by「名香智子パーティー」のSIMAさん
順位 | 作品名 | 発表年と収録本 | コメント |
1 | 「緑の誘惑」 | 1980年 (新書館ペーパームーンコミックス「緑の誘惑」) |
呪われたエメリヨンの血をつぐミソギニュアのエミールと淫乱なフォンタンジュの二人の最期は暗闇の中で・・・緑の目シリーズ中最も怖い作品。 |
2 | 「白魔」 | 1992年 (双葉社 Best of 名香智子2 「破鏡」) |
身勝手な許せない人たちを次々と自分の手にかける硝子はかつて見合いをした刑事と結婚したあとも犯行を重ねる。硝子は狂気か病気か正気か!? |
3 | 「危険な微笑」 | 1996年 (双葉社 恐怖怪奇2戦慄の館) |
弟と二人暮しの鹿沼瑞花はふとしたことから誤解されストーカーの被害にあうが、ラストはその父親と結婚。無邪気な微笑みとその状況を納得する弟が一番怖い。 |
4 | 「鴛鴦」 | 1988年 (双葉社 ミステリー選集1巻」) |
中国人曹武は婚約者の鴛鴦を殺した相手を探しに来日するが、ついに見つけた犯人に対する復讐方法は巧妙にして残酷、鬼都の子を産ませることだった。 |
5 | 「孔雀草」 | 1988年 (双葉社 ミステリー選集3巻) |
不実な夫に苦しめられた神回葵はニューヨークに逃げた夫を魂となって追いかけ餓死させる。化け物となった妻が憐れにもおぞましい。 |
6 | 「レディに捧げる殺人物語」 | 1985年 (角川書店 ASUKA COMICS 「レディに捧げる殺人物語」) |
フランシス・アイルズの原作があるものの、ランディ・アスガースのろくでなしぶりと非情ぶりはこわすぎる。ASUKA創刊時に連載されたもの。 |
7 | 「夢魔」 | 1999年 (ミステリーJour1999年9月号) |
深夜の山道で轢いた男の死体を山中に埋めた若者達は、次々と鋭い刃物で体中を切らて死ぬ。最後に残った一人は不老不死になるが、それは恐ろしいことの始まりだった。全身切り刻まれて死んで行く三人とオチがかなり怖い。 |
(2000.11.1.)
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