおじいさんは一言「また死んだんだよ」と
 下を向いたままボソッと言う。そして家の中には人のいる気配がしない。)
と言うような意味不明のものです。
翌日も僕は一日中夢と現実の間を彷徨っているようで怖かった。
今でも思い出すと怖くてしょうがない。
ホラーは嫌いじゃないけど,あんな夢は二度と見たくないです。
まったく人間の脳は不思議です。 おわり


御無沙汰でした 投稿者:O  投稿日: 8月 4日(土)04時08分30秒

葉月さん、みなさん、こんばんは。
はじめましての方もいらっしゃるようで。
よろしくお願い致します。

葉月さんと入れ替わりになってしまいましたが彼の地より戻りました。

建物や緑が見事に調和していて、ロンドンはすばらしい街ですね。
帰路、離陸時に下に見たパッチワークのような街並みは感動的でした。
ねこまたさんにお会いする機は逃がしましたが、1日だけ観光も出来ました。

観光といっても、ソーホーを中心にうろちょろ。
モッズの影を追ってカーナビーストリートのパブからはじめ、
市場が開かれている通りの両脇にある中古レコード屋やビデオ屋を覗き。
そうそう日活ロマンポルノや鈴木清順もありました。
で、エッチなお店をちょこちょこと脇にみて、original-book-shop だったかな。
サブカル&ポルノの本屋を覗き、何冊か購入。
お尻叩きに混じって、丸尾末広やアラーキーもありました。
そういえば、寿司屋から日本の古本屋まで、案外日本ものが多かった。
『リング2』もやっているようで中谷美紀の怖い顔があちらこちらに貼ってありました。
映画は、ロードショーでは『エド・ゲイン』というのが気になりましたが観られなかった。
ほかに日本でいうイメージフォーラムのようなものなのかしら。
ICAというシネマテークでは『アタック・ナンバーハーフ』をやっていました。
翌週はウォーホールの特集の予定だった。
ICAのショップでは、スロッビンググリッスルの本が売っていましたが買い逃がしてしまった。
ちょっと後悔。
もうひとつ。フィルムセンターのようなものだと思うのですが
NFTというところではゴダール特集でした。
8月は日本映画の特集らしく三池崇や林海象から個人映画まで紹介されるようです。
NFTはウォータールー橋の下にあって、その前では古本市をやっていました。
英語はわからんちんなのですが眺めているだけで愉しかった。
で、ウォータールーサンセット。テムズ川に映える夕陽がきれいでした。
夕陽といっても夜の8時とか9時。イギリスの夏の夜はずいぶんのんびりやってくるのですね。
その後、てくてく歩いて。歩き疲れてソフトクリームをぺろり。
腰掛けようと見やるとベンチはいっぱい。
中央のオブジェのようなものに寄りかかってみたら、それは、オスカーワイルドの記念碑でした。

別の日には仕事がらみですが自然史博物館でシロナガスクジラの原寸模型を見て、
バッキンガムやビックベンと、一応見るものも見ても来ました。
大英博物館はさすがに行くことが出来ませんでしたが
ブルームズベリーをちょこっと、ほんとちょこっと歩いてみて。

なんだか愉しかったです。

で、怖い話。たぶん。
いました。いました。魔女がいました。
建物に見惚れて歩いていたら、三階くらいの位置かしら。ふと見上げると窓があって。人影。
よくよく見ると誰かがこちらを見ていました。
最初はモンスターのマスクでも被った子供がふざけているのかと思ったのですが。
映画『フリークス』の鳥人間のような顔立ちに深い皺を刻みこんだ、どうやら女性が、
両腕を広げ、胸をはだけて、窓ガラスに顔を押し付け、こちらになにか叫んでいるのです。
立ち止まって見上げていると、窓を開け喋りかけてきました。老婆のがなり声です。
どうやら出身を訊かれていたようで、英語がわかる連れが、"JAPAN"と答えると、
突然、日本語を喋り出すのです。
寿司だのフジヤマだのではなく、意味はないけれども日常会話の断片のようなこと。
「冠することを許されている」とかなんとかそんな感じの脈略の通じない文章。
胸はもう完全にはだけて、身体をゆすりながら、大声です。
怖くなって、とっとと立ち去りましたが、しばらく、がなり声が続いていました。
屋根裏の狂女。街の魔女だと思うのです。

と、まあ、そんなロンドン10日間でした。
ねこまたさんにお会い出来なかったのは残念。
今になって、なんとかご連絡してみたかったと後悔です。
まあ、いずれ。また、行ってみたいですね。ロンドン。

なんだか長くなりました。
葉月さん。
よい夏休みを。


暑中御見舞い申し上げま。 投稿者:キヨウ  投稿日: 8月 6日(月)00時13分22秒

す。いつも御無沙汰なキヨウです。スミマセン。
夏期休暇だというのに一応学生なんていう職業の私は課題とレポートに追われて旅行にも行けません。泣けます。
せめてもの気晴らしにと今日は寺巡りをしてきました。なんと私の住んでいる市は寺の数が百を超えている!
市内に寺院郡なんて所がいくつかあって、そこに行くとあっちを見てもこっちを見ても寺寺寺。
ひたすら歩いてひたすら寺や神社を見ているとなんとも良い心の保養になります。
中原中也の「サーカス」の舞台となった神明宮や、子供のために毎晩飴を買いに来る「飴買い幽霊」の伝承のあるお寺なんかも発見して大満足な一日でした。
でも出かけたのがすでに昼過ぎだったのでそのうち真っ暗になってしまって怖かったです(笑)。
次は忍者寺に行かなきゃ!

>>葉月様
ご旅行お疲れ様ですv
うちの教授はなかなかに面白い人で、先日の授業では「わたしは真吾」を携えて東京タワーに行ってきたと嬉々として語って下さいました(笑)。あんまり面白いので下に教授のHPのリンク貼っっちゃいますね(笑)。一見シンプルだけど中に入っていくと凄いです。

>>静江樣
レス有り難う御座いますv
横溝の研究だなんて素敵ですね!そ、それにしても八つ首村って本当にあるんですね(^^;)。
一体どんな村民が住んでいるのやら…。
そんな取材なら是非一度行ってみたいです。
http://www.kanazawa-bidai.ac.jp/~hangyo/index.html


過去ログ7月分アップしました 投稿者:葉月  投稿日: 8月 7日(火)17時17分27秒

皆さん、こんにちは〜(^^)
暑さも少しマシになってきましたね。いかがお過ごしでしょうか?
昨日まで家人の実家へ帰省していたのですが、三重県の奥深い地で、夜の闇、虫の群れ、そして神話と伝説が息づくような古めかしさが心地よく、怖さを満喫(?)してまいりました。天岩戸やヤマトタケルの墓なども近かったのですが、古い街道の「辻」がなんとも不気味な感じで、シャッターを押すと何かが写るんでは…というような気配でした。

静代さん>
私こそゴメンなさい〜(^^;)広末と末広を読み間違えてカンチガイしてたのですよ〜。「ヤングジャンプの表紙に丸尾さん!そこまでメジャーになられたか〜」なんて感慨にひたっていたのですが(笑)
>>衛星劇場「大映特撮映画特集」はもうおわったようです
ああ、残念です〜(T-T)でもこれからもオンエアされる可能性大ですね!
また何か情報があればお願いいたしますm(^^)m

カマキリさん>
書き込みありがとうございますm(^^)m
幼少の頃から吸血鬼一筋!とはすごいですね(^o^)どういうところがお好きですか?良かったらお好きな作品またキャラ(?)をお聞かせください(^^)

>>そのウド・キアーが出演する「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」
まだ観てないのですよ〜(T-T)ビデオになるのを待ってるんですが。マルコビッチとデフォーというキャストも濃ゆそうで、その上ウド・キアさんまで。観るのが楽しみです(^^)ウドさん(ってなんかヘン?)はラース・フォン・トリアー監督作品の常連でもありますよね。「キングダム」でお見かけして嬉しくなりました。ここ近年「ブレイド」「ポゼスト」「エンド・オブ・デイズ」と、吸血鬼関連モノにはなくてはならない存在ですね。これからのご活躍も期待したいです(^^)

KEN-Gさん>
>>「水曜映画」のオープニング
ええ?知りませんでした!これって丸尾ファンの常識でしょうか(アセッ(^^;))丸尾さんの絵は存在感が凄いですよね。またあちこちで見かけたという丸尾さんの絵を教えてくださいね(^^)

>>小学3,4年のころに見た「曇りの日」

夢にタイトルというのは何だかいいですね〜。でも内容がホントに怖い!不気味ですね(^^;)そのミイラってどういう形態だったか覚えておられますか?

Oさん>
お帰りなさいませm(^^)m
ロンドン!いいですねぇ〜。今の流行の中心地ってどこになるんでしょうね?(ねこまたさん、教えて〜)私が渡英した80年代初期はキングス・ロードに今は懐かしきニューロマのファッションがあふれておりました。元祖はやはりカーナビー・ストリートでしょうか。ロック関連みやげ物がたくさんありました。Oさんのように本を買うのはいいですね〜!丸尾末広本は英訳されたものでしょうか?
「エド・ゲイン」がそのまんまのタイトルで映画化されているのですか?彼をモデルにした作品は過去に数多かったですが、そのものとは。誰が演じるのでしょうか?興味津々。映画の「オスカー・ワイルド」は何だか田中康男みたいだったけど銅像はいかがでしたか?

>>屋根裏の狂女。街の魔女だと思うのです。

読み進むうちにホントに怖くなってきました〜。特に脈絡のない日本語というのが。うん、魔女かもしれませんね。おそらく周りの風景とは溶け込んでいたのでしょう。ロンドンの街並みは不思議なものを肯定してしまう魅力がありますよね。怖いけど興味深い経験でしたよね。私がロンドンで怖かったといえば蝋人形館くらいでしたもん(^^;)

キヨウさん>
学生さんには忙しい夏休みなんですね〜。
>>私の住んでいる市は寺の数が百を超えている!
え!京都?奈良?あ、金沢市ですか?大学名からすると。歴史ある古い街という感じですね。忍者寺あるのですか?白土三平ファンの私は忍者関連の地にも憧れております。帰省のときも伊賀と甲賀の間の道路を走り抜けるときにジ〜ンとしました(笑)

>>先日の授業では「わたしは真吾」を携えて東京タワーに行ってきたと嬉々として

わ〜なんと素敵な教授様!東京タワーのシーンは圧巻で、私もいつか子供のランドセル貸りて(笑)のぼってみたい〜なんて思っています(^^)
それに、キヨウさんの教授のHPは楳図関連では超有名サイトなのではないですか?すごいですね〜(*^^*)また面白い情報がありましたらお聞かせくださいませm(^^)m


寒気 投稿者:ねこまた  投稿日: 8月 7日(火)19時09分57秒

葉月さんみなさんお久しぶりでございます。
日本はまだまだ暑いようですが、こちらは夏らしかったのは7月末の1週間ほどだけで、今はまた長袖長ズボンの生活に戻っています。雨も多くてもうすっかり秋の気分。
今一番怖いのは、地球温暖化です! 地球の温度が上がると、緯度でいうとカナダ並みのイギリスを北海道程度の気候に保っている暖流が止まり、ブリテン島がツンドラになってしまう・・・というような説があるのです。その頃には日本ではますます地震が多発、オーストラリアでは砂漠とオゾンホールが更に広がり、逃げ場はなくなってしまいそう・・・。
とはいえ、本来楽観的な私は、その時になってから考えることにしています(笑)。

Oさん、長袖役にたったでしょうか? 今度こちらにこられるときは、ぜひご連絡くださいね。
屋根裏の狂女>怖いというより私は親しみと興味を感じてしまいました。殆ど笑いに近いものがこみ上げて。どこの建物だったのですか?今度見に行きます。知り合いだったりして・・・(ってウソウソ!)。

葉月さん。ご親戚が三重県におられるのですね。
母は、甲賀に住んでいます。遊びに行った際に、パートナーを連れて忍者屋敷も見に行ったことがありますよ。オフシーズンで誰もいなかったけど、それなりに面白かったです。古い和式木造建築って無条件に好きなんですよ。でも母の住む村にはそれほど「出そう」な雰囲気はないです。
田舎好き、自然が好きで、ロンドンや流行のものにはとんとウトい私。ごめんなさい。

キヨウさん>
ほんとにおもしろい教授さんですね。こういう先生なら、勉強も楽しいでしょうねえ。
ホームページ拝見しましたが、まず私がしたことは、ページの下の「検索サービス」に2001と打ち込むことでした。へえ〜今年って日本では平成13年っていうんだ・・・。

「海外在住ネタ」ばっかりですいません。


吸血鬼覚書。 投稿者:カマキリ  投稿日: 8月 9日(木)23時00分32秒

 今晩は。葉月殿、レス有難うございます。
 はじめて吸血鬼を意識したのは、多分小学校低学年。
水木しげるの「世界妖怪百科」(タイトルうろ覚え・・・学研だったかな?)
を塗り絵に使用するような子供でしたので(笑)、妖怪・怪物が好きでした。
しかし何故吸血鬼が気に入ったのかは、未だに解りませんね。
わたくしは耽美派でございますので(笑)、一番好きな作品は
須永朝彦の「就眠儀式」だったりします。
海外ですと、ポピー・Z・ブライト「ロスト・ソウルズ」。
スプラッタ・パンクと呼ばれる作品群では(耽美というよりエログロ)
サンドラ・ヴォ・アン「私の中の中」が面白かった〜。現在読んでいる
「ライヴ・ガールズ」も、なかなかです。

 過去にみた吸血鬼映画では、クリストファー・ウォーケンが良かったな。
アベル・フェラーラ監督「アディクション」の、吸血鬼の血を好む吸血鬼。
あまりにも違和感なく噛み付いているものだから、「本物だったりして・・・」
なんて。首無し騎士も、首がついてた時のほうが怖かったもんね(笑)

噛みつきた〜い 投稿者:ねこまた  投稿日: 8月10日(金)19時38分43秒

カマキリさん、こんにちは。カマキリ恐怖症のねこまたです。
吸血鬼に関するコメント、面白いです。
クリストファー・ウォーケンは、人間の役しか見たことなくて、あまり好きではないのですが、
>あまりにも違和感なく噛み付いているものだから
・・・私、お芝居をやっているのですが、ふと、「吸血鬼の役って、楽しそうだな」って思いました。Hな雰囲気もありますしね(^^)。


クリストファー・ウォーケンのこと 投稿者:素天堂  投稿日: 8月11日(土)04時30分39秒

葉月さま みなさま
おひさしぶりです。
葉月さま。偏屈館アップありがとうございました。
カマキリさま。 年季の入った吸血鬼好きでいらっしゃいますね。
皆さんのように沢山見てはいないのですが、ある意味、吸血鬼こそ耽美の象徴なのではありませんか?「ノスフェラトゥ」の昔から、正装と高貴が彼らのアイデンティティーだったように思うのですがいかがでしょう。
でもC・Wの「アディクション」見てみたい作品です。こわそうだし。
最近ではちょこっと出て全体をさらってしまうような濃い役が多いですけど、
「スリーピー・ホロウ」たのしかったですよね。
ねこまたさま。クリストファー・ウォーケンおきらいですか?     
素天堂としては、「ディア・ハンター」(この作品自体はあまり好きではないのですが)での、
神経症的な若いヴェトナム帰り役以来、結構気に入っております。
先日、関東地方でTV放映された「マウス・ハント」という作品。彼が大熱演しておりました。
ゴースト・バスター顔負けのフル装備と、最新の器具を使いながらちびネズミに翻弄され救急車で運ばれる役は大笑いで涙まで出ました。全体としては演出過剰でトロくさくあまり乗れない映画でしたが、あのエピソードだけでも一見の価値はあるかも知れません。イメージ変わりますよ。


「偏屈映画館」アップしました! 投稿者:葉月  投稿日: 8月12日(日)13時10分14秒

皆さん、こんにちは〜(^^)
ウィアード映画館に素天堂さんの「偏屈映画館」をアップさせていただきました。現代に氾濫する「こけおどしの怖さ」「奇異をてらった映像」とは一味違う「ミステリーの秘かな愉しみ」が満喫できます(^^)同時に上映リストも更新いたしましたのでヨロシクお願いします〜。

ねこまたさん>
お久しぶりです(^^)イギリスはもう秋の気配なんですね〜うらやましいけどツンドラは嫌ですね(^^;)温暖化に関係あるのかわかりませんが、私の身内にエステをやっているものがいるのですが、この夏、紫外線でヤケドに近い状態になっている人が多いと聞きました。帽子をかぶり完全防備しているのに少し太陽にあたっただけで。オゾン層に関係ありそうですね。怖いなぁ。

>>母は、甲賀に住んでいます。

お、甲賀モノですね?(笑)忍者屋敷は伊賀のほう大きなテーマパーク?みたいなのがありますよね。甲賀にもあるんでしょうね。忍者はカッコいいというのもありますが、その時代背景、階級制度、それから並外れた技術、生まれ持った特質に一種の奇形を感じることがあります。何となく惹かれてやまない職業?です。海外で忍者にあたる職業って何でしょう?

吸血鬼がエッチな雰囲気というのは賛成です。字面として「エロティック」に変えてもいいでしょーか?(笑)血が生命の糧というより、むしろ吸血行為が一種の愛の行為なんでしょうね。お芝居で吸血鬼の役やることになったら教えてください。ここには吸血鬼マニアがたくさんいそうだから演技に役立つ情報がたくさん得られるかも(^^)

カマキリさん>
水木しげる氏の絵は塗り絵のしがいがありますね(笑)水木さんの吸血鬼エリートも独特の味わいがありますよね。

「就眠儀式」私も好きです(^^)このサイトでは本のアンソロジーに「森の彼方の地」だけ取り上げております。カマキリさんは本当にお好きみたいですね。吸血鬼文学はなかなか網羅できてないので、ヴァンパイア文学をセレクトしていただけたら嬉しいなぁ。個人的にも知りたいですし。よかったらメールくださいませm(^^)m

素天堂さん>
「偏屈映画館」ではお世話になりまして、ありがとうございましたm(^^)m

>>最近ではちょこっと出て全体をさらってしまうような濃い役

すごいウケてしまいました(笑)クリストファー・ウォーケン、昔は女性ファンが多かったですよね。あの瞳に吸い込まれそうとかいって…(やはり怖いか)
私は「ディア・ハンター」などのときより、最近の濃い役のほうが好みです。コメディっぽい役も増えてきたようですね〜。

ジャン・ルノアール「寄宿舎」>
もちろんビデオ持っております(^^)萩尾望都さんの「11月のギムナジウム」「トーマの心臓」が少なからずこの作品に影響を受けていると聞いたことあります。「寄宿舎」の少年たちの愛は美しく哀しいけれども、個人的には役者がちょっと…(^^;)年上のほうはサンダーバードの人形、年下のほうは不二家のポコちゃんを連想してしまって、どーも入り込めなかった(^^;)ところで、「サロン・キティ」が「ナチ女秘密警察・SEX親衛隊」という邦題ですごいと思ってたのに、それ以上にすごいとはどんなんでしょう(笑)よかったら教えてください〜m(^^)m
http://homepage2.nifty.com/weird~/sutendo.htm


血族達よ! 投稿者:カマキリ  投稿日: 8月13日(月)01時30分06秒

 皆様、ごきげんよう。
吸血鬼の話題花盛りで嬉しいです。やはり人気のあるキャラクターなんですね。

+ねこまた殿+
「噛みつきたい」という日本映画、ありましたね。緒方拳が吸血鬼で、襲われる
のが安田成美という、かなり疑問なキャスティングで・・・。しかし。
オープニングに天野可淡作の吸血鬼人形が使用されていたのがポイント高かった!
吸血鬼が特に女性に人気があるのはやはりそのエロティックな存在故でしょうね。
オーソドックスに首筋に噛み付いて欲しいなぁ。性感帯でもあるわけだし。
 かなり昔に読んだ記事に、「ロンドン・ホラー・ツアー」というのがありましたが
現在もあるのかな?幽霊出没地や、殺人現場(もちろんホワイトチャペル含む)、
ロンドン塔等をガイド付きでまわるというオイシイ内容でした。劇場を通る時には
出番待ちの役者さんたちがホラーな演技のサービスをしてくれて。
いつかロンドンを旅する時には参加したいと思っていたのですが・・・。

+泰天堂殿+
クリストファー・ウォーケンが大天使ガブリエル役の「ゴッド・アーミー」、
お勧めです!グランジな美しくない天使(笑)が沢山でてきますが、やはりウォーケン
が絶品。特に「天使座り」とよばれるポーズが可愛いですよ。
ウォーケンと天使という一見対極の組み合わせですが、いやー、見事にハマリ役です。

+葉月殿+
 わたくしの吸血鬼知識が少しでもお役に立てれば光栄です!!
とりあえず、吸血鬼アンソロジーに加えられそうなものをご報告しますね。
メール送りますので少々お待ちを。
「就眠儀式」は、装丁違いで所持しています。署名入りです(自慢・笑)
須永朝彦ファンなんです。氏の作品は「耽美バイブル」として、我が暗黒
図書館に永久保存。硝子扉付き書棚にて保護してございます(笑)
そうそう、葉月殿のコレクション、モンスター切手は私も持ってます!
他にドラキュラ生誕100年記念に発行されたものもあります。ムフ。

 何だか長くなってしまってすみません。吸血鬼好きの皆様、恥ずかしがらず
カミングアウトしましょう。眩しい月の光が待っていますよ〜。


寄宿舎と吸血鬼 投稿者:素天堂  投稿日: 8月13日(月)11時15分37秒

葉月さま
みなさま
困っちゃいますね。「サロン・キティー」と較べたらいけませんでしたね。反省しております。初回封切り時の題名は、今ファイルを探してきましたが「悲しみの天使」です。そんなにひどくないかな。でもやっぱり恥ずかしいなぁ。
しかも、葉月さんヴィデオお持ちだとか。素天堂は一度しか見ておりませんし、「寄宿舎」の改題新発売の告知もどこかでへぇっと思っただけだったので、細かい内容のお話ができないのが残念ですが、子羊を抱いた主人公の可愛さは格別でした。
西洋人の感性と日本人の感性との相違かもしれませんが、可愛さの基準が微妙に違いますよね。泰西名画での「聖母子」像での赤ん坊をかわいいと思ったことがほとんどありませんし。
映画「恐るべき子供たち」にしても、あの主人公の兄弟は私にはいまいちでした。それに素天堂としてはどちらかというと少女好みなので。コレクション(もちろんヴィデオですが)もそちらに偏りがちです。そのうちそっちのほうでもお話ししましょうか。
カマキリさま
「ゴッド・アーミー」探してみます。ただ、免許を持たない素天堂はレンタル・ヴィデオの会員になれないため、レンタル落ちという細々とした市場をさまよっておりますので何時のことになるかわかりませんが。
大昔、薔薇十字社というとんでもない名前の出版社がありました。そこで本当にすてきな装幀の「吸血鬼幻想」という本がありました。クロームグリーンの貼り箱に野中ユリさんのエッチングを張り込んだ綺麗な本でした。もちろん、河出文庫で中身だけなら再刊が出ておりますが。
いやあ、いい本だったよなあ・・・素天堂の昔話です。 すみません。


吸血行為 投稿者:ねこまた  投稿日: 8月13日(月)20時07分17秒

吸血鬼好きとは自覚してなかったのですが、そうだったのかしら?
なんだかこの話題にはまってしまってます。
葉月さん>字面として「エロティック」に変えてもいいでしょーか?
ダメです(笑)。てのは冗談ですが、
>吸血行為が一種の愛の行為
というより私はもっと肉体的な、シビア〜なものを感じたいです。
例えば、吸血鬼になってしまった元人間が、吸血欲(肉体的欲求)と罪悪感の狭間で悩み苦しむ姿はAnother Sexualityに通じるものがありますし、欲望することと傷つけることが不可分というテーマは一部のSM人の間でも非常に共感を持たれています。
日本映画「噛みつきたい」は題名だけ覚えていますが見ていません。それよりウォーケンさんてえらいリッパな俳優さんだったんですね。もうムチで困ります(笑)。女性に人気があっただなんて、想像できません。
殆どまともに見てない(ロードショーの予告編をテレビで、程度)ところに、テレビの映画チャンネルでやってたWild Sideというわけのわからないモノを見てしまったもので、非常にイメージ悪くなってしまってるんです。そもそもレズシーンが目当てで見たもんだから、男は出てくるな!みたいな感じで・・・。
でも今、同じチャンネルでウォーケン特集やってるので、見て更生したいと思います。
それと、いつか私自身吸血鬼の役を晴れて手に入れた暁には、皆様アドバイスよろしくお願いしますね。(元々、やわ肌に噛み付くのは好きな方ですが・・・)


地に這う 投稿者:O  投稿日: 8月14日(火)12時27分34秒

葉月さん、みなさん、こんにちは。

葉月 さん

ロンドンは、本当に愉しかったのですが。
はや2週間。日本の東京のこの地に、すっかり這いつくばっておる日々です。
丸尾末広本は英訳のものですが、こちらでもタワーレコードなんかでよく見掛けるものです。
『エド・ゲイン』はどうやら昨年のアメリカ映画で、日本でも秋公開のようです。
イギリスでも大作でないとアメリカ公開から、ずれるのですかね。
で、これスチルを見ると、割合『悪魔のいけにえ』っぽいエド・ゲインですが、
なんだか評判はいまひとつのようです。
監督は『ヘンリー/もう一つの連続殺人鬼の記録』という映画で
ヘンリー・リー・ルーカスを描いたチャック・パレロ。
エド・ゲインを演ずるは『ヘルター・スケルター』という映画で
チャールズ・マンソンを演じたスティーブ・レイルズバック。
どうなんだろうか。
オスカー・ワイルドは、ごめんなさい。銅像ではなく、記念碑でした。
田中康夫みたいなのは勘弁ですね。
蝋人形は行けずに残念でした。
あんまり関係ないですけれどもアメリカではこんなことになっているそうな。
どちらかといえばLoroさんな話題でしょうか。
http://news.yahoo.co.jp/headlines/reu/010809/ent/13034001_japan_47632_1.html
古本の検索エンジン。
自分は専ら目録か実際に出掛ける方なので詳しくありませんが、おっしゃっていたもの以外では、
http://www.jcross.com/usedbkcrs/usedbkcrs0mnu.html
↑など、割合使います。
はやく巡り合えるとよいですね。3号さんに4号さん。

ねこまた さん

ありがとうございました。
長袖に命救われるロンドン初日でした。もうなんだろう。3月頭くらいの感じでした。
そのあとは割合温かな毎日でしたが、ほんと、助かりました。
まったく。ねこまたさんは夢のなかの恋人です。そのうち血を吸ってください。
でもって、お知り合いの魔女さんによろしく。
ハマースミスのノボテルというホテルの近くでの非礼を詫びていたとお伝えください。
秋気分のロンドンを逃がしてしまい、ちょっぴり残念でした。

カマキリ さん

須永朝彦にスプラッタ・パンクとはすてきな取り合わせですね。
『私の中の中』はフランスの女性の作品ですよね。
金子国義の装丁に目がとまりましたが読む機を逃がしておりました。宿題が増えました。
文春文庫のスプラッタ・パンク・シリーズ。かな。
こちらは、古本屋落ちを狙ってですが読んでいます。
『ライヴ・ガールズ』はまだ発見できませんが、こちらも必読のようですね。
『アディクション』はよかったですね。
吸血鬼ではありませんが同じフェラーラ&ウォーケンの『キング・オブ・ニューヨーク』。
すきです。

素天堂 さん

偏屈ぶり堪能させてもらいました。
『探偵/スルース』なんて。すてきなセレクト。なんか。映画。よいですね。
ところで、葉月さんとのお話に出ている『悲しみの天使』って
ジャン・ドラノワの監督作品ではありませんか。
実は以前より観たいと思っていたのですがビデオになっていることすら気付きませんでした。
『サロン・キティー』との関係も気になります。探してみます。
種村季弘の『吸血鬼幻想』。本格的に吸血鬼にのめりこむ切っ掛けのひとつでした。
最初に読んだのはビブリオテカでしたが、しっかり薔薇十字社版も手に入れました。

吸血鬼のえっちな「エロティック」。

がぶりと噛みつく/噛みつかれるもエロティックな営みだと思うのですが、
それ以前に、あの眼差し。見詰める/見詰められるにこそ、
なんだか、きゅうけつな感じがありませんか。
あの眼差しを受け入れ支配されることへの欲望にリアリティを感じます。
> 吸血欲(肉体的欲求)と罪悪感の狭間
に立つにはモラルが必要かもわかりませんが
そのモラルすら吸い尽くされて意のままに…って。
いつのまにやら血を啜る側でなく啜られる側に立っていますね。
まあ自分の趣味です。
でも、吸血鬼が"死"の影であるのなら、自分ら生者は、いつでも啜られる側ではないですかね。
エドガーやアランは賽の河原の子供たちだったりして。なんだかですね。すいません。

H・R・ウェイクフィールド『闇なる支配』という短編が
「幻想と怪奇」という雑誌の吸血鬼特集にあります。
妖女な子守りによる"しつけ"と囚われていく主人公。その告白録といった趣向。
吸血鬼は出てこないのですが。吸血行為の本質の一面をついていたような憶えがあります。
長編ではシオドア・スタージョンの『きみの血を』も"吸血鬼"ではないけれども
吸血鬼の切なさに通じているような気がします。なんだか孤独な狂気。
啜るも啜られるも大変です。


ご指摘ありがとう 投稿者:素天堂  投稿日: 8月15日(水)08時23分33秒

Oさま
ご指摘ありがとうございました。キネ旬のソフトで再確認しました。
うる覚えはやっぱりよくありませんね。
「サロン・キティー」は口が滑っただけで何の関係もありません。
原題と邦題の恥ずかしい例として取り上げただけですから。
どちらも、一見の価値ありですからどうか関連など気にせず
探してみてください。

シリアル・キラー 投稿者:カマキリ  投稿日: 8月15日(水)23時47分26秒

+O殿+
エド・ゲインといえば、幻のカルト・ムービー「DERANGED」ですよ!
公開は74年、しかし直後に制作者が行方不明となりフィルムも消失。
それから20年を経た94年に奇跡的にフィルムが発見され、95年に
日本で世界初の完全版がロードショー公開されました。この上映時に
観に行きましたが、キモチワルかったことしか記憶にないです・・・。
エド・ゲインほど映画監督たちのインスピレーションの源となった
犯罪者はいませんが、彼の犯行を最も忠実に再現したのがこの映画だと
云われています。ヴィデオ化されているかは不明。

「ライブ・ガールズ」は、文春文庫の新刊平台にあると思いますよ。
確か、先月の新刊です。


夢幻紳士リニューアル! 投稿者:葉月  投稿日: 8月16日(木)18時51分35秒

皆さん、こんにちは〜(^^)
「偏愛マンガ図書館」、ぎずななさんの「夢幻紳士の異世界を散策する」のページを更新させていただきました。イラストはぎずななさんが描いてくださいました。ウチノリカさんも、ぎずななさんも絵心がありますね。ホントに巧い〜!(^^)

カマキリさん>
>>わたくしの吸血鬼知識が少しでもお役に立てれば光栄です!!

ものすご〜く心強いです!ヨロシクお願いしますねm(^^)m

>>「就眠儀式」は、装丁違いで所持しています。署名入りです(自慢・笑)

わ〜うらやましい(*^^*)カマキリさんの暗黒図書館をのぞいてみたいです。実在の吸血鬼にも詳しそうですね?

素天堂さん>
「寄宿舎」はTVでオンエアされてたのですよ。BSかケーブルTVだったか忘れましたが。ビデオは萩尾望都ファンにぐるりと貸し出した覚えがあります(笑)寄宿舎や温室の風景がステキでした。でも役者の少年はやはり(^^;)かわいさの基準、個人でもいろいろあるでしょうしね。

>>コレクション(もちろんヴィデオですが)

カッコ内の断り書きがコワかったりして(笑)
「少女」は私も好きですよ。素天堂さんは「シベール」がベストですか?「ミツバチのささやき」「ドリーム・チャイルド」「ピクニックatハンギングロック」「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」「おませなツィンキー」…素天堂さん、皆さんのお好きな美少女も教えてくださいませm(^^)m

ねこまたさん>
>>吸血欲(肉体的欲求)と罪悪感の狭間で悩み苦しむ姿はAnother Sexualityに

確かに「吸血鬼カーミラ」や「ロスト・ソウルズ」はレスビアン&ゲイ文学としても読めますよね。悩み苦しむといった姿。彼らに惹かれる理由の一つかもしれません。反キリスト教的というかモラルへの無意識の復讐みたいなものさえ感じられて。
吸血鬼は生殖的行為なくとも確実に仲間を増やせるというのもすごい(笑)

Oさん>
こちらにいるとロンドンの気候がなつかしいでしょうね(^^)
「エド・ゲイン」は「ヘンリー〜」の監督さんで「ヘルター・スケルター」の役者さんですか。どちらも見ましたがあまり印象に残ってないような(^^;)エド・ゲインは誰が演じるのがしっくりくるでしょうかね?本人はいわゆる悪人顔ではないですよね。

ルゴシとカーロフの蝋人形とはいいですね〜!ユニバーサル・スタジオで公開の後…ということでしたが、大阪のUSJにも寄ってほしいな〜。私が行ったときは、マンソン一家の蝋人形が迫力ありましたよ。マンソンの危なげな目つきがそっくりだった。ついでにボブ・ゲルドフもそっくりでした(そーいう時代でした(笑))

「寄宿舎」の監督名、ごめんなさい〜、そのままコピーしてしまいました(^^;)素天堂さんもおっしゃってますが、「サロン・キティ」とはそんなに関係ないです〜でも邦題って面白いですよね(笑)「寄宿舎」がなければ萩尾望都さんが「トーマの心臓」を描いておられなかったと考えると重要な作品かもしれません。

>>しっかり薔薇十字社版も手に入れました。

うーすごい!Oさんの暗黒図書館ものぞいてみたい〜(^^)

>>エドガーやアランは賽の河原の子供たちだったりして。

これは面白い見解!時間に置き去りにされたという点では共通するかも(^^)


コレクション 投稿者:素天堂  投稿日: 8月18日(土)17時23分05秒

葉月さま
素天堂の少女コレクション以下に列挙させていただきます。
いかがでしょうか。いわば偏屈館別館と言うところでしょうか。
「ダウンタウン物語」 「タクシードライバー」「白い家の少女」
「ミツバチのささやき」
「ジェニーの肖像」
「ロリータ」
「悪い種子」
「シベールの日曜日」
「ペーパー・ムーン」
「アリス」
「ドリームチャイルド」
「不思議の国のアリス」英国版
「プリティ・ベビー」
「地下鉄のザジ」
「サスペリア」「ファントム・オブ・パラダイス」
「キャリー」


ヴァンパイアの受難時代 投稿者:O  投稿日: 8月20日(月)05時09分12秒

葉月さん、みなさん、おはようございます。

夢幻魔実也、そっくり。ぎずなな さんがお描きになってらっしゃるのですね。
ちょっと吃驚。すごいです。
自分は『ライヤー教授の午後』『宵闇通りのブン』とか、すきでした。
もちろん夢幻シリーズも。復活してほしいですね。

素天堂 さん

『寄宿舎』。ソフト化されていること知りませんでしたので感謝です。
ただ、なかなか見つかりません。ビデオは廃盤なのでしょうかね。
まあ、頑張って探します。

カマキリさん

『ディレンジド』自分も観に行きました。ビデオも出ているようですよ。
副題が『人肉工房』。どうかと思いますが…香港ホラーと間違えそう。

実験映画で、なんだか風景ばかりが映っている映画ですが
ジェームズ・ベニングの『ランドスケープ・スーサイド』という作品も
エド・ゲインをモチーフにしています。これはビデオはないかも。
全然違うのだろうし詳しい方に怒られるかもわかりませんが
永山則夫についての映画『略称・連続射殺魔』と印象が重なります。
こちらはビデオでも観ることが出来ます。
どちらも実験的な映画なので劇映画な愉しみはありませんが。

葉月さん

USJ行って、帰りは食い倒れ。大阪行きたい。ちと遠い。
自分、割合近くのディズニーランドにも行ったことないのです。
友達少ないので。ほら、闇にか〜くれて生きる♪ですからね。
せいぜい東京タワーかな。ほら、高いところ好きだから。
まあ。ルゴシとカーロフには、いずれ東京タワーで逢いたいものです。

吸血鬼のお話に刺激され、
手許にある吸血鬼映画を年代順に観なおしています。
で、思ったのですが80年代の吸血鬼映画って、
いまひとつパッとしないような気がしませんか。
一応、ハマー『吸血鬼ドラキュラ』くらいまでを古典とすると
60年代から70年代は、パロディ、レズビアンやゲイ、黒人…と、
しっかりカウンターカルチャーしていると思うのですが、
どうもそれ以降、薄味な気がします。
まあ、ここ数年、ちょっとは盛り返しているかもわかりませんが。
『ハンガー』『フライトナイト』『ニア・ダーク』『バンパイア・イン・ベニス』
どうでしょう。悪くはないのですが、比較すると、なんか弱っちくないですか。
そもそも思いつくのがこれくらいなのですよね。
吸血鬼はバブルが苦手だったのでしょうか。


メールオーダービデオクラブ 投稿者:ねこまた  投稿日: 8月20日(月)19時01分48秒

に入会しました。これで出不精でめんどくさがりの私も、余裕を持って映画を見れそうです。
年会費10ポンドはあるものの、レンタル料は街角のレンタル屋さんと変わらないし、在庫タイトルの幅はもっと広そうだし、かなり期待してます。
ウィアードでエロい映画を見てみたいと思っています。
またお勧め教えてくださいね!

Oさんラブコールありがとうございます(*^^*)なんちって
>吸血鬼はバブルが苦手だったのでしょうか。
でしょうねえ〜。バブルもある意味で退廃的ではありますが、
イメージ的にはあぶらギッシュすぎるというか・・・。
コレステロール高い血液を吸って、弱ってしまったのかも(笑)。

それで思い出した、この前挙がっていた「処女の生き血」って
原題なんでしょうか? 見つかれば借りてみたいです。


グワシ! 投稿者:O  投稿日: 8月20日(月)21時44分51秒

葉月さん、みなさん、こんばんは。

もしかしたら、いまさらの話題かもわかりませんが
楳図かずおの未収録作品集『妄想の花園』を買いました。
3千5百円。プラス税。昨日まで、ひーひーしてたのに。
毎月20日は、自制心がどっか行っちゃうのです。
「初回限定楳図謹製花押入り」という言葉に素直につられてしまいました。
で、花押って、どこにあるの?まあ、よいのですが。
思っていたより割合近作?が大半ですが全25作品、たのしみです。

ねこまた さん

コレステロールとは気ずかなんだ。
納得しましたが、そうなると他人事ではないです。

メールオーダービデオクラブ。
なんだかヤバイ響きがすてきですね。日本にも届けてくれるとよいのに。
本日のおすすめ5本。
アメリカではビデオになっていましたが、イギリスはどうでしょうか。PALですものね。
"Les Bonnes Femmes" aka "Good Girls, The"
    Directed by Claude Chabrol (1960 France/Italy)
"Deep End" Directed by Jerzy Skolimowski (1970 Poland/USA/West Germany)
"Brewster McCloud" Directed by Robert Altman (1970 USA)
"In a Year of 13 Moons" Directed by Rainer Werner Fassbinder (1978 West Germany)
"Virgin Machine" Directed by Monika Treut (1988 West Germany)
なんだか羨ましいですね。
そういえば、ロンドンで日活ロマンポルノのビデオを見掛けました。
神代辰巳の『赤線玉の井・ぬけられます』"Street of Joy "これも傑作です。

『処女の生血』は"Blood for Dracula"です。
Directed by Paul Morrissey Produced by Andy Warhol 
cast: Joe Dallesandro、Udo Kier
1974年のアメリカ映画ですね。

なんだか私信のようになってしまいました。すみません。


残暑お見舞い申し上げます 投稿者:葉月  投稿日: 8月28日(火)02時06分16秒

皆さん、遅ればせながら台風は大丈夫でしたでしょうか?朝夕は過ごしやすくなりましたが、関西地方はまだまだクーラーに頼ってしまいます(^^;)

素天堂さん>
「少女コレクション序説」ですね。
ジョディ・フォスターの現在はいかがですか?今は女性に人気ありますよね。少女時代のほうが色っぽかったりして?「プリティ・ベビー」と「地下鉄のザジ」ではタイプが全然違いますね?素天堂さんの許容範囲広かったりして?
ホラー映画にも美少女がたくさん出てきますが、ダリオ・アルジェントなんて絶対に美少女マニアですよね〜。「フェノミナ」はホラーというより美少女映画で有名だし。ところで、「アダムス・ファミリー」のクリスティナ・リッチはだめですか?「バッファロー66」で男性は彼女が「天使」に見えたとか。体型がちょっとオバサンはいってるけど。「スリーピー・ホロウ」では印象薄かったですが。スリストファー・ウォーケン、ジョニー・ディップにおされて(笑)私の印象に残った美少女は、オムニバス「世にも怪奇な物語」フェリーニ編「悪魔の首飾り」のマリを抱えた少女。怖すぎて美しかったな〜。
映画以外の少女コレクションはいかがでしょうか?(^^)

Oさん>
ぎずななさんのイラスト、雰囲気ありますよねぇ。「処女の生き血」を再見したいと思っていたら、ぎずななさんが協力してくださいました。(ありがとう>ぎずななさん)
作品は昔に見たのと印象が違ってました。もっとエログロだったと思ってましたがエロゲロでしたね(^^;)処女の見分け方ってムズカシイのですね(笑)見終えた後で、これマジで撮ったのかなぁ…なんて思ってしまいました。

>>80年代の吸血鬼映画
80年代って特殊メイクとかSFXのほうに気をとられて内容がイマイチだったのかもしれませんね。SFホラーは名作も多かったと思いますが。「ハンガー」はボウイーの特殊(?)メイクにアゼン(^^;)口元が吸血鬼役にビッタリと期待して見たのですが〜。カトリーヌ・ドヌーブとスーザン・サランドンのレズビアンぽい空気、リストの「夜のガスパール」、バウハウスの「ベラ・ルゴシの死」は好みでした。

ところでOさんは妖怪人間だったのですね(笑)ベムってカッコいいですよね!東京タワーにも蝋人形がいたのですね。「わたしは真悟」ネタもあるし、ぜひ行ってみたいです!関西は一見ホラーな雰囲気から遠いようですが、古いものが多いので諸星大二郎的スポットがたくさんあるようですよ。

「妄想の花園」はまだ買ってません〜。ホントに未収録未読作品ばかりでした?

ねこまたさん>
メールオーダービデオってメールで注文すると宅配してくれるやつですか?いいなぁ〜日本にもそういうのあったらいいのに。

>>ウィアードでエロい映画を見てみたいと思っています。

エロい映画って女の人が出てくるほうがいいですか?(笑)うーん、また考えておきます。個人的にアートとエロを兼ね備えていて好みなのはフェリーニの「カサノヴァ」(1976年IL CASANOVA DI FEDERICO FELLINI)かな。「処女の生き血」は先ほども書きましたが、笑いたいときにはいいかもしれません。なかなか愛すべき作品です(^^)


コレクション続き 投稿者:素天堂  投稿日: 8月29日(水)21時18分54秒

葉月さま
みなさま
どうか素天堂を無節操と呼んでください。というか、タイプとしての好みはないようです。どちらかというと映画としての内容の一部としてしか見ていないせいでしょうか。試みに偏屈館風に感想をまとめてみますと
「プリティ・ベビー」
ニューオリンズの娼家街ストーリーヴィルに住み込み彼女たちの写真を撮り続けた男E.J.ベロックの話。それに絡む12歳の娼婦役がブルック・シールズ。きれいだったなぁ。すべてにおいて。ルイ・マルにしてはシニックな物語。大人の恋を描くとくどくなるのに。
「地下鉄のザジ」
レイモン・クノーの原作がめちゃくちゃシュールでキュート。ルイ・マルはそれをほとんど原作通りに映画化している。パリの街がすっかり主人公の少女の遊園地になっていて、何度見ても楽しい映画です。主人公ザジ役はカトリーヌ・ドモンジョ。凄い名前だがこれ以外に出た作品があるのだろうか。おじさん役のフィリップ・ノワレがいい味を出している。なお、原作は中公文庫で読めると思います。イラストも楽しいです。
というわけです。
ジョディは、いまでも好きな女優の一人かもしれません。あんまりいいファンではありませんが。
「スリーピー・ホロウ」と「世にも・・」の外は見ていません。「スリーピー・・」のあの女優さんはお気に入りでしたよ。「フェノメナ」は今度探してみます。
「世にも・・」では、一番つまらないといわれているロジェ・ヴァディム「黒馬の哭く館」で、ジェーン・フォンダばかり見ていました。
あのころのジェーンはいちばんきれいでした。「バーバレラ」「獲物の分け前」・・・まあ、女優編はまた別の話。
ところで、また素天堂から問題提起(ちょっとオーバー)。
アン・ライスは絶対に「ポーの一族」を読んでいたに違いない。
いかがでしょうか?  映画以外の少女についてはまた今度。


アン・ライスはポーの夢をみるか 投稿者:カマキリ  投稿日: 8月31日(金)21時58分34秒

今晩は、吸血鬼ネタを嗅ぎ分け乱入するカマキリです。
アン・ライスは「ポーの一族」を読んでいたか??
私もそれが気になっていたんですよね。実際のところ、
どうなんでしょう。「夜明けのヴァンパイア」は76年、
「ポーの一族」は74年刊行ですから、時間的には単純に
2年間あくわけですし、影響を受けているのでは?と
考えられなくも無い。しかし、当時の日本漫画の海外での
認知度を思うと、?です。
「夜明け〜」に着手するまでの構想期間もあるでしょうし、
アンの年表によれば68年には「夜明け〜」の原型になる短編を
執筆したとのことです。
アン・ライスについてはアトリエサード発行の
「アン・ライス ウィズ ヴァンパイア・ジェネレーション」が
かなり詳しいので、ぜひご一読を!パッと見は軽そうな本ですが、
内容はとてつもなく濃いですよ。

+葉月殿+なかなかレポートが送れなくてごめんなさい(汗)
    気長にお待ち下さい〜!

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