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(2001.6.2.)〜(2001.6.30.)


つながり ふたたび 投稿者:青猫  投稿日: 6月 2日(土)07時28分21秒

>葉月さん
>「ピクニックatハンギングロック」の元ネタ
ネットで調べた時、実話の内容は見つからなかったのですけど「ハンギング・ロックの秘密」というページがちょっと面白かったです。クトゥルー神話に絡めたストーリーでした。映画を元ネタにした、創作のゲーム・・・なのかな?

>(ラヴクラフトの顔って夢野久作にちょっと似てる…)
わはは、ホントですね〜。
それじゃあウールリッチは、中原中也に似てません?(帽子かぶってるからかな〜)

>Oさん
「墓とダイヤモンド」という短編がそれかも? (私は読んでないので確かじゃないですが)
ところで原題と関係ないこの邦題って、「灰とダイヤモンド」にひっかけたのかしら・・・(^^;
ジョニー・マーは、「喪服のランデヴー」の主人公の青年の名前です。どこにでもいるありふれた"ジョニー"。この本が、スミスのジョニー・マーの名前の由来とか。
>ジョニー・マーはザ・ザのライブの時、かぶりつきで見ましたよ。
うわ〜、いいな〜。熱心なスミスファンではない私ですけど、なんかやっぱり羨ましい。ザ・ザ、懐かしいです。(MIND BOMB! くらいしか知らないのですが・・)

悪魔を憐れむ歌 投稿者:葉月  投稿日: 6月 2日(土)19時09分22秒

皆さん、こんにちは〜(^^)

悪魔と天使についても調べている最中なのですが、それとはカンケーなく(^^;)ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」についてのコラムが音楽配信サイトにアップされましたので、洋楽と洋画に興味のある方はお寄りくださいませ(URLは下です。CMすみません〜m(_ _)m)
ついでに、Oさんも書いてくださってますが(ありがとうございます〜(^^))ウィアード映画館の作品リストもシンプルですが作りました。今まで見にくかったので(^^;)

LOROさん>
コニー・アイランドとリンクさせていただきました(^^)/読み応えのあるサイトですね〜。今後ともヨロシクお願いいたしますm(^^)m

Oさん>
バルテュスについては私も昔はわからなかったのです。でもあの空間を何となく好きになってきて、じっと見つめていると吸い込まれそうになります。逆に、昔好きだったデルヴォーやキリコの世界をじっと見つめていると疲れてしまうようになりました(^^;)

>>自分の中の興味を、きちんと、言葉で、区分け出来ないのは歯痒いですね。

私もまさにそうなんですが…でも区分けは必要ないかなぁと。Oさんの嗜好も多面性があっておもしろいと思いますよ(^^)私も傾向としては怪奇と幻想…なんですが、時々「これって怪奇と幻想???」って指摘を受けることも多々ありますもん(笑)そこがまた面白いと言ってくださる方もいらっしゃるし。美術もシュルレアリスムやマニエリスムなどなど分類されがちだけど、その中にもいろいろありますものね。シュルレアリスム全般に興味は持ってますが、マグリットやエルンストはなぜか苦手なんです。これだけは個人的な好みによるんでしょうね〜。ちなみにOさんのお好きなアーティストは?

猟奇王は実は読んだことがないのです(^^;)絵で敬遠してしまって。でも「幻想文学」の乱歩の特集でも取り上げられていたので機会があれば読みたいです!

>>『河童の三平』は自分にとっての哲学書です。
>>自分には、三平が死ぬ場面の衝撃は『デビルマン』のラスト

こーやって比べられると…でも、うなずいてしまいます(笑)どちらの作品も幻想的だし、作家の個性がよく出ていますよね。水木作品のあのユーモア、とぼけた味は絶品ですね!「デビルマン」「バイオレンス・ジャック」も大好きです(*^^*)ここでは、同性愛コミックで取り上げさせてもらいました(^^;)先日、リカさんにすすめられて「ベルセルク」というマンガを読んでみたのですが、これがけっこうラヴクラフトっぽいのですよ。いろんな寄せ集めといえばそうなんですけど。剣と妖精の時代って好きです〜。

青猫さん>
>>「ハンギング・ロックの秘密」
って小説ですか?「ハンギング・ロックの殺人」という小説を、ピーター・ウィアー監督は下敷きにしているみたいですが、別物かな。映画ではポオの言葉の引用などあって創作でも実話でも、いずれ取り上げたいです。よかったら「ハンギング・ロックの秘密」についても情報くださいませm(^^)m

夢野久作とラヴクラフトにOさん共々賛同してくださってありがとうございます(笑)ウールリッチの顔を拝見した事ないので(作品もですが)中也さんと似てるかどーかはわかりませんねぇ。あと、澁澤龍彦とみうらじゅん、というのも出ていますね(私が勝手に出したんだが(^^;))

http://www.mbeat.com/column/

ビル・ワイマンだぁ! 投稿者:Q兄  投稿日: 6月 3日(日)04時15分45秒

音楽配信サイトのコラム楽しく読ませてもらいました。
葉月さん ベーシストだったのですか!かっこいいですね!
ストーンズを読み やっぱりストーンズは「Let It Bleed」がベストと再確認
「ギミー・シェルター」のイントロだけでも私はきます(笑)

「悪魔を憐れむ歌」を演奏といえば「ロックンロール・サーカス」が好きです。
ザ・フーがスゴイ演奏を披露し、ジョン・レノン、キース・リチャーズ、クランプトン…の共演
白黒の海賊版で見ていたので カラーで見れたときは涙物でした。
サーカス形式のロック・コンサートというコンセプトは大成功だったのでは!
でもブライアン・ジョーンズの意識だけは もっと彼方の別世界にいるようでしたが(笑)

「悪魔を憐れむ歌」に思わず反応して
また怖い話しではありませんでした。すみません。。。

すきすき 投稿者:O  投稿日: 6月 3日(日)06時23分20秒

葉月さん、みなさん、こんばんは。
『ゴッド・アンド・モンスター』観ました。おもしろかったです。

青猫 さん

『墓とダイヤモンド』。ありがとうございます。短編集で探してみます。
この話も映像化されていそうですね。
それにしても、なんだかウールリッチ。
ヒッチコックやトリュフォーからマーまで。自分が思う以上に大物なのですね。
『喪服のランデヴー』ジョニー・マーの名前の由来とは知りませんでした。
ウールリッチの顔は、残念がら存じません。中原中也なのですか。今度確かめてみます。

ザ・ザというかマット・ジョンソンは昔から好きです。
自分が最初に好きになったミュージシャンはD・ボウイーなのですが、
当時、マット・ジョンソンの声が、なんとなくD・ボウイーを連想させたのですよね。
いま聴くと全然そう思わないのですが。なんか英語だし、よく聴き分けられなかったのかしら。

葉月さん

あっさりと、なんですが、区分けは確かにいらないのかもわかりませんね。
ただ自分の内では構わないのですが外に表すのに、冴えていない感じです。
すきすきばかりで、なんとなく。ねえ。
葉月さんも、ぽこぽこ、たくさんの顔を持ってらっしゃるような。
でも言葉でしっかり伝わってくるから心地よいです。

コラム読みました。
ストーンズの中でも『悪魔を憐れむ歌』は好きな曲です。
ライバッハやPYGのカバーも笑いまじりで好きです。
ブルガーコフの『悪魔とマルガリータ』を読もうと思ったのもこの曲のおかげです。
『ワン・プラス・ワン』も格好よいし。
なんだか、聴きたくなっちゃいますね。いま、『ゾンビ』のサントラ聴いていたのですが。
ストーンズの曲と映画といえば、番外かもわかりませんが『パフォーマンス』。
これまた、すきすきです。

自分もマグリットは苦手。エルンストはちょっとありなのですが。あとダリも遠いかしら。
シュルレアリスムの画家ですと、スワーンベリやトルイユ、ラム、
それにゾンネンシュタインに興味が向きます。アルトーのデッサンとか。
もともとベルメールの絵にひかれていたので、マグリットのような頓智の利いた感じよりも
友達でいるには大変そうな感じの絵が好きなようです。

『河童の三平』と『デビルマン』は強引に過ぎましたね。どちらもフェバリットということです。
『デビルマン』『バイオレンスジャック』は大好きですが、
『デビルマンレディ』はどうかと思っています。説明が多すぎませんか。
ところで、『デビルマン』。同性愛でもあるけれど異性愛でもあるのですよね。
その前に人間と悪魔だから生物としては人間と猿より遠い異種愛になるのかしら。
いずれにせよ漫画界一のAnotherでWeirdな愛ではありますが。
まあ。とんでもないですね。どうでもいいですね。すいません。
『ベルセルク』いずれ読んでみます。

澁澤龍彦とみうらじゅん。
それぞれの顔は思い浮かぶのですが、並べると浮かばない。ちょっと考えさせてください。

Q兄さん
ストーンズマニアだったのですね。
以前、お話したホドロフスキー映画の情報源S氏によると、
『コックサッカー・ブルース』も公開されるかもとのことです。
かなり眉唾っぽいです。でも、観てみたいので公開を、祈ります。

うう 投稿者:佐浦まいあ  投稿日: 6月 3日(日)12時35分12秒

私はマグリットがいちばん好き…。

>でもオスカルには中性的なエロティシズムを感じないのです〜。颯爽としてたのに初夜のときに「こわい…」って。ずっこけました(^^;)

葉月さん、こんどうちのOFFで、池田理代子について熱く語り合いませんか。
(別に、熱くでなくてもいいけど(^_^;))
待ってます。

http://www.cameraguild.co.jp/maia/

え 投稿者:青猫  投稿日: 6月 4日(月)15時14分04秒

葉月さん>
「ハンギング・ロックの秘密」はこちらで〜す。あちらには挨拶ナシで紹介しちゃうんだな。^^;
http://www2s.biglobe.ne.jp/~yochu/cthulhu/adv/hanging/

ストーンズ、実はよく知らないのですが(あせ)、The SUNDAYS というバンドがカバーした "wild horses" が大好きです。ストーンズの原曲もきっとよいのでしょう、ね?(う、愚問ですねきっと・・・)

>シュルレアリスムやマニエリスム
書き込み読んでて、私は澁澤さん経由で知った画家が多いな〜、と実感。
ベルメール、バルテュス、スワンベルク(というのは澁澤読み?)、ゾンネンシュターン・・・。
デルヴォー、好きです。あと、フィニとかボッシュとか。。。
今年の1月に『ベルギーの巨匠5人展』に行くことができて、なまデルヴォーの画面の大きさに圧倒されつつ、うっとり眺めてきました。でもそのうち疲れを感じるようになることもあるのかな、、、好きなものも感じ方とか、少しずつ変化しますよね。

Oさん>
「墓とダイヤモンド」は、創元推理文庫の『アイリッシュ短篇集2−死の第三ラウンド』というのに収録されてる模様です。『喪服のランデヴー』はハヤカワ・ミステリ文庫。お気に召すといいな。
写真はですね、ハヤカワ・ミステリ文庫のカバーの後ろにあります。^^ 
イメージ違ったらゴメンなさい☆
イメージといえば、ウールリッチの世界はホッパーの絵と近いかもしれません。

う〜ん、怖ネタないな〜。

こわくない 投稿者:ウチノリカ  投稿日: 6月 6日(水)01時16分49秒

葉月さん、W.C.のみなさん、こんにちは。
ご無沙汰してましたが、怖いネタ、な〜〜んにも出てこないのです。
たぶんあやかしの館にいようが、なにも見えないタイプなんだろうなあ。
そう、怖くてでなく最近ヒヤヒヤしたのは、レディオヘッドのチケットがなかなか入手できなくてアセりました…って関係ないしね。ウィノナちゃんの『ロスト・ソウルズ』も腰砕けな内容で怖くもなんともなかったし。

葉月さんのコラム読みにいきました〜(^^)。
ジョン&ビートルズマニアな葉月さんだけど、ストーンズネタだって2部構成ときてニクイな。葉月さんとは電脳アジト他あちこちで、映画、音楽、マンガなど色々お話させてもらってますが、ああやってコラムとしてまとまった形で読めるので、いつもとまた違った印象で楽しみにしております。こちらでの葉月さんも、偏愛対象を (^-^)絞ってるぶん濃度が増してるような。

映画と音楽の関係はとても密なものですが、私は映画の中で流れる音楽を突出した形で聴かないのですね。たとえ好きな曲がいっぱい流れてるような映画でも、それがいかにもとってつけたようであったり、映画本体よりも目立ってしまうのは好きじゃないんです。だからといって映画音楽を聴かないわけでなく、音楽を聴くと映像と一体化したような気持ちにさせられる映画音楽はかなり好きだと思う。今年中古でみつけた『ZOO』のマイケル・ナイマンなんて、かなり聴きました。もちろんヴェンダースとかタランティーノとか、いかにも本人の思い入れありそうなロックナンバーが並んだサントラも、かっこいいのあるし聴くんだけどね。

葉月さんが映画のなかの音楽を特にロックに絞ってセレクトしていく事自体、あまり考えたこともなかった私ですが、それゆえ逆に面白いな〜と思う昨今です。コラム読んでると、あの映画にこのミュージシャンの曲が使われてなかったかな〜とか思い出すことしきり。今回は「Paint It Black(黒くぬれ)」。曲ではないんだけど、頭がショートしちゃって部屋を真っ黒に塗りつぶす古尾谷雅人が出てくる80年の映画、大森一樹監督の『ヒポクラテスたち』なんてのを久しぶりに思い出したりしました。
とはいえ、ボウイーの音楽が入ってる映画について、聞かれても全然出てこないんですよ。ごめんね。
エムビートコラム、久々の更新ですよね。
私もそろそろシメにかかろうかな。

Q兄さん、葉月さん、・・あの万博の話ですけど(声が低め(笑))
私は太陽の塔もアメリカ館の月の石も見てないです (T_T)。一番負けてます。2時間以上並んでソ連館に行ったのとフランス館ぐらいかな〜大きなとこは。どこも混んでたし父は迷子になるし。 (^^; 公式ガイドブックは…存在すら覚えてないです。そういえば中近東方面?どっかの館で、あぶり肉を削いだのが美味しかったっけ。
Q兄さん、ウルトラQ「2020年の挑戦」って未見かも。でも面白そ〜!いつか見たいです。

Oさん、こんにちは。私も『デビルマン』『バイオレンスジャック』大好きです。デビルマンレディーを一緒にしちゃ、つらすぎる〜。
マンガはほんとに色々好きですが、無理矢理マイ・フェイパリットをひとつだけあげろと言われたら、楳図かずおの『わたしは真悟』。で、ふたつだけあげろとゴーインなことを言われたら、永井豪の『バイオレンス・ジャック』をあげるでしょう。む〜、子どもっぽい好き度チェックでごめんなさい。

(無題) 投稿者:O  投稿日: 6月 7日(木)23時32分07秒

佐浦まいあ さん

すいません。マグリット。ちょっと苦手なだけで…本物もほとんど観ていないし。
でも、オスカルは好きです。バラの絡まった感じとか。

青猫 さん

ありがとうございます。
創元の『アイリッシュ短編集』なら持っていたと思います。探してみます。
『喪服のランデヴー』は、ちと、せこい話ですが、
どうやら知っている古本屋にあるようなので近く購入するつもりです。
でも、とんでもない話のようですね。『ブッシュマン』みたいな出だしなのでしょうか。

エドワード・ホッパーの絵ってだれかの本の装丁で使われていませんでしたっけ。
夜の街角のバーのようなところの絵やベットの女のひとの絵とか。
すいません、題名わからないのですが。
なんだか都会の孤独というか、ちょっと淋しさが極まって怖さに転じる、
そんな感じではありませんか。
見当違いかもわかりませんがマーク・コスタビに通ずるものありませんか。

『ベルギーの巨匠5人展』なんてやっていたのですね。気がつきませんでした。
レオノール・フィニやレオノーラ・キャリントンは絵も文章も大好きです。
シュルレアリスムを理屈でなくて自然に体現していますよね。

ウチノリカ さん

ボウイーと映画。
『ラビリンス』や『ビギナーズ』は置いといて、
『キャットピープル』や『クリスティーネF』でボウイーの曲を使ってませんでしたっけ。
それからカラックスの『汚れた血』や『ボーイ・ミーツ・ガール』。『ポンヌフ』はどうでしたっけ。
『汚れた血』で、「モダン・ラブ」が流れるシーン好きです。
最近ならD・リンチ『ロスト・ハイウェイ』。アニメですがラルフ・バクシの『クール・ワールド』

楳図かずおはおもしろいですね。
自分は『猫目小僧』や『半魚人』が好きです。フリークスですよね。
アニメの『猫目小僧』も独特でおもしろかったです。
普通のアニメでなくて、紙芝居というか、なんというか。
上手く説明出来ませんが、いまならパソコンで応用してみたい手法だと思うのですが。
『バイオレンスジャック』は、やっぱり驚きましたね。ラスト。

マグリット 投稿者:ねば  投稿日: 6月 8日(金)23時53分27秒

1986年頃かなぁ。
東京は竹橋にある美術館でマグリット展があって、見に行ったのを覚えています。
私は絵を見る鑑賞能力が限りなくゼロに近いので、マグリットのようなだまし絵的な
ものは楽しめるんじゃないかと思ったんです。
結果、見に行ったということしか、覚えていない^^;;;

萩尾望都の「メッシュ」を読んで、絵画の鑑賞能力があったら、人生楽しめるだろうなぁ
と思ってたのよね〜

http://www.ksky.ne.jp/~kafuka/yamagishi/fkanrenlink.htm

最近の怖いこと 投稿者:佐浦まいあ  投稿日: 6月 9日(土)09時56分34秒

歴史教科書問題で、またもや揺れておりますが(いきなり変わる話題)
中国の教科書では、女性の乳房を切り取るという残酷な処刑の写真を
日本軍がやったこととして、載せたりしてるんですよね。
あれはたしか、中国のある地方の私刑方法だったと思うのですが
(「血と薔薇」のどれかに載ってませんでしたっけ。勘違いだったらお赦し下さい)
二重に怖いのは
あんな残酷な写真を平気で子供の教科書に載せてしまう感覚と
自国の風習を、他国(日本)の侵略の象徴として子供に教え込んでしまうことです。
しかし、そのことをちゃんと指摘しない日本の外交の弱腰や
一部(某)マスコミの「日本=悪」という論理がもたらす不利益というのも
怖いです。

とか思っていたら、大阪池田の教育大付属小学校の惨事。
いったい日本はどうなってしまうんでしょう。

えーと、マグリットについてですが
出会いは小学2年生の時。
週刊朝日のグラビアで見た「アルンハイムの領土」という作品です。
ポーの小説と同じ題名ですが、直接関連はなさそう。
しかし、無意識の中に訴えるものがあったんでしょうねぇ…。
以来大好きで、展覧会があれば見に行ってます。(最近は行ってないけど…)
ちゅーわけで、私のシュルレアリスム事始めがマグリットだったのです。

こわいよ〜 投稿者:青猫  投稿日: 6月11日(月)23時23分37秒

>とか思っていたら、大阪池田の教育大付属小学校の惨事。
>いったい日本はどうなってしまうんでしょう。
ホント、現実の事件の恐ろしさったら、、、その後の報道を聞くにつけ、参ります。
怖いもの好きだけど、現実に起こるのは嫌い。。。

以下↓は、大学の生物だか考古学だかの講義で、興味深いとも恐ろしいとも思ったこと。
アンモナイトの化石の殻の“まき”方によって、その時代が特定できるという内容なのですが、
いくつもの、時代の異なる殻の断面図を、進化の過程にそって並べていって年代を考えるんです。
で、最初はやっぱり殻の断面が単純な構造なんです。
次第に、少しずつ複雑に、精緻な構造になっていき、芸術的に美しい“まき”にまで到達する。と、そこまではよいのですが、それ以降の断面図があるんです。
それまで精密に、数学的な美しさで整っていた“まき”が、ある時点から狂いだしていくのです。
規則性が失われ、不均衡に、まさに「くずれて」いく形。その形のくずれの不気味さ。
進化の果ての末期的な形状。退行とはこういうことか・・・と、それを目の当たりにして恐ろしく、また切なくなりました。

今は、時代の爛熟期にでもあたるのでしょうかねぇ。。。
凶悪な事件は末期的な時代のなせる業なのか、それとも・・・。
歴史的に見れば、飢饉や戦乱で「末法の世」と嘆かれた時代はいくつもありますよね。
でも少子化ということは、生物として、種として危ないのでは、と漠然とした危惧を持っています。
虐待も、貧困のためとは限らないし。社会の中での母性の危機というような感じもします。
ブラッドベリの「火星年代記」の“人類の長い緩やかな黄昏の時代”なんてことも思い浮かべつつ、緩やかな黄昏であればまだいいよな〜、なんてことも思ったり。

う〜☆ 気の滅入る事件に、ついペシミスティックな内容の怖ネタです。m(_ _)m

>Oさん
>なんだか都会の孤独というか、ちょっと淋しさが極まって怖さに転じる、
そうそう! さすが巧いことおっしゃる。^^
マーク・コスタビって、あの、のっぺら坊の人物が出てくる・・・?
匿名的な、特徴を剥ぎ取られた、記号化された人物像は"ジョニー"という名に通ずるものがあるかもしれないですね。
レオノーラ・キャリントン、すきすき!(笑) "太陽と星を動かす愛"(だっけ?)、今、PCの壁紙に使用しております。(*^^*)
文章、読んだことないです。フィニも。シュルツとともに宿題になりそう。

はじめまして 投稿者:静代  投稿日: 6月12日(火)16時47分39秒

実はウチノリカさんの文章を探しているうちに,ここにたどり着きました.
「限りなくパンクリスタル」のあの時代の熱狂と三人称で書かれたクールな文章が
なんとも素敵でした.ぜひぜひ続きが読みたいです.
このホームページのトピックも興味深いものばかりで,まだあまり読んでないのですが
これからゆっくり読ませていただきます.

えっと,怖いものですよね.
Oさんがおっしゃっていたエドワード・ホッパーのベッドのうえで女の人がいる絵の表紙の本
「最後の瞬間のすごく大きな変化」(グレイス・ペイリー 村上春樹訳 文芸春秋)のなかの
「リトルガール」という短編が怖かったです.
(12ページくらいなのですぐに立ち読みできます)
ニューヨークのたぶん60年代頃,こういう事件は,よくあることだったんだろうな,
と思うと,よけいやりきれない気持ちになります.
グレース・ペイリーさんは短編小説家です.
主人公はブロンクス出身のユダヤ人女性.離婚暦ありのタフなシングル・マザーの話が多い.
(「リトルガール」は少女の話ですが)
エドワード・ホッパーの絵の中から抜け出してきたような主人公たちの話です.

失礼いたしました 投稿者:静代  投稿日: 6月12日(火)20時08分18秒

ここは葉月さんのホームページだったのですね.
m−beatのコラム読んでます.
「ガープの世界」は私の大好きな映画だったのですが,
葉月さんの文章読んでますます好きになってしまいました.
m−beatの掲示板におふたりのコラムのファンです.
と書き込みをしたかったのですが,
あそこの掲示板はすごおくマニアックな音楽ネタであふれていて
最近の音楽を聴いていない私は
ちょっと顔出しできないと思い,
こちらに書き込みさせて頂きます.

乱歩十選をアップ! 投稿者:葉月  投稿日: 6月13日(水)17時08分15秒

皆さん、こんにちは〜(^^)
乱歩のすばらしいサイト「尖端猟奇パノラマ」の制作者、大江十二階さんが「江戸川乱歩十選」をセレクトしてくださいました!乱歩ファンの方もポオファンの方も、そうでない方もゼヒご覧くださいませ〜m(^^)m(下にURLのせています)

さて、ホントに現実が怖い世界になっていますね。公私共に子供とかかわる機会が多いのですが、いまや集団登下校、送り迎えはアタリマエの時代になっていますね。昔は幼稚園にも子供同士で行ってたのに〜(いつの時代(^^;))

Q兄さん>
「ロックン・ロール・サーカス」、いいですね〜アノ時代でしか出せないエキセントリックさ!変人・奇人の多いロック界。「SIDE SHOW」にも「ロックン・ロール・サーカス」と題してミュージシャンのフリークスな部分を特集するのはいかがでしょうか!?

Oさん>
伝説の「コックサッカー・ブルース」観てみた〜い!「パフォーマンス」おもしろかったです。ストーンズとしての音楽ではなかったのでコラムには書きませんでしたが。この頃のミックは退廃的で美しかった〜(過去形?)
あ、なんか音楽サイトのようになってきましたね(笑)

>>シュルレアリスムを理屈でなくて自然に体現していますよね。

フィニあたりから女性のシュルレアリストにも興味を持ってきたんですけど、Oさんがおっっしゃることは、女性アーティストのほうにより感じられます。レオノーラ・キャリントンと、やはりエルンストつながりで、ドロテア・タニングも好きです。レメディオス・バーロの世界もすごいですが、キャリントンには品を感じるのですよね。ブルジョワジーという背景でそう思ってしまうのかもしれないけど…

「クリスチーネF」ではデヴィド・ボウイーとして出演していましたよね。Oさんはボウイーファンだったのですね。ウィアード映画館の「ヴェルベット・ゴールドマイン」対談はお読みいただけましたでしょうか?(笑)

まいあさん>
>>こんどうちのOFFで、池田理代子について熱く語り合いませんか。

なんか池田ファンに怒られそうなこと言ってしまいそうでコワイですが(^^;)オフの件は予定がわかってきたらメールさせていただきますね(^^)

>>中国のある地方の私刑方法

「血と薔薇」創刊号に載っています。あれは残酷ですよね。拷問と快楽という切り口では方って欲しくなかった写真です。(語っている文章はないんですけど、写真が掲載されている事が…)

青猫さん>
「ハンギング・ロックの秘密」おもしろかったです〜。紹介ありがとうございます(^^)

>>澁澤さん経由で知った画家が多いな

私も、私も(^^)でもスワンベルクとゾンネンシュターンはちょっと苦手かな…
フィニとボッシュは大好きです。イヴ・タンギーもあまり取り上げられてないけど気になります。

>>それまで精密に、数学的な美しさで整っていた“まき”が、ある時点から狂いだしていくのです。

これは興味深いことを教えていただきました。ドラコニアワールドの不思議な世界を通り越して、なんだか得体のしれない怖さがありますね。現実世界に重ね合わせるとさらに怖さがまします〜(;-;)

リカさん>
『ロスト・ソウルズ』怖くなかったですか。最近怖い映画って封切られてないのかな?

>>『ZOO』のマイケル・ナイマン

グリナウェイの映像とセットでしか聴いたことがないけど、サントラを聴いていると映像が浮かぶような感じですか?
私はコラムで、映画に流れる音楽を知っているのと知らないのでは全然印象が違うな…って、ただそれだけを書きたいがために書いているのかもしれません(笑)

「わたしは真悟」と「バイオレンス・ジャック」…共通点はナンでしょう。作家さんの個性としては対極にあるような気がするけど、どちらもカタストロフのにおいがしますね。両作品とも十分に怖い作品だと思います。「わたしは真悟」の扉絵は、ここで話が出ているシュルレアリスムの範疇に入れてもいいのでは…なんて思ってしまいます。楳図さんはダリがお好きなんですよね?

ねばさん>
>>絵画の鑑賞能力があったら、人生楽しめるだろうなぁ

鑑賞能力だけであっても余計に寂しいかも。サリエリ状態で(^^;)
でも私はバレエを全然知らんのだけど、山岸バレエまんがを読むにあたってバレエの鑑賞能力があるほうがより楽しめるのかな〜?

静代さん>
はじめまして〜書き込みありがとうございますm(^^)m
音楽コラムのほうも読んでくださってありがとうございます〜。
ウチノリカさんの文章はこのサイトでも多く読めますので今後ともヨロシクお願いしますね(^^)またこちらには何のネタでも気軽に書き込んでくださいね(^^)

>>「リトルガール」という短編が怖かったです.

興味がそそられますね。ぜひ読んでみたいです(立ち読みで(笑))

http://homepage2.nifty.com/weird~/ooe.htm

良識人の皮をかぶった復讐鬼ども 投稿者:ねこまた  投稿日: 6月13日(水)20時57分53秒

怖ネタ欠如でなりを潜めておりました。
小学校で子供がたくさん殺されたんですね。ガーディアン紙に大きく写真入で載ってました。出刃包丁で、ってところが日本的だなって思いました。アメリカでは小学校で銃乱射なんて事件、時々あるみたいですね。
インターネットのアサヒ・コムを読んでみたんですが、ある政治家が「悪いやつをただ閉じ込めるのではなく、人があのような精神状態にならないような社会をつくっていくことが必要」というようなことを言ってました。日本にはこういうまともな事を言う政治家もいるんだなって、感心しました。イギリスの政治家がこんな発言って、ちょっと想像できないです。イギリスは日本に比べて人権意識が進んでいるはずなのに、一方ではテレビの受信料が払えない人を投獄してしまうような、些細な「罪」でもとにかく「罰する」ことに一生懸命な国でもあるんですよね・・・(ため息)。
昨日の夜は、幼児ジェームズ・バルジャーを殺した当時10歳の男の子二人のその後に関するドキュメンタリーをやっていました。この二人(名前も顔写真も公開されているのに、何回聞いても名前が覚えられない。トンプソンと、もう一人が変な名前ですもん)が釈放?される時期が近づいているのだそうです。
番組の趣旨は、「犯罪を犯した少年は刑務所ではなく保護施設に送られ、更生のためのサポートを受ける。このケースではシステムが功を奏して二人は驚くべき変貌を遂げ、ちゃんとした人間として今後の人生を一般社会で過ごす準備ができている。しかし、被害者の遺族周辺は加害者が「罰を受けない」ことを不服とし、支援グループを結成して釈放反対、釈放された場合には私刑をも示唆する動きを示している」というものでした。加害者の家族は、「息子が釈放されたら、やつらにすぐに見つけ出されて暴行を受けるか、殺されるだろう」と言っていますが、実際に、保護施設から出所した別の少年が加害者と間違われて暴行を受けた事件や、別の女性が加害者の母親と間違われて暴行を受けたり家を焼き払ってやると脅されたりしている事件が既に何件も起こっているのです。
また、幼児が殺された際に少年たちは幼児に性的いたずらをしていたとか、死体を切り刻んでいたとか、さまざまな恐怖談が、低俗なセンセーショナリズムで販売部数を伸ばすことのみを目的とするタブロイド紙で書きたてられており、それを間に受けている人々も多く見受けられるそうですが、これも、事件当時の検死結果によって、すべてウソだと示されているのです。
で、何が言いたいかというと、こういう事件を見るたびに、いわゆる「幼児の命を大切にする、ごく普通の、良識的な一般人(と本人たちは思い込んでいる)」ほど残酷、冷酷、無責任、無慈悲で血に飢えた復讐鬼である存在はないんでないかと私なんかは思う、ということです。何よりも、被害者を支援するというお題目で尻馬に乗ってるだけの人々にはケイベツしか感じません。
珍しい殺人事件が起きるたびに、怖い怖いといいつつ実は内心喜んでる人が殆どだ、という気がします。「実は、犯人は私だ」と思えるかどうかが、分かれ目ではないでしょうか。

・・・話はころっと変わりますが、先日のカンヌ映画祭で日本からエントリした作品はなんと言う題名かご存知ですか? 見てきた人によると、働き中毒のビジネスマンが、仕事か家庭かの選択を迫られるという内容(超単純化)だったそうですが・・・。で、妻役の俳優さんがとっても美人で、ものすごく背が高かったと言ってました。誰かな〜。

あと、大昔に葉月さんにご質問いただいた、山岸作品に登場の化け猫バストの由来ですが、ケルト民話の中には見つかりませんでした。少なくとも名前はエジプトのネコ女神(バステトまたはバスト)から来てると思いますが、作品自体を読んでない(または憶えていない)ので、その行動や性格から由来を探すことができません。例えばギリシャ神話のメデューサも元は美しい乙女であった(でしょうか?私の勝手な作り話だったらごめんなさい)ように、女神も過去は悪者だったとか・・・ないでしょうか。

ねじまき状態 投稿者:O  投稿日: 6月14日(木)02時19分57秒

葉月さん、みなさん、こんばんは。
今ごろ言っても詮無いことですが、
いま現在、NHKのBSでやっている韓国映画『破戒』は、ちょい、お勧めです。
どなたかご覧になっているでしょうか。

ねこまた さん

こんばんは。イギリスのその事件。
ホラー映画の影響が云々とかで話題になったこと憶えています。
春先に名前を変えて出所したという噂を聞いていましたが、その後もいろいろあるのですね。
ちょっと話は変りますが、私刑のことなど含めてお話拝読して、
フォークナー『サンクチュアリ』の弁護士を思い出しました。
なんだか敗北感だけが増大しますね。

今年のカンヌは7、8本の日本映画が参加していたようですよ。
お探しのは、青山真治『月の砂漠』ではないでしょうか。たぶん。
主演は、三上博史 と、とよた真帆だそうです。とよた真帆がのっぽかどうかは知りませんが。

ところで、ねこまた さんはイギリス在住なのですか。
自分は、7月に仕事でロンドンへ行くことになりました。
英国といえばお尻叩き。イギリスは、しかしpunishmentなお国ですものね。たのしみ。

葉月 さん

いや、もう、ほんとに。『コックサッカー・ブルース』観たいですよね。
同じ監督のモハメッド・アリのドキュメンタリーを観たことがあるのですが、
とても、おもしろくて。『コックサッカー・ブルース』も、是非、公開してほしいです。

ボウイーは好きというか、音楽を聴きはじめた最初にあるので忘れられないです。
ボウイーって、なんだかんだ言って、とても素直で気の良い兄ちゃんな感じがするんですよね。

「ベルベット・ゴールド・マイン対談」もちろん拝読しましたよ。
対談形式のコンテンツって、おもしろいですよね。勝手ですが、もっとやってほしいです。
『ベルベット・ゴールド・マイン』は、いまひとつでした。
どうにも、この監督の体温は自分に合わないようです。
『SAFE』という作品が唯一まあまあでした。好きな女優が出ているからかもですが。

シュルレアリスムの体現。
女性アーティストに加えてラテンアメリカと思ったら、
さすが葉月さん、既に、『サンタ・サングレ』の評で触れてらっしゃいましたね。
あれらの、あの感覚はなんなんでしょうね。
冷めた熱。夢もうつつも、善いも悪いも、昼も夜も、溶け合って。
でも的確なまなざし。
言葉では上手くないけれども、シュルレアリスムのどこかある部分に感じ入ります。

静代 さん

はじめまして。
なんだかありがとうございます。誰の本だったか気になっていました。
本屋にはよく行くのですが、表紙だけ眺めて時間をつぶしたりします。
日によっては、ちょっとした美術館です。
で、後から気になって探すのだけれども題名がわからないことよくあります。
『最後の瞬間のすごく大きな変化』おもしろそうですね。必ず立ち読みします。

青猫 さん

壁紙が、キャリントンというのは、すごいですね。
でもって、アンモナイトの「まき」のお話。おもしろいですね。
何処から来て、何処へ行くのか。美は乱調にあり。ちょっと違うか。
しかし狂いだしていく「ある時点」というのは、なにによってもたらされるのでしょうか。
量的なものなのか。時間的なものなのか。なんらかの存在というか意志なのか。偶然なのか。
で、くずれた先には、なにがあるのでしょうかね。怖いです。
ぼくらは、もう、黄昏なのですかね。
恐竜なんかに較べると人間なんてまだ日が浅い気もするし。
2千年前の人間と2百年前の人間は、そんなに変りないような気もするけれど
百年前の人間と今の人間は微妙に違う気もするし。
誰だったか忘れましたがSF小説で、
終末に向けて、どんどん時の流れが速くなる話がありませんでしたっけ。
すいません。とりとめのない話になりました。

コスタビは、おっしゃるとおり。のっぺらぼうです。

一概に言ってはいけないかもわかりませんが
絵を描くひとの文章は読んでいて心地よい、おいしいものが多い気がします。

『墓とダイヤモンド』当たりでした。細部はかなり記憶と違っていましたがおもしろかった。
でも、長編の印象とは違いますね。アイリッシュも奥が深そう。

大江十二階 さん

「江戸川乱歩 十選」拝見させていただきました。
堂々たる選出ですね。
強いて挙げればですが、自分は、なかでは『押絵と旅する男』が好きです。
『人間椅子』も好きだけれど。
ホフマンの『砂男』もそうですが、「レンズ」とか、「覗く」とか、
まなざしにまつわる話に魅かれます。

「嫌」のこと 投稿者:O  投稿日: 6月14日(木)02時21分31秒

嫌な出来事が多いですね。
「嫌」であることは確かなのですが、そこより先に進むと、途端に行き先を見失います。
罪と罰。自分には大切だけれども難しい問題です。
些細なことでも害を被ればコンチクショと思う自分。
自分の親しいものが殺されたことを想像して哀しみや苦しみを想う自分。
それでも、ひとがひとを裁き罰することに、なにか齟齬を感じる自分。
国家による死に抵抗を感じる自分。自分が殺されることへの惧れに慄く自分。
解きほぐせない矛盾の中、何人もの自分が立ちすくんで身動き取れない状態です。
「嫌」であることだけは忘れないでいたいです。

つづけて書込み、すいません。

雨です 投稿者:葉月  投稿日: 6月15日(金)00時20分19秒

今日は全国的に雨ですね。
ねこまたさん>
おひさしぶりです(^^)
カンヌ映画祭に出てた邦画、知らないんですが、Oさん情報によると背の高い美女は、とよた真帆らしいですね。ねこまたさんが前に気になるとゆってた城戸真亜子をキリッとさせたような感じの女優さんで、やはり気になるとゆってた、いしだ壱成の恋人(今もそうかな?疎いのでよくわからんのですが)みたいです。

化け猫バストは、エジプト神話しか見つからなくて既にアップしてました。ケルトと何か関係あるのかなぁと勝手に思ってしまって、たずねっぱなしで申し訳ない。名前だけ借りたようなキャラクターかもしれません。メデュウサはおっしゃるとおりゴーゴン美人三姉妹の一人。怖いのは彼女に魔法をかけたアテネとポセイドンの妻。ポセイドンとの浮気を咎められたわけだけど、なんで男も責めないのかなぁ?

犯罪についてですが、被害者を支援するというお題目で尻馬に乗っているだけの…というのは、ホントにそう思います。被害者宅に「信心しなさい」と宗教関係などからアプローチがあるというあからさまなものから、正義(と言えるかどうか)のためなら何をしてもみたいなものまで。イギリスの少年二人の事件、当時のニュースで、護送車に向かって投石する市民たちに嫌悪感を抱いた記憶もあります。でも、「珍しい殺人事件が起きるたびに、怖い怖いといいつつ実は内心喜んでる人が殆どだ…」の「殆ど」というのは、どうかなぁと思います。私はこのたびの小学校の事件にものすごく胸が痛くなったし、怖いと同時に嫌な気持ちになりました。言葉でうまく表現できないけど、Oさんが書いてくださった「嫌」であるということを忘れたくないというのは心に響きました。襲撃された小学校の門には全国からお花や手紙が供えられ、このあたりでも事件から毎日、教師と親の送り迎えが自主的になされていて、事件に対しては「このようなことが二度と起こらないでほしい」という願いのような感じしか受けないのです。あくまでも周辺の私の感覚においてですが。「実は犯人は私だ」というのは被害者、加害者のどちらにもなりうるということを考えると、いつも心にとめておきたい言葉です。イギリスの少年たちのその後についてはこちらであまり報道されてないので貴重な情報でした。ありがとうです(^^)

Oさん>
「コックサッカー・ブルース」は観てないんですけど、「サタディー・ナイト・ライヴ」に出演したストーンズは観ました。ロン・ウッドとチャーリー・ワッツがコントしてましたよ〜。
ボウイーにはあまり思い入れがなかったんですけど、「バスキア」で見直しました(笑)対談形式、けっこうウケがよいみたいなので(?)調子に乗ってまたやろうかな〜と思ってます。
シュルレアリスムについては、それこそ言葉で語るのはナンセンスなのかもしれないけど、私も惹かれてやみません。好きな作品をつらつら挙げるだけになるかもしれませんが、今後もヨロシクお付き合いくださいませm(^^)m

乱歩十選>
大江さんのセレクトは、知り尽くした上での堂々さが感じられますよね。「押し絵と旅する男」は幻想文学作品としてすばらしいですね。冒頭の蜃気楼の描写からトリップしてしまいました。それから「火星の運河」!私も乱歩セレクトしてみたいので、感想はここらでとめておきます(^^)
レンズ嗜好症というのも惹かれますね。皆さんの好きな乱歩作品も教えてくださ〜い(^^)/

こちらともなくあちらへ 投稿者:ウチノリカ  投稿日: 6月15日(金)22時09分29秒

ウィアードの皆さん、こんにちは。

---> Oさん
D・ボウイーの曲って映画でわりと使われてますよね。それでも最近の曲のほうが多いかな? Oさんがあげてくれた作品名を見ても、ボウイーの曲が使われていたかどうかさえ覚えてなくて残念。それにしてもカラックス監督、ボウイー好きなのかしらん。『ポーラX』ではなかったような。リンチの『ロスト・ハイウェイ』はたしか主題歌だったんですよね。そういえば『ツイン・ピークス』劇場版ではヘンな捜査官役で出演してたし、リンチとは縁があるのかな。
先日J・アイボリーの『シャンヌのパリ、そしてアメリカ』という映画を観てたら、後半のほうでおもむろに『フェイム』がかかってました。観た直後は覚えてるんですけどね。
ちょっとした宴会で二十歳ぐらいの女の子が、『モダン・ラブ』が泣くほどカッコイイと言ってました。でもその頃のボウイーになるともうピンとこないんです。ああ、ギャップを感じる・・

楳図かずおの異形はどこか哀しい存在が多いです。『赤んぼう少女』タマミちゃんはもちろんのこと、意識をもったキカイ真悟も後半どんどん暴走し異形と化していきます。『14歳』のサボテンボビーも姿形は化け物ですが、それ以上の印象を与えてくれました。
『猫目小僧』の紙芝居(笑)アニメというか切り絵アニメは、葉月さんのおかげでようやく観ることができました。原作と違って、猫目くんが母を探す旅に出て、毎回「かあちゃん…」と言いながら涙ぐむ、母恋しモノなんですね。話の内容はともかく、わびしく暗い絵柄と雰囲気でなかなか独特な世界でした。

---> 静代さん
はじめまして。あそこのコラムを読んでる人ってどんな人か、まるでわからないまま書いてるので、正直うれしいようなテレくさいような。でもうれしいです。ありがとう。静代さんは、あの当時の音楽をたっぷり享受された方でしょうか? つづき全然書いてなくてごめんなさい。なるべく今月中にアップしますね。

---> 葉月さん
楳図かずおの『わたしは真悟』と永井豪の『バイオレンス・ジャック』は全くタイプの違う作品だけど、葉月さんのおっしゃるとおり、どちらからも強烈なカタストロフと暴力的なエネルギーを感じました。と同時に、ある種の美しさも。二元論にしてしまうとおもしろくないですが、でもあえて言えば、光と闇、聖と俗、生と死、愛と憎しみ、正と悪、構築と破綻が入り交じり、初めて読み終えたときは、しばらくボーっとするぐらい興奮してました。物語的にも欠点だらけのマンガなのになのね。『わたしは真悟』の扉絵はほんと画集にして出して欲しいくらいステキ。ポストカードは大切な宝物です (^-^)。

>>楳図さんはダリがお好きなんですよね?

今は知らないけど以前はそうだったかと。『ダリの男』という作品もあるしね(笑)。いつだったかかなり昔に、NHKの美術への誘いみたいなダリ特集番組でゲストに楳図さん出てたんだよね。

いろいろ 投稿者:ねこまた  投稿日: 6月15日(金)23時24分43秒

葉月さん、Oさん>
映画情報ありがとうございます。とよた真帆ってどんな顔だったかな?とインフォシークでサーチしてみましたら、「とよた真帆が緊縛写真集を発表」とかって出ていて、バカウケしてしまいました。いしだ壱成とは今でも一緒らしいけど、今写真を見ても二人とも特になんとも・・・(^^;)。それととよたさんは身長173センチだそうで、知人の言ってた「180近い」にはちと足りないが、高いことは確かですね。

ところでOさん、私は英国在住です。
>英国といえばお尻叩き
ウケました。そのての話なら任せて下さい?!来英された際はどこへなりとご案内いたします(いらんか!)。しかしイギリス人に言わせると「日本といえば縛り」ですから・・・。

ジェームズバルジャー殺し犯人の話ですが、「春先に出所した」というのも、多分間違いかも知れません。今回のテレビでは「もうすぐ出所する」と言ってましたから・・・。そんなうわさで、間違った少年が暴行を受けたのではないでしょうか。インターネットやEメールで、「最近の顔写真」なるものも流されているとか。

それに関して、葉月さん>「殆ど」というのは、どうかなぁと思います。
どうも自分を「正義」の棚に上げた残酷行為に反吐がでるのであんな言い方になってしまいましたが、一つには、「他人の悲劇、私の娯楽」といえるぐらい心理的に遠くにいる人にもマスコミによってニュースは伝わるということ、同じくマスコミによるフィードバックでは人々の突出した動きしか見えてこないことがあると思います。私だったら例えば、本当に悲しかったり怖かったりしたら逆に言葉には出さないと思うのですが、そういう気持ちはマスコミでは伝わりにくいでしょうから。そして「世間は」といった一般化した見方をしてしまうことは私自身の問題ですね。しかし、事件について本当に悲しい、恐ろしい、二度と起きて欲しくないと本気で思っていても、ではどうするかという場合に、「悪者を排除せよ」というのがやはり、最も一般的な発想なのではないでしょうか? 少なくともイギリスではそういう気がするんですが、これも私がマスコミを鵜呑みにしすぎてるのかな?

青猫さん>
アンモナイトの巻きについての話、昔、関口宏が司会をしていた番組で見ました。世界のいろいろな不思議なモノ(水晶どくろとか、ダビデの星とか)を取り上げる番組でしたが、なんとかゾーンとか言ったかな?よく思い出せません。結構はまって毎回見てました。

暗門の夜(いみな〜し) 投稿者:青猫  投稿日: 6月18日(月)02時04分12秒

アンモナイトの話、ちょっと終末思想的な感じになってしまい、どうかと思いましたけど、有名なことのようですね。(なぜかホッとしたりして)
曖昧な記憶のまま書いたので、調べたら細かいところで誤りがあったので訂正します〜。
>殻の断面図
というのは、「縫合線」という曲線のことであったかもしれません。
これは殻の内部の隔壁の構造と関係するようです。
>芸術的に美しい“まき”
“まき”は間違いで、「縫合線」が美しく複雑化していくのですね。(ところでこれってフラクタル図形とかいうのと似てませんか?)
 http://ar.cool.ne.jp/ammon/aboutAmmon/sture.html

>数学的な美しさで整っていた“まき”が、ある時点から狂いだしていくのです。
これは「異常巻アンモナイト」と言うようです。
平面の螺旋?から、直線になるもの、立体の螺旋を描くもの、アクロバティックな曲線を描くもの等色々あるのですね。
日本で発見された「ニッポニテス」という種は、私には不気味に、異様に映りましたが、今は数学的にその構造の規則性が説明可能となっているそうです。
 http://www.sala.or.jp/~kay/kaseki/museum/museum.html
 http://www.um.u-tokyo.ac.jp/dm2k-umdb/publish_db/books/collection2/tenji_nantai1_19.html

あちこち、かってにURL書き込んじゃいましたが、よかったでしょうか?>葉月さん
以前Oさんも気にされてましたけど、なんか気になってきました・・・。^^;

>何処から来て、何処へ行くのか。
>ぼくらは、もう、黄昏なのですかね。
それは渦中にいる自分たちには決して分からないことかもしれないですね。>Oさん
アンモナイトも、絶滅しかかっては進化と繁栄を繰り返した歴史があるようですし・・・。
無闇に不安を煽ることは論外ですが、歴史に学ぶことはいろいろあるな〜、と思った次第です。
謙虚に、冷静に、何処へ行こうとしているのか、今何を大切にすべきか考えなきゃ、とか思ってみたり。
いつもは目の前の現実に目を奪われっぱなしですけど。(^^ゞ

>葉月さん
>ドロテア・タニング >レメディオス・バーロ
どんな絵なのかな〜。見てみたいです。
今までシュルレアリスムが好きという意識はあまりなかったのですけど(苦手もあったから)
葉月さんと好きな傾向が似てる気がして(勝手に)興味津々です。(^^)

>ねこまたさん
「排除」する思想って、コワイな〜。知らず知らずに侵されてしまいそうなところが、また。
>本当に悲しかったり怖かったりしたら逆に言葉には出さないと思うのですが、
そうですね・・・。言葉に出す時は、それを乗り越えた時、乗り越えようとする時、かな。
だから周囲の、伝えようとする人間は慎重に言葉を選ぶべきなんでしょうね。。。
ところで関口宏の番組は分からないのですけど、面白そうですね!

紐をぐるぐると 投稿者:佐浦まいあ  投稿日: 6月18日(月)09時30分10秒

青猫さん
アンモナイトの解説のサイト、見に行ってみました。
古代生物って、面白いですね。(古生物学は好きなんですけれど)
学術的な解説は難解ですが、
ロープをぐるぐるとねじっていると、ニッポニテスみたいなねじれ方をしますよね。
そう考えると文系人間(私みたいな)にもわかりやすいかも…。

数学的、というのはそれを数値的にシミュレーションできる
ということなのかもしれませんね。

らせん状の奇妙な筒を見ていると
山尾悠子の小説を思い出したんですが、(立ち読みなのでタイトルは憶えてません)…。
といいながら、山尾悠子の小説はまだちゃんと読んだことないです。
幻の作家で、最近活動を再開したとの情報がありますが…。

後楽園遊園地 投稿者:静代  投稿日: 6月18日(月)11時44分29秒

m−beatから流れてきて,このホームページを見つけたのですが
とっても充実した内容で,読みごたえがありすぎて,
電話料金が心配です.とほほほ・・・.
こんなすごいホームページを運営されてるなんて,
ますます葉月さんのファンになってしまいます.

唐突ですが,夏といえばお化け屋敷
後楽園遊園地の楳図かずおのお化け屋敷はやっぱりすごいのでしょうか?
数年前,神奈川に引っ越してきたので,
ずっと憧れていた後楽園遊園地に行こうと思い,
今まで二回チャレンジしたのですが,
ものすごい行列や信じられないような夕立にあい,
二回とも断念しました.(もしかして呪い?)
もしよかったら,どなたか感想を教えてくださいませ.

>リカさん
「あの当時の音楽をたっぷり享受された方でしょうか?」
とのことですが,私はちょっと下の世代です.
ちょうど後から追いかけるようにして,聴いてました.
ロッキンオンを読み,橋本治がアイドルでした.
(いや,今もアイドルですけど)
でも最近の音楽はあんまり聴いてません.
ダフトパンクの松本零士製作のプロモ・ビデオに大笑いしたのが
一番最近の音楽です.うーん.

ストレス発散はショッピング 投稿者:O  投稿日: 6月24日(日)01時29分27秒

葉月 さん、みなさん、こんばんは。

『ロッキーホラーショー』とレジデンツのDVDを買って、ちょびっとうかれ気味です。
そうそう山岸涼子の『舞姫』が本屋に並んでいました。

ウチノリカ さん

『ジャンヌのパリ、そしてアメリカ』のボウイーは知りませんでした。
というか、この映画はジェイムズ・アイボリーだったのですね。
最初に聴いた『ヒーローズ』が、実は、なんだかんだ一番聴き返しますが
ボウイーはやはり初期のものが、全然、好きです。
ところが、告白すると、
ある日を境に『レッツ・ダンス』以降もOKになってしまったんですよね。
なぜだろか。ロックじゃなくてボウイーになっちゃったからかしら。

楳図かずおと永井豪。の画。よく見ると無表情な叫び顔が似ているかも。

ねこまた さん

かの地でも知られていようとは、ジャパニーズ緊縛、恐るべし。
どきどきしちゃいますね。
もうイギリス行ったら、あんなとこ、こんなとこ、そのてのとこ。
是非御案内いただきたいところなのですが、
残念ながらほとんど仕事場から出られなさそうです。
監禁プレイは好きでないのですが。

ところで、例の事件、今日ニュースが出ていました。
http://news.msn.co.jp/articles/snews.asp?w=26265

いつか梅雨が晴れますように。

青猫 さん

アンモナイトはおもしろいですね。
しかし「異常巻アンモナイト」から見ると、
それまでのアンモナイトが異常で醜く思えるのかしら。
それともやっぱり自分が狂っていると感じるのかな。
というか、それまでのという視点がないか。きっと。
でも、人間には歴史がありますものね。
身体は三次元にあるのに心は四次元を覗くから
哀しかったり愉しかったり、いろいろ、ちりぢりですね。

佐浦まいあ さん

山尾悠子。の小説。自分、好きです。
最近、久方ぶりに新作を書かれたようですね。選集が出たようだし。
『夢の棲む街・遠近法』という作品集が好きでした。
シュルレアリスムの絵画のようです。

静代 さん

ダフトパンクのPV。続き物だそうですね。
自分は最初のシングル分しか見ていません。
笑いながらも、続きは気になる。
松本零士といえば、『ヤマト』の続編を書いていますが
半年くらい前に出た総集編の誤植が大笑いでした。
「永遠の変人(こいびと)、森雪…」

遊園地は好きで、後楽園も割合近いのですが。
でもって、楳図かずおのお化け屋敷。混んでいましたね。
自分も、あまりに混んでいるのを口実に結局中へは入りませんでした。
いや、実は。お化け屋敷は、どうも。怖いというか吃驚しちゃうのですよね。
入り口で抱かされる赤ちゃんは、ちょっと抱いてみたかったです。
今年はあるのですかね。
今年こそは願いが叶いますように。

例の事件 投稿者:ねこまた  投稿日: 6月24日(日)04時57分40秒

Oさん、仕事のみですか、残念。私ってその手の話させたら長いですよ。但し、あまり格調高くはないですが・・・。それから事件の情報ありがとうございます。

>司法当局は、地元紙が裁判所の禁止命令を無視し、2人の居場所を示唆する報道を行うことに懸念を示した。英高等法院は、2人の釈放後の名前や住所など全ての情報の開示を禁止している。

とありますが、先日、釈放前のチャンネル4ニュースでは、「釈放された場合は住所、名前等を公表する」と被害者の母親が言っていました。多分、復讐以外にもう生きる理由ないんでしょうね。被害にあったことは「同情する」なんて生半可なこと私には言えないですが、乗り越える努力をしてなさそうなとこがイヤです。

超くだらないんですが・・・ 投稿者:江塚  投稿日: 6月26日(火)11時30分08秒

みなさん こん**は
すごくくだらないことなんだけど、いっていい?(ダメといわれてももう書いてるが)
私、お料理レシピ付家計簿を使ってるんですが、そのなかに「トマトとしらすのサラダ」って
のが紹介されてるんです。その写真をみるとしらすが今にも動き出しそうで、うじみたいに
みえて気持ち悪いっていうか、怖いんです。トマトとのコントラストが鮮やかすぎるせいかな。
つまんないことを書いてすみません。

気持ち悪い話 投稿者:静代  投稿日: 6月26日(火)17時52分05秒

江塚さん,はじめまして,トマトとシラスのサラダですか・・・
私,よく作ってます.シラス好きなんです.シソもいれたりします.でも確かになんか小さくて,うじゃうじゃしてというのは赤いトマトとのコントラストでさぶいぼ的な食べ物ですよね.
私のトラウマとなっているイチゴ事件を思い出します.(虫嫌いな方は読まないほうが・・)
私の実家の裏庭にイチゴの苗が植えてあるので,梅雨の季節になると赤くなるのを待って,ぱくぱく食べてました.その日も楽しく食べてたら,でっかい穴のあいたイチゴがあったのです.
アリかなーとか考えたのですが,なんと中からナメクジ先生が出てきてびっくり!
ナメクジが葉っぱを食べるのは知ってましたが,イチゴまで食べるなんて!許せない!
それ以来ナメクジが大嫌いになりました.
イチゴ好きのみなさんごめんなさい.お店で売ってあるイチゴにはナメクジは入ってないと思います.大丈夫です.

そういえば,ナメクジの出てくる宮沢賢治の童話で「**学校を卒業した三匹」
(**部分は忘れてしまいました.ほらくま,でしたっけ)
というのがありますね.蜘蛛とナメクジと狸がそれぞれ悪行の限りをつくし,それぞれ非業の死を遂げるとってもダークな童話でした.
救いもない,ただただ気持ち悪いイメージの連続で,それまで「いい人」のイメージだった賢治が,小学生の私の中で「怖い人」になりました.

Oさん
「永遠の変人(こいびと)」大笑いさせていただきました.
「ダフトパンク」のビデオの続きは,宇宙からやってきた謎の人たちに,いい感じで演奏していたバンドのメンバー(デスラーの顔色のメーテルやロンゲの哲郎など)が催眠ガスや麻酔銃で撃たれ,捕獲されます.そしてカプセルに入れられ,謎の宇宙船に送られます.最後は謎のボスがニヤリと笑って終わりです.
なんて言葉で説明しても,しょうがないですよね.メールで映像を送れるといいのですが・・
「お化け屋敷」赤ちゃんを抱けるといえば,やはりタマミちゃんでしょうか.抱きたい!
貴重な情報ありがとうございました.

暑い日にはお化け屋敷? 投稿者:葉月  投稿日: 6月30日(土)00時45分48秒

皆さん、こんにちは〜(^^)毎日暑いですがお元気ですか?
ウチノリカさん>
「猫目小僧」のテーマソングは楳図さんが作詞されていたんですよね。多才な人。後楽園遊園地のお化け屋敷はリカさんが詳しいですよね?私も一度は行ってみたいもんです!関西は宝塚ファミリーランドで毎年夏に水木さんの鬼太郎のお化け屋敷が開催されていて子供の頃は楽しみにしていました。ここの遊園地からは手塚治虫記念館にも入れるのでオススメです(^^)

ねこまたさん>
マスコミというのも得体のしれない怖さがありますね。瞬時にニュースが伝わっても事実かどうかわからない場合があるし、情報で操作されてる感覚にもなるし。うちは新聞をとってなくて周りからあきれられることもあるんですが、ねこまたさんの書き込みを読んでると、ニュースを知らないことと事実を把握していないことは重ならない場合もあるんだとちょっと安心しました。「悪者を排除せよ」という発想が一般的というのは…わかりませんね。青猫さん同様「排除」そのものが怖いなと思います。今回の小学校の事件で殺された子供のお父さんが「犯人を憎んでも子供は帰ってきませんから」と言っておられましたが、自分の子供がと考えると…そうなってみないとわかりません。(今まで「私ならこうなるだろう」という予想が悉く崩れてばかりなので(^^;))ニュースを知ってから先は個人の考え方によっていろいろなのでしょう。

ところで、静代さんの書き込みに重なるんですけど、先日TVでイギリスのナメクジ屋敷ってのやってました。ものすごい大量のナメクジ、その這った後の銀色の光沢がなんともいえませんでした(^^;)イギリスってナメクジ多いの?

青猫さん>
アンモナイト関連サイト、おもしろいですね〜(しかし青猫さんがカバーする範囲って広い〜)
ドロテア・タニング、レメディオス・バーロの画像がどこかで見れないかなぁと検索してみたんですが、タニングのほうはマックス・エルンストの妻もしくはエルンスト作品を所蔵というのしか出てこなかったです。レオノーラ・キャリントンと共に、女流画家のサイトに名前だけのっかってるので、いずれ画像が入るかもしれませんね。

http://www.ne.jp/asahi/art/dorian/W/Women/Women.htm

「夜想」のシュルレアリスム特集号には彼女たちの絵がたくさん載ってました。
私も青猫さんと好みが似ているな〜と思ってますよ(^o^)

まいあさん>
らせん状というと伊藤潤二の「うずまき」を連想してしまいましたが(^^;)
ところでここのところバタバタしてましてオフのレスができなくてゴメンなさい〜m(_ _)mここで怖いマンガを挙げてくださった古本屋さん、図書の家の人もおみえになっていたのでしょうか。行きたかったな〜。こりずに誘ってくださいねm(^^)m

静代さん>
楳図かずおといえばウチノリカさんですよ〜(^o^)音楽の好みもろもろと重なるところが多いみたい?
ところで静代さんはオンラインでHPをみてるんですか〜!?「お気に入り」に追加してオフラインで見る方法、ご存知です…よね?ここにはパソコンに詳しい方もおられるようなんで、INETについて書き込んでくださってもけっこうですよ(^^)

ところでイチゴにナメクジというのは強烈ですね(^^;)でも色がわかりやすくて気づいてよかったではないですか。私は飲食店のサラダを食べようとしてレタスにナメクジを発見しました。色がわかりにくかったのでアブナイとこだった(T-T)
賢治の「洞熊学校を卒業した三人」けっこう好きです。彼の作品には救いようのないダークなイメージを最初から持ってたんですけど、その中に異端への愛のまなざしが感じられるんです。いずれ怖い童話特集なんてのもやってみたいです(^^)

Oさん>
「ロッキー・ホラーショー」のビデオは持ってるけど、DVDってやはり映画ファンには必携でしょうか?先の事を考えると、カルトな映画でもDVDなら手に入るって話も聞きますが。うーん…買うべきか。クローネンバーグは「シーバース」以降しか見てないのでなかなかページが進みません(^^;)

ここでコミュニケートしたOさんとねこまたさんがイギリスで出会う図…なんてイイなぁと思ってたんですが、仕事オンリーとはザンネンですね。

江塚さん>
お久しぶりです〜(^^)トマトとしらすのサラダって味は想像するとおいしそうだけど絵的にはウジなんですね(笑)でも前にも書いたけど、ウジ虫って見たことないです。いっぺん見てみたい〜!キモチ悪い食べ物なんてのも探したらたくさんありそうですね〜?

抱きしめたい 投稿者:O  投稿日: 6月30日(土)05時39分59秒

葉月さん、みなさん、おはようございます。
朝になってしまった。
今日は映画を見に行くつもりでしたのに。はてさて。

葉月 さん

『ロッキーホラーショー』のDVDは、おまけがたくさん。
カットされた曲なんかも入っています。
DVDは、余程すきな映画か、おまけ付きしか買いません。狡いかしら。
それ以前にPCでしか見られないのですが。
クローネンバーグ。
自分は、やはり。
『シーバース』や『ラビット』辺りが一番好きですね。

静代 さん

「永遠の変人」は単行本では直されていました。あたりまえか。
ダフトパンク。ありがとうございます。MTVでもチェックします。
蛞蝓。うひゃですね。
自分も子供の頃、桃を丸ごと。
かぶりついた先のたねから、もぞもぞ毛虫がこんにちは!事件がありました。
なんだか憂鬱。

江塚 さん

こん**は。
う。蛆。部屋のどこか隅にでも湧いていそうで怖いです。
トマトがつらい。

ねこまた さん

そのうち。
ぐるぐる簀巻きの時計仕掛け状態で、
ひたすら、延々と、その手の話を聴かされたいです。
朝が夜になって、量が質に転換し、格調高い朝が再び巡るはず。
7月19日から10日間。ロンドンです。
葉月さんも、おっしゃってくださるように
逢引出来たら、さぞかし愉しいのでしょうが。はてさて。
ひとつ私事で恐縮ですが、お訊きしてもよろしいでしょうか。
その時期のイギリスの気候って、どんなものなのでしょうか。
ご教示いただけると助かります。
なんだか、本当に、すみません。

ひとは、両の腕で傷付けて、両の腕で抱きしめるのでしょうか。

言訳ですが徹夜明け。
なんだか、ふらふらな書込みです。ごめんなさい。
お詫びに貢物。

これは、たまたま知ってるところです。
http://www.honmex.com/eros/varo/gallery.html
こっちは、ほんと少ないですね。なので、UP。
http://members.tripod.co.jp/sandx/tanning.jpg
で、さらに、おまけ。
http://members.tripod.co.jp/sandx/mitchum.mp3

禁断のサイト 投稿者:素天堂  投稿日: 6月30日(土)09時06分48秒

みなさまへ
とうとう来てしまいました。
インターネットという作業を始めてから、意識的に避けてきたはずなのです。・・・この世界は。
覗いて素通りするはずがこのサイトにあふれる固有名詞の乱舞の誘惑に負けて長居をするようになって結局、時間泥棒に取り憑かれてしまう。さらに恥も外聞もなく掲示板に書き込みまでしてしまう。だから覗いちゃいけないといってたじゃないか。と別の自分がいう。頭の周りを白い天使と黒い悪魔が飛ぶあのイメージ。
すみません、タイトル前が長くなって。素天堂ともうします。「黒死館徘徊録」という暗いサイトの管理人です。自分の作業が結構きついので、こんな魅力的なサイトを知らずに来ました。「乱歩の世界」さんのリンクで知ってしまったのが運の尽き。この掲示板の誘惑に勝てませんでした。どうか仲間に入れてください。
自分の大好きな言葉の羅列に圧倒されて今はなにを書き込もうか判断停止状態です。
落ち着いたらまた何か書き込ませてください。
http://www5.ocn.ne.jp/~k594k/

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