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↓一番下から始まります↓



705. カイルさん loro [URL]  2003/06/30 (月) 03:18
すみません.
いきなり久しぶりですが
宣伝させてください.

国内にも国外にもひとつもない
カイル・マクラクランのサイトを作りました.
「ツインピークス」は,このサイトとも接点がある?
と思いまして.
今頃ハマってるわたくしです.
でわよろしくお願いします.




704. あらら vincent  2003/06/29 (日) 19:28
すみません、今度はちょっとはなれてましたら書き込みがたくさん。

葉月様
 関西ですか。夏休みに関西に出かけます。いつか、また。
司馬叡様
そうですねえ、かなりはなれているんですねえ。自分がレスポンスがいいので相手にも求めるところありますが、まあ気をつけます。いつか関東チームでもお会いしましょう。東京ででも。秋あたりが良いチャンスかも。いつかまた。

あと皆様、ありがとう。今後ともよろしくお願いいたします。
これから夏にかけて暇なんで逆に遊びます。はい。




703. Re^2: ありがとうございます 葉月  2003/06/29 (日) 18:59
司馬さん、こんにちは(^^)
フォローありがとうございます〜管理人がスローペースなのでご迷惑おかけしてしまいますね(^^;)

「アンダルシアの犬」については青龍堂さんたちが詳しくお答えくださってよかったですね。
今後ともヨロシクお願いいたします(^^)




702. Re: DVD化ならこれも・・・ 葉月  2003/06/29 (日) 18:58
香気さん、こんにちは(^^)

> あの砂浜に埋まるカップルの姿は、鈴木清順が「ツゴイネルワイゼン」でパクってましたね。

そうなんですか。「ツゴイネルワイゼン」はビデオに録画したきり見る機会を失っていたのですが、比較をするという目的で見ようかな(笑)

> 当方が「アンダルシアの犬」で好きなのは、部屋で撃たれて男が、森の中で倒れるシーン。

この流れもいいですよね。流れというより日常の非連続性というのか、悪夢のイメージと日常のイメージを観客に同じに思わせてしまう曖昧さのセンスというのか。WOWOWで「ROOM13」という13の短編フランス映画を毎週金曜日に見ているんですが、同じ短編でも全然違うんですよね。技術の進んだ現代の映像なのにセンスが感じられずシラけてしまう、入り込めない。センスは時代を超えるんですね〜。

> カルトDVD元年なら

映像でも復刊ドットコムみたいな投票がないんでしょうかねぇ。




701. Re: ときは春 葉月  2003/06/29 (日) 18:58
Oさん、こんにちは(^^)

> 流通している日本語訳はどうだったか失念しましたが
「ときは春」のひとことで
時間が飛んで
砂に埋まって盲しいた恋人たちで幕切れにする
あの感覚が格好よくて好きです。

私もあのラストは好きです。手持ちのビデオでは「春…」という表現になっていました。

> ブニュエルの編集は
マネ出来てもセンスまではなかなか盗めない。

同感です。彼の若い頃の言葉に「一切は実現=演出可能である」というのがありますが、現実、夢、想像、覚醒…の境目の曖昧さはブニュエルのセンスならではだと思います。


> 『クローネンバーグ初期傑作選』から始まって

ノートパソコンのDVDドライブしかないのですが(^^;)これも申し込みました。楽しみです〜。

> きょうはピナ・バウシュのチケットを取りました。

Oさんは舞踏関連にも詳しいようですごいですね〜。私は疎くて「エトワール」を見て「テレプシコーラ」を読んだのが最近の舞踏体験?です。(でもまだ4巻は購入できていません(T-T))
良い席がとれてよかったですね。私もジェームス・ブラウンも良い席だといいナ〜。




700. Re: オフ会? 葉月  2003/06/29 (日) 18:57
vincentさん、こんにちは(^^)
すみません〜、しばらくネットできなかったのでレスが遅れて申し訳ないですm(_ _)m

オフ会、本ビデオなどのやりとりはお互いのプライバシーを守るために、メールでやりとりさせていただいております。距離的な問題はありますが、もしvincentさんが関西方面にいらっしゃることがありましたら、お会いできるかもしれませんね(^^)

ホドロフスキーBOXは「ぴあ」の会誌でも大々的にCMされていたので、けっこう売れてるのかもしれませんね。あまりにもメジャーになってしまったらちょっと寂しかったりして(^^;)

スローペースの管理人ですが、こりずにお付き合いくださいませ(^^)




699. Re: (*゚▽゚)/゚・:*【祝】*:・゚\(゚▽゚*) 葉月  2003/06/29 (日) 18:56
miduamamaさん、こんにちは(^^)

> ここの、サイトを知って。うれしい!!の、一言でした。

私もmiduamamaさんとお知りあいになれて嬉しいです。映画をはじめいろいろなことを教わりました。こちらこそヨロシクお願いします(^^)

> TVは、カット場面が、すごい多いので。

WOWOWだったので、カットなしだったと思います。かなり面白かったです。

> クリスも、エルトポも、・・・・・・・・・・・・
わたしには、「同じ!!」興奮!なのです!v( ̄∇ ̄)ニヤ

私も同じで〜す。ホドロフスキーも好きだけど、シュワちゃんも好きなので「ターミネーター3」オープニングに来日する彼の姿をUSJに見に行こうと思ってます。ミーハー全開モードで(笑)




698. Re: 祝電からアンダルシアまで 葉月  2003/06/29 (日) 18:55
ひでかずさん、青龍堂さん、こんにちは〜。いつもいろいろな情報を寄せていただいて感謝しております(^^)

ひでかずさん>
『フランス映画史の誘惑』おもしろそうですね。私も探してみます。
「アンダルシアの犬」については、いろいろな書籍で紹介されているんですね。また情報がありましたら教えてください。先ほどビデオを見返してみましたら、やはり眼のまわり毛が気になりました(笑)

青龍堂さん
お祝いの言葉ありがとうございます(^^)
書き込み長いの大歓迎ですよ。控えるなんてことおっしゃらずに、いつでもいらしてくださいませ。管理人不在の場合が多いので皆さんが書き込んでくださったほうがありがたいのです(^^)

「アンダルシアの犬」について詳しい情報をありがとうございます。とても嬉しいです(^^)

>  「ジェラシー」。…ほんと魅せる見せ方で、人物の座るソファの背後とかでも、巧く映すんですよね。ぱ〜ッと絵画がひろがる感じで、うっとりするんですよ〜

絵画的な映画ってすばらしいですね。ニコラス・ローグは撮影監督をずっとしていましたよね。こちらによく出てくる「赤死病の仮面」や色彩が印象的な「華氏451」の撮影も彼でした。こちらのサイトで人気の「地球に落ちてくる男」の監督さんでもありますよね。

ベルトルッチは「ラスト・タンゴ・イン・パリ」よりも「シェルタリング・スカイ」のほうがこちらでは人気あるようです。ベーコンといえば、花村萬月氏の本の表紙にもありましたね。

> 「愛の悪魔」「ポール・ボウルズの告白」は、ともに【ZAQ】という関西系web-siteのNet配信(無料)で観たんですが、

これは知りませんでした。無料で映画が見られるのですか?またよかったら教えてくださいませ。

ところで、チュッパチャップスの包み紙のデザインはダリなのですね!




697. Re: なにか 司馬叡  2003/06/29 (日) 16:17

> オフ会は無視みたいですね。
> また機会見つけましょう。

vincentさん、葉月さんは関西にご在住のはずです。
その他皆さんも関東から遠い地域にお住まいの方も多いでしょう。
オフ会開催なかなか難しいでしょう。
僕は埼玉だから横浜まで出張ることは難のことは無いですが、
でも僕自身はホドロフスキーについても何も知らないですすし、
熱く語る資格が無いんですよ。




696. なにか vincent  2003/06/29 (日) 15:20
オフ会は無視みたいですね。
また機会見つけましょう。

青龍堂様、HPに行くと何か強制にダウンロードしようとされて、それを拒否するとPCがシャットダウンするので最近お邪魔しておりません。すみません。この場を借りてひとこと。

まあ、カルトの映画なんかに、あわないで、あーーだこーだといっていた方がいいのかもしれませんね。すみません。




695. DVD化ならこれも・・・ 鈴本香気  2003/06/29 (日) 09:43
今日は。

「アンダルシアの犬」ネタで盛り上がって(?)ますね。
あの砂浜に埋まるカップルの姿は、鈴木清順が「ツゴイネルワイゼン」でパクってましたね。
清順は「陽炎座」ではフェリーニ「サテリコン」からもパクってましたね。
不思議なカットの繋ぎ方もゴダールのジャンプ・カットからの発展なのでしようか。
・・・とブニュエルから離れてスイマセン。
当方が「アンダルシアの犬」で好きなのは、部屋で撃たれて男が、森の中で倒れるシーン。

「私は好奇心の強い女」まで国内ソフト化ですか。6000円ですか。二枚組みですからね・・・とは申せ高い。
オルトマンは「ギャンブラー」よりも、「雨に濡れた舗道」を出してほしい。
カルトDVD元年なら、この勢いでマイケル・サーン「ジョアンナ」と「マイラ」も出て欲しい。無理かでしょうかね。




694. ときは春 O  2003/06/28 (土) 02:03
葉月さん、みなさん、こんばんは。

『アンダルシアの犬』で
すきなのはラストのシークエンス。
流通している日本語訳はどうだったか失念しましたが
「ときは春」のひとことで
時間が飛んで
砂に埋まって盲しいた恋人たちで幕切れにする
あの感覚が格好よくて好きです。
ブニュエルの編集は
マネ出来てもセンスまではなかなか盗めない。
と妄信していたりします。

ホドロフスキーのDVDは直ですね。
『私は好奇心の強い女』のDVDも邦版が出たようだし。
アルトマン の『ギャンブラー』や
レスターの『ジョン・レノンの僕の戦争』もDVD化。
このあたりのソフト化はビデオの時と
似たような状況でなされているかも。
今年は、葉月さんの為に
『クローネンバーグ初期傑作選』から始まって
カルトDVD元年ですね。
あとは、も少し安くなるとよろしいのに。

きょうはピナ・バウシュのチケットを取りました。
案外よい席が取れたのでご機嫌です。
でもって『テレプシコーラ』の4巻も買ってきました。
てな感じでの書き込みでした。悪しからず。

葉月さん。
過ぎてしまいましたが3周年だったのですね。
たまに交ぜていただいているほどの自分ですが。
とてもありがたい場です。
これからもよろしく。

では、また、いずれ。




693. オフ会? vincent  2003/06/23 (月) 20:26
あの私が言うのもなんですが

近いうち、ホドロウフスキーのDVDBOX発売前後あたりに
評論かねてオフ会でもいかがでしょうか?

 楽しいメンバーだと思いますよ。私はイメージよりは楽しい人間です。というとうそっぽいかなあ。笑い。にこにこ




692. いつかまた… 青龍堂  2003/06/23 (月) 05:58
 みなさんおはようございます。…どうも頻度・分量ともに、ご迷惑をおかけしていますね。つい夢中になりまして m(_ _)m 以後、投稿は全面的に控えます。




691. アンダルシアの犬の舞台裏 青龍堂 [URL]  2003/06/22 (日) 18:21
 葉月サン、みなさんこんばんは。
 お昼にでかけたついでに図書館に寄ったところ、「ブニュエル,ロルカ,ダリ」(サンチェス・ビダル著)が書架にあったので借りてきました。司馬サンの問いに関する回答にあたるくだりを、すこしご紹介しますね。

 著者は、第二部シュールレアリスムをめぐる聖戦〜二『アンダルシアの犬』−アンダルシアの驢馬と犬について−の冒頭で、

 「ブニュエルもダリも、『アンダルシアの犬』の脚本を執筆したときは互いのあいだにそれぞれの貢献を区別できないほど完璧な調和があったことを認めている」

 と前置きしたあと、すぐに続けて、ブニュエルの回想を紹介しています。

 「わたしたちはプロットを見つけなければならなかった。ダリはわたしに “昨夜、掌(てのひら)をうようよしている蟻の夢を見たんだ” といった。そこでわたし。 “何だって?僕は誰かの眼球を切り裂いた夢を見たんだ”。 わたしたちは六日間で脚本を書きあげた。二人の考えはみごとに一致していたので、議論の必要はなかった」

 このあと、劇中展開される場面をつむぐ2人のイメージの提言が、楽しいキャッチボールのように続きます。

 「何を見つける?」−“跳ねる蛙”。「だめだ!」−“コニャックの瓶”。「だめだ!」−“じゃあ二本の綱を見つける”。「よし、でも綱のあとから何が来る?」−(中略)−。「それだ、二人のマリスト会士だ!」−(中略)…

 「豪華な椅子というのはどうかな?」−“そうじゃない、グランドピアノだ”。「すごくいい、そしてピアノの上には一匹の驢馬…いや違う、二匹の腐乱した驢馬がいるんだ」−“最高だ!”……こうして、わたしたちはまったく説明なしで不合理なイメージを次々と思い浮かべていった。(注:たぶん「」がブニュエル)

 … 同書には、コーティングされた写真のページも随時挿入されていて、興味ぶかく読みすすむ助けをしてくれます。(念のため)「アンダルシアの犬」というタイトルは、詩人ロルカの暗喩として命名されたようですね。

 … なお、すでに記した、ダリのアリ集めについては、ブニュエルが頼んでおいたこと、でしたが、やはりダリは手ぶらで、手分けしてパリ中探し回ったことは"そのとおり"でしたよv(^o^)v




690. 多謝御教示眼球剃刀逸話 司馬叡  2003/06/21 (土) 20:42
葉月さん、ひでかずさん、青龍堂さん、どうも有難うございます。
言われてみれば何のことは無い技法ですね。あのシーンに月に雲を通過させるシーンをダブらせるのはダリの発案だというようなことをダリの伝記映画かドキュメンタリーで観たことがあります。眼球に剃刀というアイデアはどっちが出したんでしょう?




688. (*゚▽゚)/゚・:*【祝】*:・゚\(゚▽゚*) miduamama [URL]  2003/06/20 (金) 22:30
おめでとうございます。3周年”
ここの、サイトを知って。うれしい!!の、一言でした。
首ぶっとんで、鼻から、カーネーション出すぐらい!(*⌒д⌒*)アハ
感激!!でした。
これからも、(゚-゚*)ヨロシク♪
場違いな「タイムトラベラー」も観ていただいて・・
TVは、カット場面が、すごい多いので。フリークとしては、「心配」なのですが、観ていただいただけ、「感じ」をわかってていただいたで、うれしいです。(T△T)うぅ

クリスも、エルトポも、・・・・・・・・・・・・
わたしには、「同じ!!」興奮!なのです!v( ̄∇ ̄)ニヤ




687. 祝電からアンダルシアまで 青龍堂 [URL]  2003/06/19 (木) 22:00
  〜開設3周年おめでとうございます!!〜\(^0^)/

 みなさんこんばんは。
 3周年ということで、新参者は下がっておこうと思ったのですが、、最初に伺ってからあと少しで早や1年になることに気づき、「あ、なら大丈夫だ」と思い直しました^^)/。

 前サイト終盤、散文file「手帖3」にポランスキーの「マクベス」の紹介記事をUPしたさい、本文末尾に葉月サンの「ポランスキーfile」のリンクを張り、そのあと、正式な「リンク集file」にもこちらのHP・TOPへのリンクを張った、という次第でした。さきほどbbsログを拝見したところ、「2002/08/08」に、御挨拶をかねた最初の書き込みをしておりました。

 せっかく「アンダルシアの犬」の話題がでておりますので、祝電にかえて、そのエピソード関連でひとつだけ参加させてください…ね。m(_ _)m 

 上記「手帖3」の最後に『 BUNUEL LORCA DALI 』(ブニュエル・ロルカ・ダリ)という本を紹介しているのですが、この中にも「アンダルシアの犬」制作時のエピソードがすこしあって、確かここでは、劇中うじゃうじゃでてくる(ぅー;)「アリ」を集めるのに苦労した話がでてきたように記憶しています。(図書館の本なので手元にはありません)

 予定どおりパリに戻って早々に撮影の臨戦体勢に入っていたブニュエルに対し、なかなかスペインから戻ってこないダリ。「なにやってたんだ!」と詰め寄ると、「アリを集めてたんだ」とダリ。 ぁり?^^;;  しかし、結局かんじんの蟻は集められず、急きょ全員で手分けして、汗だくでパリ中探しまわったという、ちょっと笑えるエピソードが載っていました。

 カミソリのシーンについては、撮影秘話のかわりに、ブニュエル、ダリともに、「きわめて美しい場面」として捉えていたことが、主に記されていたのではないかと思います。

 ●見るために両瞼をふかく裂かむとす剃刀の刃に地平をうつし

 寺山修司のこの1首は「アンダルシアの犬」にヒントを得て生まれたのではなかったかな。 / …ちなみに上述の本には、スペインでの寄宿舎時代から互いに影響しあい、終生因縁の深かった3人の芸術家のいわく言い難い深い関係性と、内乱時、グラナダで射殺され、早世した詩人ガルシア・ロルカの、ダリ、ブニュエルに与えた影響がいかに大きいものであったかがたんねんな記述でしたためられており、研究本としてもおすすめできそうな1冊ではないかと、思います。




686. 拝 復 U 青龍堂 [URL]  2003/06/19 (木) 21:55
葉月サン、みなさん、こんばんは。
Resありがとう^^)/です。m(_ _)m

>葉月サン

 「ジェラシー」。…ほんと魅せる見せ方で、人物の座るソファの背後とかでも、巧く映すんですよね。ぱ〜ッと絵画がひろがる感じで、うっとりするんですよ〜

 ベルトリッチの「ラスト・タンゴ・イン・パリ」は有名な映画ですけど、ハッキリした記憶がないので、「見逃した名作&迷作」の1本かもしれません。しかし、同様に判然としないながらも、かなり話題になった記憶だけはハッキリ覚えているのが、同じベルトリッチの映画「シェルタリングスカイ」。

 原作はポール・ボウルズの小説「シェルタリング・スカイ」。このbbsでも葉月サンがいつか書いていらっしゃった映画「ビートニク」のファンならピンとくるかと思いますが、ギンズバーグやケルアックやバロウズといったビート詩人たちが、1950年代後半から60年代にかけて、漂流先として海をわたり、頼っていったのがアフリカ西海岸、砂漠の美しいモロッコ・タンジールで生活をしていた作家ポール・ボウルズ。

 昨秋ネットで上映された「ポール・ボウルズの告白 -シェルタリング・スカイを書いた男-」 は、ポール・ボウルズ本人の回想をフィルムに収めたドキュメンタリー映画で、久しぶりに彼とニューヨークで再開するギンズバーグ、バロウズの姿も挿入されています。

 ビート詩人たちが逗留したその時期にもうひとり、イギリスからやってきていたのが画家のフランシス・ベーコン。お互いに交流があったことは、映画の回想にもでてきます。

 同じweb-siteで、そのベーコンを描いた「愛の悪魔/フランシス・ベーコンの歪んだ肖像」という映画を、今年に入って上映したんですよね。

 この映画には、メタフィジカルに丸まった黒光りのする裸体が、奇妙な運動を繰り返すショットが、サブリミナル的に随時インサートされるエグイ手法が駆使され、暗く、ねっとりした感じが、よく表現されていました。

 「愛の悪魔」「ポール・ボウルズの告白」は、ともに【ZAQ】という関西系web-siteのNet配信(無料)で観たんですが、これまで「ジュビリー」や「エドワード2世」など、デレク・ジャーマンの「パンクで同性愛な作品」をよく上映してきましたね。ケン・ラッセルの「肉体の悪魔」では美術を担当したらしいので、ビジュアル演出はそれなりに定評はあるようですけど…

 現在は、行定勲監督の「閉じる日」を上映中です。




685. 拝 復 T 青龍堂 [URL]  2003/06/19 (木) 21:38
葉月サン、みなさんこんばんは。
Resありがとう^^)/です。m(_ _)m

>鳩子サン

 シーレの画面には、切り取ったような「鋭い角度」があり、それを色彩感のある勁いタッチで描いてゆくので、おのずと強烈なインパクトを与えますね。シーレの作品に馴染んでくると、やがてクリムトの静かで豪奢な世界があらためて、そのむこうに、ぱあっとひらけてくる感じ、あります。

 シーレの世界に驚愕して、クリムトの世界でまた腰を抜かす。ウィーン世紀末のアートシーンは、彩り豊かな異才の花で満開、です。

 ゴッホについては、ほんとに気の毒な気がするんですよね。命を削るようにして切り拓いた作品世界が、何事も金勘定でしか判断できないような人たちの「取り引き」に利用される。

 他の画家の作品もそうですけれども、動産処理の話題になればなるほど、砂を噛むような、というか、がっかりするような思いが、募るものですね。ドライな発想も持てないわけではありませんが、1つ1つの作品は、それぞれの画家が一世一代かけて追究し創りあげた、血の通う作品ですからね。なんといっても…

 「ゴッホの手紙」は、えーと、破門は?…ともかく^^)/、手にする機会があったら1度お読みになってみるのもいいかなと…。論より証拠で、炎の画家の「炎のありか」が見出せるかもしれませんし…、そこからまた、アートのあらたな地平が見えてくるかもしれませんし…ね。




684. Re^2: 眼球に剃刀シーン(ネタバレ) ひでかず [URL]  2003/06/19 (木) 20:21
> ブニュエルのインタビュー本で読んだ記憶があるんですが、子牛の顔を使ったらしいです。毛を剃って。

わたくしは,ひとの肉体を傷つけるようなシーンが生理的にダメで,「アンダルシアの犬」も見てないんですけど,先日買った『フランス映画史の誘惑』という本(中条省平著,集英社新書,2003年 1月)(まだ読んでません)に次の記述を見つけましたので,ご紹介します.

ブニュエル自身へのインタビューによれば、あれは模型や特撮ではなく、本物の牝の子牛の目のまわりの毛を脱毛し、そこにメーキャップを施して、ほんとうに剃刀で切開したのです!(p. 73)

ついでに,この作品に対する著者の評価の部分も引用しておきます.

いまや一九二〇年代の前衛映画の多くが、大げさなイメージのせいでかえって色あせて見えるのにたいし、『アンダルシアの犬』は七〇年後の現在でも、見る者に大きな衝撃をあたえます。それは眼球の切開や腐乱死体のたんなるスキャンダル性によってではなく、合理的な脈絡を欠いたイメージの連続のなかに、われわれの無意識に働きかける深く非合理な衝動がみごとにすくいとられているからです。ブルトンのシュルレアリスムの理論にたよることなく、ブニュエルは超現実主義の本質である夢と無意識の力をスクリーンにじかに定着したのです。(p. 74)

ながながと引用して失礼しました.




683. Re: 眼球に剃刀シーン(ネタバレ) 葉月  2003/06/19 (木) 16:47
司馬さん、こんにちは(^^)

> あのシーンって実際の女優さんの眼球に剃刀を当てて撮影してるんでしょうか?

↓イメージが崩れるのがイヤだという方は読まないでくださいね↓




ブニュエルのインタビュー本で読んだ記憶があるんですが、子牛の顔を使ったらしいです。毛を剃って。読んだときは「?」って思ったのですが、言われればそんな気になってきます。白黒だからごまかせたのかな。眼球はナマモノであったということですね。

「アンダルシアの犬」については映画のページ「幻想・悪夢」のカテゴリで取り上げたいと思いつつ進んでおりません(^^;)
眼球喪失のカテゴリでも作ろうかしら…




682. Re: 3周年 葉月  2003/06/19 (木) 16:31
vincentさん、司馬さん、お祝いの言葉ありがとうございます(^^)
実はお二人の書き込みを拝見して初めて3年目ということに気づきました(笑)

更新をほとんどしていないナマケモノなサイトではありますが、ここまで続けてこられたのは、こちらに書き込んでくださった皆様方のおかげであると確信しております。本当に感謝しております(^^)

> 今週、グルメ旅行に行き、おいしいものばかりで、太りすぎました。
> 天気悪いので、皆様体調にお気をつけくださいませ。私が一番悪いのかな。クリムト、ダリ、モネ、ゴッホなども見てきましたよ。

心身ともにグルメなご旅行だったのですね。うらやましいです。
ホントにじめじめで梅雨明けが待たれますね。くれぐれもご自愛くださいませ(^^)




681. 眼球に剃刀シーン(素朴な疑問) 司馬叡  2003/06/19 (木) 14:38
鳩子さん、葉月さん、こんにちは

あのシーンって実際の女優さんの眼球に剃刀を当てて撮影してるんでしょうか?
それじゃ女優さんは片眼失明必至ですよね。
「アンダルシアの犬」の撮影当時は特殊効果は発達してないはずだし。
なんか初歩的なトリックがあるんでしょうか?
年来の疑問です。ご存知の方教えてください。

遅ればせながら3周年おめでとうございます




680. 3周年 vincent  2003/06/19 (木) 10:43
おめでとうございます。

今週、グルメ旅行に行き、おいしいものばかりで、太りすぎました。
天気悪いので、皆様体調にお気をつけくださいませ。私が一番悪いのかな。クリムト、ダリ、モネ、ゴッホなども見てきましたよ。ポーラ美術館インはこね。良い展覧会です。1800円。しかし空いているんで安いかも。
3年前というと、あれ、あまり記憶にないです。店が中途半端だからかな。とりあえずおめでとうございます。




679. Re: アンダルシアの犬 葉月  2003/06/19 (木) 01:39
鳩子さん、こんばんは(^^)

> 先日までワタシのHPに貼ってあった「アンダルシアの犬」の眼球切り裂きシーン。衝撃でした。といっても、直視できないのであのシーンは見てないのですが・・・

はっておられたのですか〜それは見たかった!あのシーン、私は繰り返し見たのでナレました(笑)私の中でも印象に残るシーンです。白黒だからよけいに効果的だったのかな。月と雲のシーンとの交差がすばらしいです。ぜひ次回は直視してくださいませ(^^)「アンダルシアの犬」は冒頭のこのシーンだけでなく、すべて印象に残っています。腐ったロバとピアノ、手首にたかる蟻、砂浜のトルソ状の人間。リンチのページでも書きましたが、映画人に与えた影響ははかりしれないのでしょう。

私の場合、印象に残っている作品は「アンダルシアの犬」はじめ古い映画のシーンが多いですね。ベルイマン「第七の封印」で死神とチェスをするシーンとかフェリーニ「甘い生活」で砂浜に打ち上げられたエイとか。こちらで取り上げている5人の監督作品でいうと数え切れないので今日はやめておきます。

> 「白い家の少女」で、ジョディ・フォスター

他の作品もですが、この作品の彼女はすばらしいですね〜。

> 「バタリアン」(1か2かは忘れました)で、半身の犬の標本が動き出すシーン。大笑いしました。ホラーって笑えると教えてくれたのはバタリアンです。

私も笑いました!場内爆笑でした(笑)「スペースバンパイア」や「死霊のはらわた」「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の続編も笑えました。笑えるホラーはヘビメタと格闘技が似合いますね。

> (今時「破門」ですよ・・・トホホ)

鳩子さんにはお気の毒ですが、ある意味とても貴重な経験ですよね(^^;)




678. Re: アマゾン。 葉月  2003/06/19 (木) 01:15
miduamamaさん、こんばんは〜お久しぶりです(^^)

> ホドロフスキー!
> ?(・・。)アタシ?も、アマゾンで、予約しました。

「魔よけ」ですか(笑)「サンタ・サングレ〜聖なる血」は大いに期待してくださいね。「ホーリーマウンテン」も再見してくださいませ。新たな魅力が見つかるかも。

ところでウォーケンさんの「タイムトラベラー」WOWOWでやっていたので見ました!とても楽しめました(^^)ウォーケンさんとシシー・スペイセクさんが夫婦で…なんて面白くないはずがないですよね!おかしな二人なんだけど違和感ないんですよね(笑)あとブレンダン・フレイザーが「チャンス」や「ビッグ」のような印象でよかったです。ありがちなギャップネタでもかなり笑えました。おすすめいただきまして感謝しています(^^)




677. Re: 怪奇と絵画の点と線 葉月  2003/06/19 (木) 01:07
青龍堂さん、こんばんは(^^)

> 『ジェラシー』というアート・ガーファンクル出演のイギリス映画(1989年/監督ニコラス・ローグ)を見たことがありますが、エゴン・シーレとそのお師匠グスタフ・クリムトの作品が室内の場面にふんだんに使われていて、圧巻だった記憶があるんですよ。

この映画見たいんですよ〜。レンタル店で探してもなかったのですが、BSでやってたんですね。「赤い影」のニコラス・ローグだから映像がきっと素晴らしいんだろうなと。青龍堂さんの書き込みを読んでますます見たくなりました!

>  シーレとクリムトの作品は、17〜18年ほどまえ、あまりにショッキングだったので2日続けて足を運んだ「エゴン・シーレとウィーン世紀末展」〜伊勢丹美術館〜で実物を見たことがあり、

1986年ですよね。私もこの展覧会(in神戸)2日間行きました!青龍堂さん、鳩子さんのおっしゃるように「衝撃」でしたね。

> 安田火災「ひまわり」落札にからむ個人的なマル秘エピソードも併載しておりますので、興味をもたれる奇特な方がいらっしゃいましたら、おひとつ^^)/ ごらんください。

興味深く拝見しました。貴重なエピソードですよね。クリムトはいくらで落札されたのか気になりますね(^^)価値と価格は違うのですね。あたりまえですが個人個人によって。

映画の中の絵画といえば、ベルトルッチの「ラスト・タンゴ・イン・パリ」のフランシス・ベーコンが印象に残っています。というか、あのタイトルバックがなければ私にとって作品の魅力は半減していたかもしれません。




676. Re: 一生忘れないシーン 葉月  2003/06/19 (木) 00:49
vincentさん、こんばんは(^^)
「ブリキの太鼓」を引き合いに、怪奇と幻想、エログロで残るシーンというつもりで書いたのですが(説明不足でしたよね)でもいろいろ挙げてくださって嬉しいです(^^)どれも印象的な名シーンですね。

> 「サルートオブジャガー」

「ブレードランナー」「12モンキーズ」脚本の人が監督しただけあって近未来風景が面白かったですね。この頃までのルトガー・ハウアーかっこよかった〜!

> 「テナント」
> もおかしいですが、怖いのは印象に残らないかも。

私は怖いほうが残るんですよね。スプラッタは全然ダメですが、心理的恐怖シーン。フェリーニの「悪魔の首飾り」のラストシーンでは1週間眠るのが怖かったです。でも好きな映像なんです(笑)心に残るシーンすなわち好きなシーンなんでしょうね。

> 「ムーランルージュ」いい映画ですか?

ユアン・マクレガー好きなんで私はおもしろく見ましたが…私の周りではあまりよい評判聞かなかったです。ミュージカル嫌いが多かったからかもしれませんが。




675. 梅雨ですね・・・ 鳩子  2003/06/15 (日) 23:04
皆様こんばんは

葉月さん
「エゴン・シーレ/愛欲と陶酔の日々」教えていただきありがとうございます。・・・すごいタイトルですね。
坂東真砂子原作の映画は他に「死国」がありますが、予告を見ても触手が動かなかったので見てません。この他にも映画化されているかどうかは解らないです。

心に残るシーンですが
先日までワタシのHPに貼ってあった「アンダルシアの犬」の眼球切り裂きシーン。衝撃でした。といっても、直視できないのであのシーンは見てないのですが・・・
「白い家の少女」で、ジョディ・フォスターが、床下に隠した死体が見つからないように重いテーブルが乗ったカーペットを引っ張るシーン。幼い頃見たのですが、このシーンだけ焼きついています。
「バタリアン」(1か2かは忘れました)で、半身の犬の標本が動き出すシーン。大笑いしました。ホラーって笑えると教えてくれたのはバタリアンです。
今思いつくのはこんな感じです。浪漫のかけらも無いですね・・・

青龍堂さん
ワタシが始めてシーレの絵を見たのが、5〜6年前に安田火災ビルで開かれたウィーン世紀末展でした。クリムト目当てで足を運んだのですが、それまで名前も知らなかったシーレの作品に一目で魅了されました。まさに眼から鱗。
その時「ひまわり」も見たのですが。ガラス張りのあまりに厳重な展示室に驚いてしまいました。同ビルの別の展覧会で同行者と「ゴッホはこんな扱いをのぞんでいるのか」と話しながら帰ったのを思い出しました。


「ゴッホの手紙」は、テオとのやりとりの手紙云々の本でしょうか?もしそうならワタシが破門された絵の師匠が愛読されてましたが、ワタシは読んでないです(今時「破門」ですよ・・・トホホ)




674. アマゾン。 miduamama [URL]  2003/06/14 (土) 23:56
ホドロフスキー!
?(・・。)アタシ?も、アマゾンで、予約しました。
「エル・トポ」の感動以外、
ホリーマウンテンは、イマイチ・・・。だったので、未見の、「聖なる血」1枚だけでも・・と、迷ったんですが、特典もあることだし、
わたしに、問っては、「魔よけ」のつもりで、「デラックス」予約し、あした。(*⌒д⌒*)アハ
日常「マインド」で、雑事・苦悩いろいろありますので、この映像は、
「間よけ」=「魔よけ」に、「瞬間」の感動を呼び起こしてくれるものだと!
特に、マニアではないですが、大金払ったのでした。(^◇^)ケッケッケ...




673. 怪奇と絵画の点と線 青龍堂 [URL]  2003/06/13 (金) 00:27
みなさんこんばんは。
葉月サン、vincentサン、Resありがとう^^)/です。m(_ _)m

 えっと、ディーバのお話はちょっと置いといて^^;;、以前BSとケーブルTVをともに視聴していたころ(今はともにnon視聴T;T)、BS2で『ジェラシー』というアート・ガーファンクル出演のイギリス映画(1989年/監督ニコラス・ローグ)を見たことがありますが、エゴン・シーレとそのお師匠グスタフ・クリムトの作品が室内の場面にふんだんに使われていて、圧巻だった記憶があるんですよ。

 シーレとクリムトの作品は、17〜18年ほどまえ、あまりにショッキングだったので2日続けて足を運んだ「エゴン・シーレとウィーン世紀末展」〜伊勢丹美術館〜で実物を見たことがあり、その記憶に照らしても、映画の中にしばしば登場する絵画は素晴らしいもので、ついそっちに気がいって、映画の筋書きを追いそこなうほどでした^^ヽ。

 撮影時のカメラワークもよかったんでしょうね。劇中の絵画、という点では、この映画はおすすめできるかと…、思います。

 vincentサンご指摘の「ゴッホの手紙」は、ぼくも躊躇しないで推挙したい一冊です。20代のころ小林秀雄訳で読みましたが、まるで精神分析医のような「ゴッホの明晰さ」に度肝を抜かれたのをよく覚えています。

 今年、画家の故・中川一政氏が所有していた「農婦」が、オークション時、オランダサイドの鑑定の結果ホンモノと認証され、高値で日本人が落札し、ニュースが列島を駆けめぐったことがありましたが、そのことを散文file(電脳「花鳥風月」2)に「ゴッホの災難」というタイトルで原稿として載せました。安田火災「ひまわり」落札にからむ個人的なマル秘エピソードも併載しておりますので、興味をもたれる奇特な方がいらっしゃいましたら、おひとつ^^)/ ごらんください。

 リンクfile1には、内容の充実している「ゴッホの生涯」というサイトもUPしておりますので、こちらもよかったらついでにおひとつ^^)/どうぞ・です。(長年好きな画家ロートレックの映画については、今ちょっと思いだせないので、いずれまた…)

 ポオについては、葉月サンのほうが、ずっと詳しいはずです^^;;。ここでは、幼な妻として結婚し早世した従妹のバージニアのお墓に、毎夜足を運んでは号泣して過ごしたという、ポオの稀有なエピソードをご紹介して結びにしたいと思います。m(_ _)m




672. ジェーン・バーキン vincent  2003/06/12 (木) 02:22
この人は
「アニエスB.によるジェーンバーキン」と「ジュテーム」が良いです。
特に後者、美しすぎる顔。両性具有とはこういうことを言うのでしょう。
うっとりします。
「エゴンシーレ」の映画はいまいちだった記憶があります。画家が出てくるか扱った映画ではクルーゾーの「ミステリアスピカソ(だったと思う)」が良いです。
カラバッジオも好きですが映画はいまいち。映画って構図を大事にしますのでその中で、画家の絵は邪魔になるのかも。生き様を描くとまた最悪な人生が画家は多いですよね。ミケランジェロなんてとてつもない人生です。
しかし本ですが「ゴッホの手紙」はいいですね。画家でロートレックがらみで質問ですが「ムーランルージュ」いい映画ですか?これも何回見ても途中で止めたまま。みんな評価しているんですが。。私は変態。




671. 一生忘れないシーン vincent  2003/06/12 (木) 02:11
思いつくまま。
「ウェストサイド物語」のアメリカのダンスシーン
「サウンドオブミュージック」のドレミの歌
「明日に向かって撃て」の雨に濡れても、とラストシーン
「十戒」のあのスフィンクスみたいなのが移動するシーン
「ホワイトナイツ」のバリシニコフのキーロフもどきの舞台で名前忘れた、ロシ
アの反体制フォークシンガーの歌をバックに踊るシーン
「コンタクト」で宇宙人が発する暗号の意味を飛行機の中でジョディフォスター
が教えてもらうシーン。
「シェルブールの雨傘」で別れのときのアパートや駅の壁の色とその構図。
ずっと映画ばかり見ていたのでこんなまともなことしかかけないですが
ほかにも「サルートオブジャガー」や「荒野の七人」「ワイルドパンチ」などの
作品は忘れがたいシーンがあります。
はい関係ないことですみません。「サイコ」の最後は怖いですね。「テナント」
もおかしいですが、怖いのは印象に残らないかも。
ダンス、バレエが好きなのはばればれですね
>ヴィスコンティBOX
あの初期の作品はきになります。あとはあまり好きでないです。熊座の、とか、山猫あたりかと。




670. 過去ログアップしました 葉月  2003/06/11 (水) 23:02
皆さん、こんばんは(^^)
過去ログ4〜5月分をようやくアップしましたのでお知らせします。

現在アマゾンでDVD予約すると15%オフだとかで、先日予約していたホドロフスキーBOX解約して再予約しました。ヴィスコンティBOXも気になりますね。皆さんはDVDどちらで購入されてるんでしょうか。お得情報がありましたら教えてくださいm(_ _)m




669. Re: こんばんは 葉月  2003/06/11 (水) 18:23
鳩子さん、こんにちは(^^)

> シーレの映画、あるの知りませんでした。タイトルを教えていただけないでしょうか?

「エゴン・シーレ/愛欲と陶酔の日々」(1980)です。ちょっと邦題がヘンですけれども。(ヘルムート・バーガーの「サロン・キティ」の邦題よりマシかな)ジェーン・バーキンも出ています。音楽はブライアン・イーノで、頽廃ムードは出てました。地味だけどね。製作はオーストリアです。

> 「リリィ・シュシュのすべて」岩井俊二監督。胸が引き裂かれました。痛いです。
> あとは監督名はあまりおぼえていないのでタイトルだけ。
> 「ヴァーサス」ゾンビ系です。演技が最高(低?)です。笑えます。
> 「ケモノがれ俺らの猿と」鳥肌実の演技が永瀬を喰ったといわれる作品。あれは演技ではなく素だと思います。
> 「ウンタマギルー」小林薫、戸川純出演の沖縄映画です。
> 今、塚本晋也の「六月の蛇」が見たいです。

「リリィ・シュシュのすべて」「六月の蛇」以外は初めて聞きました。和製ホラーというのも観てみたいですね。情報ありがとうございます。

> 坂東真砂子の書く女性は控えめで芯が強くて美しくて、とても魅かれます。

同感です。「蟲」から読んでいますが小説は好きです。映画化けっこうされているのかな。「狗神」の映画化知りませんでした。




668. Re: エッセンスだけ 葉月  2003/06/11 (水) 18:14
vincentさん、こんにちは。
50000おめでとうございます\(^o^)/(何も出ませんが…)

1000字オーバーで元に戻るでも消えてしまいますか?やはりテキストに書いてコピー&ペーストがラクですよ〜。もったいない。鳩子さん同様、消えた文章が気になります〜。

> 原田監督、
> 「狗神」いいです。シャーマンの話。四国に詳しいと面白さがわかります。

おもしろそうですね。私の好きな題材だしビデオ借りてみますね。
消えてもこりずにまた書いてくださいませ(^^)

そうそう、邦画を映画館で観ることはあまりないのですが、「ゲロッパ」は見ようかな〜と思ってます。ジェームス・ブラウン目的で。来日公演のチケットも予約しましたし(^^)監督さんは全然知らないんだけど。バラエティでは見かけるけど映画はおもしろいんかな。




667. Re: ブートCULT盤 葉月  2003/06/11 (水) 18:03
香気さん、こんにちは(^^)
HPの雰囲気また変わってましたね〜?

> そうそうストーンズ(ロバート・フランクの?)の「コック・サッカー・ブルース」って前にロッキン・オン誌の広告に載ってた事がありましたね。無理して買っておけば良かった。

この映画はストーンズの本で紹介されていたけど監督名は書いてませんでした。ロバート・フランクが監督したのでしたか。彼はストーンズのアルバムジャケット製作もやってましたね。内容の過激さに見たいな〜と思っていたけど、ビートニク直系作と聞けばさらに見たくなりました。あ、でも雑誌広告のブートビデオ買ったことがありますが、悲惨に悪い映像で泣いたことがありました(T-T)

> 原田真人がお嫌い?私は好きなのですよ。邦画の低迷期に気を吐いていた一人。なのでメジャー作が続いてるのが嬉しい。

他の作品は観たことがないので何とも言えませんが、カメラの動きが私にはあいませんでした。プロジェクトXで見たあさま山荘のほうが迫力を感じたんですが、あえてああいう撮りかたをしたのかな。


> この監督の「さらば映画の友よ」はCULT作と呼んでいいかも。拓ぼん(川谷拓三)が「タクシー・ドライバー」のデ・ニーロばりに怪演を見せる快作ナリ。




666. Re: カルト映画の豊かな残影 葉月  2003/06/11 (水) 17:41
青龍堂さん、こんにちは(^^)

>  ポオのイマジネーションに凄みがあって、よく知られている詩「大鴉」1篇をとってみても、暗い部屋の天井近くに悠然と陣取って、ときどき魔王のような言葉を発する大鴉(おおがらす)の不吉なイメージなんか、いったいどっから湧いてくるんだろう? という感じです。

うんうん。ポオのイマジネーション、大好きです。このサイトの怪奇と幻想というのもポオにあやかろうとつけたものですが…(^^;)ブラッドベリも独特のイメージをかもしだす作家さんだと思うのですが、それだけにポオと並んで映画化は難しいようですね。「大鴉」も30年代に映画化されているようですが、未見です。ベラ・ルゴシ、ボリス・カーロフ出演というので見てみたいです。ロジャー・コーマン監督、ヴィンセント・プライス主演の作品もいいですね。

>  エンドロール後も観劇者を安心させない「鳥」の暗示性は、動機なき殺人が増加するその後の社会を先取りしている、と捉えたとしてもさほど「後づけのそしり」を受けるものではないでしょう……

「鳥」のラストもいろいろな捉え方がなされていますね。彼方に見える空の複雑な色が希望なのか、不安なのか。ヒッチコックも大好きです。名作はもちろんヒッチコック劇場も毎回見ていました。熊倉さんの声があってたな〜。

> (「悪魔のいけにえ」「悪魔のはらわた」「死霊のはらわた」は1〜2作見ている気がするんですが区別がついていません:謝^^)、

わかります(笑)邦題っておもしろいですよね。「悪魔のいけにえ」は1のみオススメです。デニス・ホッパーも味があるんだけれども…
関係ないけど、最低な邦題ってホラー映画に多くないですか?(笑)

> 腐乱した馬のクビに鰻うじゃうじゃ

皆さんの心に残る映画のワンシーンってどういうのですか?
よかったらお聞かせくださいませ>ALL




665. arara vincent  2003/06/11 (水) 16:35
キリ番50000でした。
ここのリンクからいろいろと飛んでいますので
ごめんなさい。
おめでとうございます。5万アクセス。今後の発展を切にお祈り申し上げます。
本日暇なんで、こんなことかいてます




664. 連続でごめんなさい 鳩子  2003/06/10 (火) 12:11
言葉が足りなかったかなと思いまして・・・
「リィリィシュシュ・・」の、「痛い」とゆう感想は、「心が痛い」の痛いです。「イタイ」の意ではないので・・・
言葉の世界で言葉足らずはいけないですね。すみません。

「家畜人ヤプー」の映画化!凄い事になりそうですね〜
なるべくCGや合成無しで・・・って無理ですね(笑)




663. こんばんは 鳩子 [URL]  2003/06/09 (月) 23:54
葉月さん>
シーレの映画、あるの知りませんでした。タイトルを教えていただけないでしょうか?

邦画お勧めの一品とゆうか、印象に残った作品は、こんなかんじです。
「リリィ・シュシュのすべて」岩井俊二監督。胸が引き裂かれました。痛いです。
あとは監督名はあまりおぼえていないのでタイトルだけ。
「ヴァーサス」ゾンビ系です。演技が最高(低?)です。笑えます。
「ケモノがれ俺らの猿と」鳥肌実の演技が永瀬を喰ったといわれる作品。あれは演技ではなく素だと思います。
「ウンタマギルー」小林薫、戸川純出演の沖縄映画です。
今、塚本晋也の「六月の蛇」が見たいです。

vincentさん>
HPに来ていただいて有り難うございました。
せっかく書き込みしていただいたのに消えてしまったなんて残念です。消えてしまった文が非常に気になります。

「狗神」は坂東真砂子の小説が好きで原作を読んだ後、ビデオで見ました。天海夕希(漢字違うかな?)が美しかったです。
坂東真砂子の書く女性は控えめで芯が強くて美しくて、とても魅かれます。







662. エッセンスだけ vincent  2003/06/08 (日) 19:13
葉月様 鈴本香気様
原田監督、
「狗神」いいです。シャーマンの話。四国に詳しいと面白さがわかります。
青龍堂様
ポオについてこれからいろいろと教えてください。実は映画はほとんど小説は所有は1点もないと思います。

下のは阿弥陀堂が悪いといっているのではなく
貧乏して笑うしかないと、このおばあちゃんのいっていることが冗談と聞こえて大笑いします。店で今見てました。
またかきますね




661. 皆様こんにちは vincent  2003/06/08 (日) 19:05
阿弥陀堂だより、いかがでしょうか?
また1000字オーバーで全部消えてしまいました。ご挨拶だけ。
私は先に進まなくて、困ってます。このDVD.貧乏している人が見る映画ではないような気がする。ある程度の年収をもったサラリーマン向けでしょうか?また元気が出たら投稿いたします。1000字オーバーの消えるのもう嫌だ。




660. ブートCULT盤 鈴本香気  2003/06/08 (日) 13:45
今日は皆様。

> 「憂国」の件は、ひでかずさんのおっしゃるように奥様の意向で破棄されたと私も聞いたことがあります。

言葉通りだったら、世の中に海賊版なんてものは無くなるのでして。
国内に現存していない、と言われていた古い邦画フイルムが田舎の土蔵から発見、なんて話も聞きますからね。
スタンリー・キューブリックの処女作のフイルムも何だかんだ言っても、フイルムはかなり現存していて、上映会も開かれているようですしね。
ジャン・ジュネ「愛の唄」も、佐藤重臣と寺山修司とでは入手した8mmは別バージョンだったらしいですし。

そうそうストーンズ(ロバート・フランクの?)の「コック・サッカー・ブルース」って前にロッキン・オン誌の広告に載ってた事がありましたね。無理して買っておけば良かった。
前にって、もう数年前の事でしたが・・・。
西新宿のレコード店で、こっそりと入荷する事あるでしようが、最近は堂々とブート盤の広告が載せられなくなりましたからね。
それよりもR・フランクのオリジナル作品を観たい。


> 「突入せよ!あさま山荘事件」を見て「時間を返して〜」って思わず叫びそうになりました(^^;)

原田真人がお嫌い?私は好きなのですよ。邦画の低迷期に気を吐いていた一人。なのでメジャー作が続いてるのが嬉しい。
この監督の「さらば映画の友よ」はCULT作と呼んでいいかも。拓ぼん(川谷拓三)が「タクシー・ドライバー」のデ・ニーロばりに怪演を見せる快作ナリ。




659. カルト映画の豊かな残影 青龍堂 [URL]  2003/06/05 (木) 03:30
みなさんこんばんは。
鈴木香気サン、Oサン、葉月サン、Resありがとう^^)/ です。m(_ _)m

 ポオのイマジネーションに凄みがあって、よく知られている詩「大鴉」1篇をとってみても、暗い部屋の天井近くに悠然と陣取って、ときどき魔王のような言葉を発する大鴉(おおがらす)の不吉なイメージなんか、いったいどっから湧いてくるんだろう? という感じです。

 ヒッチ・コックの世界もポオとすこし重なる点がありますが、「サイコ」「めまい」「モロッコ」など終盤に辻褄のあうオチが用意されているところに、惜しい気もしたり……。そういう意味では、「鳥」は若干異色ですね。

 まるで明確な意思を持っているような鳥の集合と攻撃性。しかし、他の作品と違い、劇中では、その生態や原因を解き明かす十分な説明はなされないまま……

 エンドロール後も観劇者を安心させない「鳥」の暗示性は、動機なき殺人が増加するその後の社会を先取りしている、と捉えたとしてもさほど「後づけのそしり」を受けるものではないでしょう……

 投票1位の「シャイニング」(キューブリック)、4位の「羊たちの沈黙」、6位の「エクソシスト」 (「悪魔のいけにえ」「悪魔のはらわた」「死霊のはらわた」は1〜2作見ている気がするんですが区別がついていません:謝^^)、など意外にメジャー系の怖い作品が並びましたが、これは「恐怖」という要素のほかにも、複数の魅了する面を併せもった作品であることの証明、ともいえそうですね……


追伸1)グリナウェイの食卓風景。腐乱した馬のクビに鰻うじゃうじゃ。(ぅー) お察しの通り紙面の都合で割愛した箇所です^^)/ >葉月サン
追伸2)1文字ずつ2度再投稿でナンバー飛んでます。発熱中ゆえ…(深謝 m(_ _)m




655. Japanese Cult 葉月  2003/06/04 (水) 23:36
司馬さん、こんばんは(^^)
ひでかずさん、お久しぶりです(^^)

「憂国」の件は、ひでかずさんのおっしゃるように奥様の意向で破棄されたと私も聞いたことがあります。一度は見てみたいですねぇ。

皆さん、お好きなカルト映画にけっこう邦画を挙げておられますね。
私は邦画はほとんど見ないのですが、ある人に以前、「邦画食わず嫌いは人生半分損してるよ」って言われました。
皆さんの邦画オススメの一品がありましたら教えてくださいませ。

ちなみに先日WOWOWでやっていた「突入せよ!あさま山荘事件」を見て「時間を返して〜」って思わず叫びそうになりました(^^;)邦画が体質にあわないのかなぁ。乱歩映画、塚本監督作品はけっこうみておりますが全部は見てないです。石井監督「ねじ式」は面白いと思いましたが「好き」とまでは。

「家畜人ヤプー」が映画化されないかなぁと思っているのですが無理でしょうか(笑)




654. Cult Movie?その2 葉月  2003/06/04 (水) 23:32
長くなったので分けました。

そうそう。「血を吸うカメラ」のDVD出たんですね。「ウィッカーマン」と同時発売で。「ウィッカーマン」好きですが、あまりカルトって感じはしませんでした。クリストファー・リーはこれを自分の代表作に挙げておられますね。


青龍堂さん>
お久しぶりです。HP拝見しておりますよ(^^)
挙げておられたグリナウェイ、シュレンドルフは映像がキレイですが生理的に残りますよね。グリナウェイの食卓風景や「ブリキの太鼓」の馬のクビに鰻がうようよ(^^;)

ポオの映画化どれもいいですね〜。Oさんが挙げておられた「赤死病の仮面」は原作共々大好きで、こちらの映画ページでも紹介しています。しかし一番好きなポオの映画はやはり「世にも怪奇な物語」でしょうか。

vincentさん>
> はじめの「時じくの香の木の実」ぶったまげました。内容は巫女の話ですが、これもエロいこと。

山岸作品の魅力の一つにエロティシズムがあると思います。少女マンガなのに(?)自慰シーンがけっこうあったりして。文春文庫で手軽に読めるようになりましたので、他の作品もよかったらお読みになって感想教えてくださいませ。神話が好きな私からは「月読」なんてオススメです。

(vincentさん、長文になりそうなときは、メモ帳などのテキストにざっと書いておかれてコピー貼り付けされるとラクですし、せっかく書いた文章が消えずにすみますよ〜)

鳩子さん>
HP拝見しております(^^)
エゴンシーレは私も好きなんです。彼の映画ご覧になられましたか?

> 先日アンディ・ウォーホル監修の「Blood for Dracula」と「HEAT」を見ましたが、このへんもカルトなんでしょうか?

カルト映画の話題では必ず出てきますね。これのフランケンシュタイン版「悪魔のはらわた」と一緒に。ウド・キアがお茶目な「処女の生き血(Blood for Dracula)」も笑えてヨイですが、「悪魔のはらわた」の不思議な世界も好きです。研究室のインテリアとか今見ても新鮮で。音楽がミスマッチなのもポイント高いです。

> 「私の人形は良い人形」を読んでから、人形が怖くて部屋にぬいぐるみさえ置けなくなりました。

うん、確かにあの人形は怖かったですね。「汐の声」「ネジの叫び」のほうが眠れなくなりましたが。でも本当に怖いのは「人間」だと山岸作品を読んでいると考えさせられます。




653. Cult Movie? 葉月  2003/06/04 (水) 23:28
カルト映画って、Oさんが書いておられるように「Favorite Movie」ですよね。香気さんの「会場で暴動が起こる映画」ってのもおもしろいですが。私にとっては「好き」をわかちあえる人がいないのが寂し〜ような、でも知られたら寂し〜ような、そんな微妙な感情をともなう映画です。こちらにいらっしゃる方々とは好みの重なる部分も多く、カルトという言葉の意味がなくなってしまうような。嬉しいことではありますが。

香気さん>
「愛の唄」ジャン・ジュネ、これ見たいです。DVDとか販売されてます?ジュネ関連ではファスビンダー「ケレル」しか見ていないので。
「スクール・デイズ」はリー作品の中でけっこう好き。
そうですね、「ショーシャンク〜」は好きな映画ですがカルトという響きには縁遠いような感じですね。

Oさん>
お久しぶりです(^^)
「燃え上がる生物」「知られぬ人」…は私も大好き。というか、他に挙げておられたのは未見なのです。Oさんの好みはカルトの枠さえも超越していると思いますよ〜。

> 残りの40本

調べてみたけど探せませんでした。メジャー誌なのでこちらにいらっしゃる方々には目新しくもないラインナップかもしれませんね。

マイカルトはマイサイトで取り上げている監督たちの作品でしょうか。特にクローネンバーグの初期はゾクゾクするくらい。うしろめたい「好き」なのです。

vincentさん>
> ハイドパークのローリングストーンズのライブ

私もこのライブ好きです。「悪魔を憐れむ歌」は今のところこのパフォーマンスがベスト。最後にポール・マッカートニーがチラッと映るのもおもしろいですね。「ギミー・シェルター」もいいですし、「パフォーマンス」のミックも美しかった〜。Oさんが挙げておられた「Cocksucker Blues」私も一度は見てみたい!ピンクフロイドのライブはピンクの豚を見ました。箱根ライブをご覧になられた方のお話を聞いてみたいです。

「アンナ・パブロワ」いいですね。「赤い靴」「ニジンスキー」などバレエを扱った映画って好きです。「薔薇の葬列」と「薔薇の王国」(これは見ました)カンチガイしてました。ピーターといえば、その昔、山岸凉子さん原作のドラマにも出ていたそうな。これこそ一度は見たいです。

> ほとんどミーハ-でここから追い出しを喰いそう。

そんなことございませんよ。カルトもミーハーも「好き」の同義語であると思っています。どんどん書き込んでくださいませね(^^)




652. Re: フェルナンデス 葉月  2003/06/04 (水) 23:15
> ところで、ドミニク・フェルナンデスという作家がいます。
フランスの戦闘的同性愛作家なのですが。
彼がパゾリーニに乗りうつって描いたと言われる小説「天使の手の中で」をご存じですか?

澁澤龍彦全集にドミニク・フェルナンデス書評(「シニョール・ジョヴァンニ」)がありますし、パゾリーニと聞けば、「天使の手の中で」読んでみたいです。アマゾンではヒットしなかったのですがどこで購入できるのかなぁ。

皆さん挙げておられるカルト映画はそれぞれ個性が出ていますね。素天堂さんには、今までカテゴリ別にベストを挙げていただいておりますが、

http://homepage2.nifty.com/weird~/sutendo.htm

カルト映画といえばどんな感じになるのでしょうか。よかったら教えてくださいませ(^^)




651. あらまあ vincent  2003/06/04 (水) 18:45
O 様
>ロバート・フランクがドキュメントした
"Cocksucker Blues"は、

まったく知らないです。ロバート・フランクもしらないです。
ストーンズのねたでは、MISS YOU くらいまでですかね。まともなのは。ライブが良いバンドですね。
ライブしかよくないのは「グレイトフルデッド」これは一度は観た方が良かったバンドです。ピンクフロイドこれはさすがにありません。
THE WHOはもう落ちたとき、キースムーンがいないときに観た。
どっかデ昔壮絶なる議論をしたんですが
「ベルベットゴールドマイン」あれはイアンマクレガーがミスキャスト、と私が主張して、駄作と言い切っていたんですが、以外とマニアに受けているんですね。デビットボウイ好きな人間には、あいつじゃ、だめだというのはすぐにわかります。そういえばQUEENとかも良いバンドでしたね。ちなみにボウイで最高のライブは「ジギースターダスト」ではありません。THE STAGEです。きっぱり言い切る。と思います。




650. いつかどこかで O  2003/06/04 (水) 03:45
連続投稿で失礼。

vincentさん、こんばんは。
ローリングストーンズといえば
ロバート・フランクがドキュメントした
"Cocksucker Blues"は、
自分にとっての
> 一度は観たい
映画です。
「小さな恋のメロディー」は傑作です。
再見の価値ありです。たぶん。
きっと、メロディ・フェアを
口ずさんでしまいますよ。
ドミニク・サンダ。自分は好きです。
目の前にいたらどきどきしちゃいます。
ジェラルディン・チャップリンも
大好きなのですが。
良い映画に出ていますよね。

司馬叡さん、こんばんは。
大木裕之特集があるとは知りませんでした。
大木裕之の撮影。というか、
まなざしがとても好きです。
言葉で上手く薦められないので
マイ・カルトなのですが。
ご覧になっておもしろくありますように。
駄目なら悪しからず。

青龍堂さん、こんばんは。
エドガー・ポー原作で観た中では
ロジャー・コーマンの
「赤死病の仮面」が好きです。
怖いというか綺麗というか。

鈴本香気さん、こんばんは。
「メカスの映画日記」は、
マイ"Cult Book"です。

"Aladdin Sane 30th Anniversary"
隠しトラックの件は知りませんでした。
なんで隠すんでしょうね。
隠しても良いのだけれども。
結局、邦版を買ってしまうのだろうな。
くやしいですね。

「ショーシャンクの空に」は、自分も意外です。
も一回、観てみようかなと思うくらい意外。
よく憶えていないもの。

最近の娯楽映画って
誰も見たことのない画。とか
誰も真似できない画。とか
表現が先にあってそれを楽しめって感じで
なんだかなのですが。
ヒッチコックは、
そうではなかったと信じてたりします。
「鳥」の鳥目線は、いまや誰でも真似しますが
やはり「マトリックス」に勝っていると思うのです。

ひでかず さん、こんばんは。
「憂国」は、割合近年に東京のライブハウスで
自主上映されていたそうですよ。
そのときはビデオだったようですが。
海外に出ているフィルムもあるだろうし
望めば、いずれ。
どこかで観られるのではないでしょうか。

関係ないですが
いま東京のフィルムセンターでは
「発掘された映画たち2003」という特集をやっています。
不完全ながらも70年前の映画が発掘されたりしていますからね。

では、また。




649. 瘋癲カルト日記 O  2003/06/04 (水) 03:45
葉月さん、みなさん、こんばんは。

明日だか明後日だかに。
「イディ/チャオ!マンハッタン」が
DVDで出るようですね。
最近、いわゆる"Cult Movie" の
リバイバルの時期なのでしょうか。

しかし。
"Cult Movie" という言葉の前では
やはりなんだか羞渋せずにはおられません。
ベストとか選んでおいてなんなんですが。
なんででしょうね。

大体。"Cult Movie"って、なにさ。
恋愛映画とか戦争映画とか。ジャンルでもないし。
好きな映画なら"Favorite Movie"で良いわけだし。
なにをもって"Cult"なんでしょうね。

80年代の頭の頃に出版された
Dany Peary の"Cult Movies"を読むと。
ポール・モリセイの"TRASH"の項目の
前が、アステア主演の"TOP HAT"で
次が、ヘップバーン主演の
"TWO FOR THE ROAD"(いつも2人で)だったりします。
アルファベット順なのですけれどもね。
3本とも好きな映画だけれども
ひとつの括りで語るのなら
「オレっちの好きな映画」としか
言いようがないですよね。
「好きな」は"Favorite"だとして
「オレっちの」とか「オレっちが」とか。
さらには「オレっちだけが」というような
「オレ」な部分が"Cult"なのかしら。
「オレ」の素っ裸を
お披露目する露出的な悦びが
羞じらいのもとなのか。
ちなみに
"TOP HAT"の前は
"THE TEXAS CHAI SAW MASSACRE"(悪魔のいけにえ)
"TWO FOR THE ROAD"の後は
"TWO-LANE BLACKTOP"(断絶)
このあたりは、
万人共通の"Cult Movie"っぽいイメージかも。
どうでしょう。どうかしら。




648. こんばんは vincent  2003/06/04 (水) 02:38
司馬叡 様
カルト教団の話は、ねえありそうですもんね。怖いですけど。現実というのは怖いですね。
でも私の投稿は冗談モードでした。ごめんなさい。

ひでかず 様
こんにちは、私はほとんど新人です。
「憂国」たぶん映画自体はどこかに残っていると思います。私は
写真集の「憂国」持っております。高かったなあ。三島氏は書誌がしっかりしているので確か研究しやすかったと思います。しかし雑誌の投稿が以外と忘れられているんですね。ポイントは婦人公論あたりかな。かなり連載あったもん。ということでフィルム現存に1票です。




647. はじめまして ひでかず [URL]  2003/06/03 (火) 22:11
これまでもっぱらROM(ごくたまにですけど)してました.
書き込むのははじめてです(と,おもいます).

ちょっと気になったんですが,「憂国」って,まだ存在しているのでしょうか?
未亡人の意向ですべてのフィルムを破棄した,と,聞いたことがあるのですが・・・.




646. カルト教団 司馬叡  2003/06/03 (火) 13:05
こんにちは、vincentさん
カルト教団が作るカルトフィルムですか。オウムは政治的な集団っぽいですよね。むしろ、現今の白シロ団の方がやってる事の方が

現代美術のインスタレーションとみなせるかも。だから期待できます。(何を)




645. こんにちは vincent  2003/06/02 (月) 22:28
鳩子さまのHP拝見しました、
BBSに書き込んだんですが、1000字オーバー内容が消えてしまい、書き込むの断念しました。山岸涼子の話題でした。

>「サイコ」は最高
に対応。サイコはこの10数年みていないんですが怖いですよんね。ラストにかけてすごいです。で観ることができない映画です。「鳥」に至っては映画館途中で出ました。怖い。しかし「血を吸うカメラ」予約している私。おかしいかも。ヒッチコックはかなり変態ですよね。脱がそうとしている姿勢一貫してます。グレースケリーも脱がそうとしたんです。
>ポール・モリセイそのものがCULT
これ、いまDVDセットでているんですよね。買うか迷うんですが、ベルベットアンダーグラウンドはみんなエイズだし、迷ってます。
ところで今「JIA]見ているんですが、コカイン良いんでしょうかねえ。
主人公がコカインで崩れていく映画で結末があたしの感性と違うもの
「スカーフェイス」
「JIA]
「ブロウ」
カルトといえば
連合赤軍とか最近ではオウムは自分達で映像作っていないんでしょうかねえ?これはカルトになると思うなあ。
コンクリート詰め事件とか、あれは裁判の内容、事実なんですかね?
日本人も欧米人なみに犯罪もなったかなあ。自分は犯罪する体力はないですね。持論、犯罪は体力がなければできない。ストーカーなんて暇じゃなければできないもん。そんな暇あるならバイトしますね。



644. 蓼喰うカルトもすきずき 鈴本香気  2003/06/02 (月) 19:59
Oさん、お久ぶりです>

> 「Aladdin Sane 30th Anniversary」
> なんてのも出てました。

これ何やら隠しトラックがあるそうな。
新曲のクリップでしょうか?

CULT=アート・フイルムとは思っていないのですが、やっぱし「ショーシャンクの空」ってのはね・・・って感じでして。
これ原作と全く違うでしょう?S・キングは「シャイニング」の時みたいに怒ったりしなかったのでしようか?「カマ堀りシーンが無いじゃねぇか!」なんて。


vincent&司馬さん今日は>

「憂国」は観たいですね。
何やら昨年は”右側”のお方が上映会をしたとか。東京にて。
しかし会場は”事務所”ですからね。行った人の話を聞くと、別に勧誘なんてされなかったよ。とは言うものの、やっぱしビビリます。


青龍堂さん今日は>

「サイコ」は最高!と洒落でもないんですが、何故か「映画術」をちょうど読んだばっかしでして、初めて即興演出した「鳥」が気になって仕方がありません。
で「映画術」での極論は、撮影前に絵コンテ書いておけよ!ですからね。当たり前でしょうに。


鳩子さん今日は>

ポール・モリセイそのものがCULTですから。「処女の生血」って確かポランスキーが出てたのでは?
モリセイには「HEAT」の路線で行って欲しかった〜。まパロディーって事では同じですけども。

ジョナス・メカス「メカス日記」を読んだらウォーホルが「スリープ」を上映した時、会場は暴動寸前になったそうですね。「金、返せ!」の大合唱になったとか。
まるで渡辺文樹「ザザンボ」みたい。
会場で暴動が起きるのがCULTの条件でしょうか?

長くなってスイマセン。失礼します。



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