戻る

2005. 12. NEXT

↓一番下から始まります↓



1432. Re^2: よいお年を コーキ・スズモト  2005/12/31 (土) 22:26
今年も大変、お世話になりました。

ポール・モリセイのBOXって、かなり無茶な企画ですね。良く通りましたね、そんな企画が。
でも「フレッシュ」や「トラッシュ」が、簡単に観られるようになれば、この監督の評価も変わりそうなので、ちょっと期待もしたりして。こっちではホラー監督、って印象が強いし。

「ウーマン・イン・リヴォルト」は監督もキャリアから消したがっているみたいだけど・・・そんなに悪い作品かな?
確かに、かなり大味に出来だけど・・・。「トラッシュ」でハリー・ウッドローンの魅力に触れた人だったら、それなりに見所は多いと思うのですが・・・。

DVDバブルの恩恵では、やっとロバート・アルトマン「ジャックポット」が発売されて、楽しませてもらいました。この頃のエリオット・グールドの男臭は魅力的なんですよねー。
次は「雨に濡れた舗道」「三人の女」・・・と続いてほしいものです。

それでは来年も宜しくお願いいたします。




1430. Re: よいお年を 葉月  2005/12/29 (木) 16:22
リカさん、Oさん、皆さん、こんにちは。

> 今年最後に劇場でみる映画をなににしようかと迷いつつ

私は先日ハリー・ポッター「炎のゴブレット」観たのですが時間的にこれが今年最後の映画になるのかなぁ。できたらもう1本観たいですが。
皆さんは何をご覧になられましたか?
また感想お聞かせください!

「インバル・ピント・カンパニー」せっかく教えていただいたのに見逃してしまいました〜残念。

アール・ブリュット展も興味深いですね。関西でも開催してほしいな。

> BOXで2セットにもなるようで、両方購入すると
ポール・モリセイの初期短編入りの
おまけディスクがもらえるそうです。

「ウーマン・イン・リヴォルト」とは別にですか?
「フレッシュ」「トラッシュ」も字幕ナシでしか観たことないのでこのBOXは魅力ですね。

> いまこそ。"怪奇"と"幻想"を大切にしなくては。

本当ですよね。
メディアとは逆意見かもしれませんが、想像力が豊かであればあるほど事件は起こらないと思うのです。これからも怪奇と幻想の文学や映画やアートにきちんとふれていきたいです。

それでは皆さん、良いお年をお迎えくださいね。
毎度のことですが、スローペースによくぞお付き合いくださいまして本当に感謝しております。
来年もどうぞよろしくお願いいたします(^^)




1429. よいお年を O  2005/12/29 (木) 06:11
葉月さん、みなさん、こんばんは。

今年最後に劇場でみる映画をなににしようかと迷いつつ
それ以前に仕事が納まるのかと焦りまくりの年の暮れ。
みなさんは、いかがお過ごしですか。
もうあとわずかですね。

と。以下、季節感無視で物欲まみれの話題ですが。

アンディ・ウォーホールの、といいつつ
ポール・モリセイのDVD-BOXを購入。
単体で出るのは知っていたのですが
BOXで2セットにもなるようで、両方購入すると
ポール・モリセイの初期短編入りの
おまけディスクがもらえるそうです。
それが一番欲しいわけなのですが。

で。こちらは、まだ現物を手にしていませんが。
エディション・イレーヌからは
ジャン・ジュネの『愛の唄』が刊行されたようです。
と。まあ、詩集のほうですけれども。

リカさん
書き込みを拝見して思い返すに。
カレル・ハヴリチェックは、悪夢に近い実験アニメ
というか。悪夢そのもののように思えてきますね。
へたなたとえばかりで申し訳ないのですが。
いま思い至ったイメージでは
『世にも怪奇な物語』のウィリアム・ウィルソンの話。
な感じ。

インバル・ピント・カンパニーは、
楽しんでいただけたようでよかったです。
言ってた自分が結局は見逃してしまったのですが。
甲殻類みたいのは印象に残りますよね。
舞台で観たときに想起したのは。
ちょっと違うけれども。デヴィッド・リンチの
『インダストリアル・シンフォニーNo.1』に出てくる
なんだか足ながの生きもの。
さらに違うけれども。
マシュー・バーニーの『クレマスター・サイクル』の
へんな生きものたち。
www.emfoundation.co.uk/cremstills/images/C3_08.jpg
www.emfoundation.co.uk/cremstills/images/C3_05.jpg
www.emfoundation.co.uk/cremstills/images/C5_14.jpg
でした。

と。年の瀬。

世の中はてんてこ舞いで。なんだかどんよりな印象に傾き。
現実が"怪奇"と"幻想"を蹂躙しまくるこの頃。
という気がしてなりません。
いまこそ。"怪奇"と"幻想"を大切にしなくては。
なんて風にも思います。

今年も一年。好き勝手言い放ちっぱなしで失礼いたしました。
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

葉月さん、みなさん。
新しい年がすてきな一年でありますように。




1427. Re: パラレル・ヴィジョン リカ  2005/12/15 (木) 20:33
Oさん、こんにちは。

>>みていると寂しかったり不安になったりするけれども
>>どこかなつかしい感じ。

ほんとにそうですね。ハブリチェックを見てると
不安にかられてやたらドキドキしてしまいます。
東欧アニメに近いものを感じますか? 
私はチェコアニメの大ファンなんですが、
いろんなテイストのものがありますもんね。
トルンカやティールロヴァーよりもぐっとグロテスクな
悪夢に近い実験アニメのほうでしょうか。
ラミレスは気持ちが冴え冴えとして心地よくもあります。
とにかく点数を見てないので、たいした感想が言えなくて。

TV放映を教えていただき、
「インバル・ピント・カンパニー」先日はじめて観ました。
ヘンな生き物が多くて楽しかったです。
特に「ブービーズ」の前足(手)の長い甲殻類みたいのが
とても気に入りました。あの長いのつけて歩いてみたい気も(笑)。
「オイスター」はオモチャ箱なイメージ。
どっちもコスチューム可愛いし、中国、モンゴル、中近東圏(ぽい?)
音楽もなかなかステキでした。今度はナマで観てみたいです。




1426. インバル・ピント・カンパニー O  2005/12/11 (日) 00:35
葉月さん、みなさん、こんばんは。

明けて10日の22:21分から、NHK教育の「芸術劇場」で
イスラエルのダンスカンパニー
"インバル・ピント・カンパニー"の
『ブービーズ』と『オイスター』が録画中継されるようです。
以前、ちらっとご紹介したものです。
www.setagaya-ac.or.jp/sept/jouhou/inbal_pinto/

ご参考まで。




1425. パラレル・ヴィジョン O  2005/12/08 (木) 00:10
葉月さん、みなさん、こんばんは。

「アール・ブリュット」展。
リカさんのまねというわけではないのですが
マルティン・ラミレスとカレル・ハヴリチェック
には自分も惹かれました。
みていると寂しかったり不安になったりするけれども
どこかなつかしい感じ。
マルティン・ラミレスの絵は、
なぜか『ツインピークス』を思い出します。
どこかが似ているとかではないのですが
なんか赤い部屋から覗いた光景というか。なんか。
カレル・ハヴリチェックは、やはり東欧アニメの印象。かな。
あるいは。『指輪物語』の指輪から覗いた光景。とか。

「パラレル・ヴィジョン」展は、とても刺激的でした。
それまでも。"アール・ブリュット"の定義で
括れるのかどうかわかりませんが。
たとえば、ゾンネンシュターンなんかには
とても惹かれていましたけれども。
"ああいった"ものを、あそこまでまとまってみられたのは、
あの展覧会が最初でした。
アルトーの映画なんかも上映されていましたよ。
その前後から資生堂が定期的に催していた展覧会や
世田谷美術館のほかの企画でも興味深いものがありました。
これからも。観られる機会が増えそうですね。
まずはヘンリー・ダーガーの映画が早く公開されますように。

冬休み映画。『ディア・ウェンディ』もみたいです。
トマス・ヴィンターベア監督の前作『セレブレーション』は
ドグマ作品のなかでもすきな1本でした。
今回、脚本はトリアーですが、これもドグマ作品なのかしら。
あと『ロバと王女』の修復版も楽しみです。




1418. Re: アール・ブリュット リカ  2005/12/01 (木) 19:08
ご無沙汰してます。ウンパルンパとかグリム兄弟のこととかも書きたかったのですが、もう時期をはずしてしまいました。
葉月さん、私も『キング・コング』観たいです〜(^^)。『ホテル・ルワンダ』は日本公開が危ぶまれたので署名運動がおきてましたが、ついに公開されることになりましたね。

ところで先日、Oさんが紹介されていた「アール・ブリュット」展行ってきました。芸術新潮11月号の特集が気になり、アール・ブリュットという言葉を初めて知ったのですが、展覧会までは気づかなかったのでありがたかったです。
思ってた以上の数が展示されてました。これが無料で観られるというのも、シセイドウさんこのご時世に太っ腹です。

入るとすぐにヘンリー・ダーガーの絵が目に付き、貼っつくように観てしまいました。近寄ると…思ったより大きい、というか長いんですね。巻物みたい。
私は輸入本の画集しか持っていないんですが、いずれ翻訳本『非現実の王国で』入手しなきゃ。

端切れやそのへんの紙にフェルトペンやボールペンで描き込まれたものも多く、空間を埋め尽くすように強迫的パターン、反復模様が広がってるのも、精神の病を患った人たちの絵画創作の特徴かもしれません。アドルフ・ヴェルフリ、ヤンコ・ドムシッチ、オーギュスタン・ルサージュといった人たちの絵も目に焼き付きましたが、特にマルティン・ラミレスとカレル・ハヴリチェックの作品に惹かれました。
ヴェルフリの画集、アマゾンでバーゲンしてたので、早速購入してしまいました。

それにしても、93年の「パラレル・ヴィジョン:20世紀美術とアウトサイダー・アート」展観たかったです。2003年の「ヘンリー・ダーガー展」もだけど。
遅ればせながらこれを機に少しずつ出会っていきたいです。


上へ戻る